島の三千本桜。岩城島・積善山展望台 – 3,000 cherry trees at Iwagi island

タグ: , , , , , ,

青いレモンの島として知られる岩城島(いわぎじま)。「岩城富士」の異名を持つ標高369.8m積善山(せきぜんさん)の展望台に登ると、3,000本の桜と360度パノラマの瀬戸内の絶景を楽しむことができます。

At 369.8 meters above sea level, Mt. Sekizen, the “Iwagi Fuji”, is located in the middle of Iwagi Island, Ehime prefecture. In the spring, “the celestial maiden’s robe of feathers”, a road lined with around 3000 sakura trees (cherry trees) comes into bloom… This time we’d like to introduce the evening sun as seen from one of Mt. Sekizen’s little-known spots, as well as another of the mountain’s highlights. (Stouchi Finder) 続きを読む 島の三千本桜。岩城島・積善山展望台 – 3,000 cherry trees at Iwagi island

瀬戸の絶景。しまなみ海道を眺める隈研吾さん設計の「亀老山展望台」 – Kirosan observatory park

タグ: , , ,

愛媛県今治市からしまなみ海道を渡っていく大島に、瀬戸内の絶景を眺めることのできる亀老山(きろうさん)展望台があります。亀老山は、標高307.8m、大島の南側に位置し、南西には来島海峡大橋があるので往来する船を眺めることができます。大島南インターから車で10分ほど山道を進むと、写真家の安藤喜多夫さんの提案により設けられたテラスがあり、夕暮れ時には多くのカメラマンが訪れています。

Kirosan Observatory Park
Kengo Kuma designed and built this observation deck that blends in with the surrounding natural scenery of the Shimanami.

One of the most marvelous viewing spots along the Shimanami Kaido. It is located on the top of Kirosan (altitude 307.8m) at the southern most tip of Ohshima. Witness a magnificent 360-degree panorama view of the Kurushima-Kaikyo Bridges, the Kurushima Straits tidal currents and also on a fine day “Mt. Ishizuchi”; the highest mountain in West Japan, from the observation deck (Imabari City Tourism Map) 続きを読む 瀬戸の絶景。しまなみ海道を眺める隈研吾さん設計の「亀老山展望台」 – Kirosan observatory park

絶景の瀬戸内海!一度は降りてみたい美しい駅「下灘駅」 – Shimonada station

タグ: , ,

「一度は降りてみたい!日本の美しい無人駅」としてもテレビや雑誌などで紹介され、最近ではInstagramの影響から国内外から多くの人が訪れる小さな無人駅が、愛媛県の双海町にあります。

愛媛県伊予市双海町大久保 [Google Maps]
Okubo, Futami town, Iyo city, Ehime pref., Japan

I admired the scenic view from the station. Shimonada Station is a railway station on the Yosan Line in Iyo, Ehime Prefecture, Japan. The station is very popular with photographers and tourists. The station is served by the JR Shikoku Yosan Line and is 222.4 km from the beginning of the line at Takamatsu. It is located on the older, original branch of the line which runs along the coast of the Seto Inland Sea. The tourist train Iyonada Monogtari runs on the coastal branch and makes a stop at Shimonada to allow passengers to take in and photograph the scenic views. One train times its arrival at sunset to catch the view of setting sun over the Seto Inland Sea. 続きを読む 絶景の瀬戸内海!一度は降りてみたい美しい駅「下灘駅」 – Shimonada station

Movies about travel at Shikoku and Setouchi islands, Japan – 四国・瀬戸内を海外発信している動画まとめ

タグ: , , , ,

Youtubeで四国や瀬戸内のことを海外に向けて発信している動画をまとめてみました。 

I’ve put together some movies about travel at Shikoku or Setouchi island in English

続きを読む Movies about travel at Shikoku and Setouchi islands, Japan – 四国・瀬戸内を海外発信している動画まとめ

愛媛の青島という猫の島がヤバイと話題に – cat island "Aoshima"

タグ:

愛媛県大洲市の青島(あおしま)という猫の島がヤバイと話題になっています。青島は、鰯(イワシ)の好漁場であることがわかり江戸時代初期に兵庫県赤穂から人がやってきて開かれた島で夏には県の無形民俗文化財の盆踊りが開かれるそうです。現在、島民16人(2012年)の漁業の島です。

Aoshima (Ao isand) which was located at Ozu city, Ehime pref. became a popular topic of conversation at website as a cat island. This island was once a fishing ground for many local fishermen in the early Edo period. People moved from Akou, Hyogo pref. to Aoshima. In summer, Bon Festival dance which is significant intangible folk cultural asset takes place at the shrine. Now population of the island is about sixteen. 続きを読む 愛媛の青島という猫の島がヤバイと話題に – cat island "Aoshima"

ラム感がすごい!今治のご当地菓子「ラムリン」

タグ: ,

友人からお土産にいただいたお菓子が素敵だったのでメモ。その名も「ラムリン」。西インド諸島原産地のサトウキビからつくられる蒸留酒、ラム酒を使った洋菓子です。銀の包み紙を空けたときに広がるラム酒の香り。ラム酒がたっぷり染み込んでいます。今治に行かれる機会がありましたらお試しください。 続きを読む ラム感がすごい!今治のご当地菓子「ラムリン」

コーヒーの飲めるアウトドアショップ「クロスポイント」

タグ: ,

愛媛県四国中央市にできた登山道具をはじめとしたアウトドアショップ「クロスポイント」。ボルダリングもあり、コーヒーも飲めます。店主さんのキャラクターも素敵でまた来たくなるお店です。 続きを読む コーヒーの飲めるアウトドアショップ「クロスポイント」

【食文化の民俗技術は全国初!】石鎚黒茶「記録すべき無形の民俗文化財」答申

タグ: ,

日本に4つある後発酵茶のうち、富山の「ばたばた茶」以外の3つはなんと、四国にあります。愛媛の「石鎚黒茶(いしづちくろちゃ)」、徳島の「阿波番茶(あわばんちゃ)」、高知の「碁石茶(ごいしちゃ)」。それぞれ独自の製法と伝統を持ち、発酵に使われる乳酸菌や麹菌も異なります。この度、愛媛県西条市の石鎚黒茶などの発酵茶の製造技術が、「記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財」として選ばれる見通しとなりました。食文化に関する民俗技術が選ばれるのは全国初です。 続きを読む 【食文化の民俗技術は全国初!】石鎚黒茶「記録すべき無形の民俗文化財」答申

新居大島 とうどおくり Toudo festival at Ni-Oshima island

タグ: , , , ,

愛媛県新居浜市の新居大島。車えび養殖とみかんや白いもの栽培が主な産業の人口300以下の小さな島です。スイス人のジャックさんのパン屋も有名なこの島で、「とうどおくり」という季節の行事が行われているというので行ってきました。

とうど祭りは、平安時代に宮中で行われていたものが、民間に定着したもので、「とんど」「どんと」「左義長(さぎちょう)」とも呼ばれ日本各地に広がっています。新居大島の「とうど」の特徴はなんといってもこの高さ10メートルの「とうどう」。正月飾りの門松・笹・注連縄などを集めて、大きな「とうどう」をつくって燃やします。

This is a traditional event in Oshima (An island 15 min. from Kuroshima Port by ship). People in this area collect kadomatsu (New Year’s decorative pine branches), bamboo, shimenawa (sacred woven straw festoons), to build a 10m high ‘Todo’ bamboo tower which is set on fire. Kagami-mochi (pounded rice dumplings) are baked in the ashes using any of the unburned bamboo sticks. It is said that one will remain healthy by eating zenzai (sweet red bean soup) prepared with this kagami-mochi in it. 続きを読む 新居大島 とうどおくり Toudo festival at Ni-Oshima island

苔むす森の喫茶店「苔筵(こけむしろ)」 Tea house covered with moss “Kokemushiro”

タグ: , ,

愛媛県宇和町の山の中を車で進んでいくと、美しい苔に覆われた杉林が姿を表します。ここは「苔筵(こけむしろ)」という名前の喫茶とギャラリーで、オーナーの村上さんがお父さまが使われていた棚田を5年かけてこの空間をつくりあげました。地下50mから組み上げた美味しい水でいれたコーヒーやお茶、地域のお母さんがつくったお饅頭などを頂くことが出来ます。

Be Healed by the Delicious Air & the Forest Floor Covered in Moss. In Seiyo, Ehime prefecture, there is a place that gives some healing to all those who visit. The name of that place is Gallery Tea House Kokemushiro.
After years of patient maintenance, such as planting moss daily and giving it water, Kokemushiro gives healing back to all who visit.Cultivated by the father of Mr. Murakami, the owner, the area used to be a terraced rice field. After taking over the field, it took him 5 years to create this environment. (Setouchi Finder) 続きを読む 苔むす森の喫茶店「苔筵(こけむしろ)」 Tea house covered with moss “Kokemushiro”

農家がつくるフェルミチーズの工房「醍醐」 愛媛県内子町 Daigo cheese factory

タグ: ,

山の上で青草を食む牛たち。その新鮮な生乳からつくられた発酵チーズの工房。こんな景色が四国にもあるなんて!干し草でなく、青い草を食べた牛の生乳は、βカロチンやビタミンEを多く含み色味も変わります。つくり手の顔が見える農家製の手づくりチーズ「フェルミエ・チーズ」。酪農とチーズ工房がとても近い距離だからこそできる本物のナチュラルチーズです。

I met beautiful landscape at Uchiko town, Ehime pref., Japan. I went Daigo cheese factory. They are running a dairy farm. To graze cattle―turn out cattle to grass―put cattle to pasture.
続きを読む 農家がつくるフェルミチーズの工房「醍醐」 愛媛県内子町 Daigo cheese factory

養蜂家 長生さんに会いに日本一細い半島、佐田岬へ

タグ: ,

愛媛県佐田岬と西予に
四国食べる通信の食材リサーチでやってきました。
佐田岬では2014年11月号で取材させていただいた
養蜂家の長生さんに約1年ぶりに会いに行きました。
続きを読む 養蜂家 長生さんに会いに日本一細い半島、佐田岬へ

島なみを楽しめる瀬戸内海のビーチをまとめてみました

タグ: , , , ,

瀬戸内海のビーチをまとめてみました。
太平洋や日本海の海とは違って瀬戸内海はとても穏やか。
海水浴するのには向いているかとおもいます。
瀬戸内海の島々を眺めながらの海水浴。なんとも趣があっていいですね。
私は神奈川県茅ヶ崎市で生まれ育ち、2010年に四国に移住してきたのですが
太平洋側のビーチとは全く異なる美しさが、瀬戸内海にはあります。
遠浅、白砂の穏やかな砂浜をぜひご覧ください。

I compiled information about beautiful beaches of Seto Inland Sea, Japan. When you go to Seto Inland Sea, please go and see the shoaling and white sand beach.
続きを読む 島なみを楽しめる瀬戸内海のビーチをまとめてみました

四国の山里 「あじさいの里」 -The Hydrangea Village at Shikoku

タグ: , , ,

愛媛県の四国中央市の新宮という山里にある「あじさいの里」 。
梅雨の終わり6月末頃になると2万株の紫陽花が咲き誇ります。

The Hydrangea Village at Shikokuchuo city, Ehime pref., Japan. You can see twenty thousand hydrangeas there.

日程:2017年6月25日(日)10時~  ※雨天決行
場所:新宮中野あじさいの里 [Google Maps]
愛媛県四国中央市新宮町上山3322(上山簡易郵便局)付近

Date : 25th June 2017 10:00- ※No postponement for rain
Address : The Hydrangea Village, Shingu [Google Maps]
3322 Ueyama, Shingu town, Shikokuchuo city, Ehime pref., Japan

参考:物語を届けるしごと » 雨だって退屈しない、梅雨の見所まとめ
Reference : There are many must-see sights in spite of rainy season.


Photo : 物語を届けるしごと » 夏も近づく八十八夜。四国も茶摘みの季節
The 88th day of spring. Picking of the first tea of the season.

お茶処としても有名な愛媛県の新宮(しんぐう)は、
紫陽花の名所でもあります。
高所なので他の場所より少し開花が遅めで、
6月末頃から7月頭に山の斜面に植えられた紫陽花が見頃を迎えます。
「新宮あじさいまつり」 では、モノレールやライトアップもあります!

Shingu is one of the most famous tea-producing sites in Shikoku. And it is known as a notable site of hydrangeas. Because the place is located at altitude, the hydrangeas are late in blooming.

抹茶だいふくが全国的にも有名な、
新宮の道の駅「霧の森」では素敵なカフェや遊べる川などもあるので、
あわせて寄ると家族連れでも楽しめますよ。

On the way there is a very elegant tea shop, the roadside station “Kirinomori”, where you can enjoy green tea and Japanese cakes while listening to the murmur of the river.


枯れかけの紫陽花も美しいですね。
Decaying flowers are also beautiful.

あじさいの里 | 四国中央市観光協会

新宮あじさいまつり
日程:2013年6月30日(日) 雨天決行
ライトアップ:開花時期~7月10日 19:30~21:00
場所:四国中央市新宮町上山3322(上山簡易郵便局)付近
問い合わせ:0896-28-6187 (四国中央市役所観光交流課)

The hydrangea festival
Date : 30th June 2013. (rain-or-shine event)
Place : 3322 Shingu town, Shikokuchuo city, Ehime pref., Japan.
Contact : 0896-28-6187

2011年

愛媛県四国中央市新宮町は、あじさいの里という愛称がつくだけはあって
ここに植えられているあじさいの数はなんと2万株。


斜面が開花前のあじさいでモコモコしています。


東屋があります。


あじさい斜面の上には茶畑や民家が点在しています。


なんとモノレールであじさいの斜面をのぼることができるようです。


この日はまだ動いてなかったのですが、想像するとちょっと面白そうです。


草刈り作業などの管理運営を350人ほどのボランティアでおこなっているそう。

雨だって退屈しない、梅雨の見所まとめ travel of rainy season at Shikoku

タグ: , , , , , ,

四国が梅雨入りしました。
オフシーズンと言われる梅雨にも、自然豊かな四国・瀬戸内には
いっぱい遊べる場所があります。
まずは、高松から日帰りでいけそうなところを自分用にまとめてみました。
Google Mapsにまとめたので地図をどうぞ。
少しづつ追加していきたいとおもいますので、オススメがあれば教えてください。
あじさい祭りなどのイベントはカレンダーをご覧ください。

In the rainy seasonw which is called “low season”, there are many places where you can enjoy in Shikoku and Seto Inland Sea. I put together Google Map and list of information. If you want to go some events, please check the event calendar.

P1011495.JPG

続きを読む 雨だって退屈しない、梅雨の見所まとめ travel of rainy season at Shikoku

【四国は茶処!】夏も近づく八十八夜。四国も茶摘みの季節 Picking of the first tea of the season.

タグ: , ,

お茶というと静岡や京都というイメージが全国的には強いかもしれませんが、
実は四国はお茶の一大産地です。
緑茶は、新宮茶(愛媛県四国中央市)、沢渡茶(高知県仁淀町)、四万十茶(高知県四万十町)、高瀬茶(香川県三豊市)など。全国的に珍しい発酵茶であれば、碁石茶(高知県大豊町)、阿波番茶(徳島県上勝町など)、石鎚黒茶(天狗黒茶/愛媛県西条市)。実に多種多様のお茶が四国各地で作られています。

そんな四国に茶摘みの季節がやってきました。「夏も近づく八十八夜♪」
The 88th day of spring. Picking of the first tea of the season is also now around Shikoku.

文部省唱歌「茶摘み」で歌われているとおり、
立春から数えて88日目である八十八夜の頃、日本各地で茶摘の光景がみられます。
As singing a school song “Chatsumi (Picking of the first tea)”,
farmers start picking tea leaves around May 2nd, the 88th day of spring.


四国のお茶処のひとつ。新宮(しんぐう)。
Shingu, Ehime pref., Shikoku, Japan. This area has long been famous for the production of quality green tea.


旧新宮村(しんぐうむら)は、人口1,700人の典型的な山村で、幹線道路から何百メートルも上がった高台にも集落が点在しています。

Shingu was a village located in Uma District, Ehime, Japan.
On 2004 Shingu was merged with other town to form the new city of Shikokuchuo.
As of 2003, the village had an estimated population of 1,653 and a density of 20.97 persons per km2. The total area was 78.82 km2.


完全無農薬や低農薬を売りにしたお茶が栽培されています。
第55回農業コンクールで名誉賞、第2回国際銘茶品評会で金賞を受賞。
“Shingu cha (Shingu green tea)” is particular about using organically grown ingredients.


高速のICから降りてすぐ、霧の森大福が有名な道の駅「霧の森」もあり、
カフェ食事処で新宮茶を楽しむことができます。
GWに四国をドライブされる際には新宮で立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
You can enjoy Shingu green tea at cafe and restaurant of roadside station “Kirinomori (mist of the forest)”.

今日は朝から愛媛県のお茶処、新宮(しんぐう)へ。四国食べる通信6月号では新宮茶の生みの親、脇久五郎さんから代々受け継がれてきたお茶をお届けします。お茶の若木の畑には植物性の肥料になる茅(かや/こえぐろ)が敷かれています。「茶」という漢字が、草と木の間に人が描かれているように、草も木も利用して生きるのが山岳民族の生きる知恵なのだとお父さんが話して下さいました。

DSC_5213

DSC_5063

DSC_4857

DSC_5092

DSC_5164

参考:脇製茶場

愛媛県境山間部の生活文化(平成5年度) – 生涯学習情報

親・子・孫三代のお茶つくり
 新宮茶の生みの親、育ての親といえば脇久五郎翁である。翁は昭和62年88歳で逝去されたが、茶業振興の功績によって、昭和51年(1976年)井邦賞、昭和53年県功労者表彰を受けた。また昭和57年7月4日のテレビ愛媛の『えひめ人その風土』で久五郎翁の茶に取り組む姿が放映された。

 「昭和29年(1954年)だったのう。村長(石川重太郎氏)に『ええ品種の茶があるんだが作ってみんか。』と言われてのう。崖から飛び降りる気持ちで始めたんだ……」当時新宮村の生業は、タバコ、ミツマタ、養蚕が主体であった。県の農事試験場工芸作物専門技術員の落合千年氏が、茶の品種としてヤブキタ種(昭和28年茶農林6号として農林省登録品種になった優良品種)の導入を積極的に指導した。それは新宮村は銅山川から立ち込める朝霧が発生すること。地形が傾斜地で排水もよく、緑泥片岩の風化土壌で茶の栽培に適していたこと。四国の石鎚山麓(ろく)には昔よりヤマ茶が自生していること。などの茶栽培の立地条件をそなえていたのである。

 石川村長や落合技術員の熱心なすすめがあったとはいえ、30年来タバコ作りをやってきて、茶に切り替えても成功するかどうか疑わしい。周囲の人々もどうせ失敗するだろう、無謀なことをするとみていた。10aの畑にヤブキタ苗を植え付けた。ときに久五郎翁は55歳であった。苗木の成育、施肥、晩霜対策などはじめての経験で試行錯誤の状態であった。研究書で勉強したり、先進地視察も度々行い研究をする。朝も昼も夜もお茶、お茶、お茶の生活であった。

 昭和34年(1959年)、初めて新茶を収穫した。静岡県茶業試験場で「香りは日本一」の折り紙がつけられた。久五郎翁は「あの感激は忘れられんのう。やっと報われたという気持ちでしたなあ。それにしても、苗木を植えて茶を収穫するまで、全然収入がなくて家族には苦労かけましたよ。」と述壊している。

 茶樹は挿し木して増やす。湿度とか土壌に恵まれていたので、挿し本の活着率もよかった。当時は、県内でヤブキタ種の導入を試みているが、成功したのは久五郎翁だけであった。苗木は村内の農家や県内の茶産地にも送られた。新宮村の茶の栽培はスローペースではあったが徐々に普及して行った。なぜかと言えば、この地域の山中にはヤマ茶がいくらでも自生している。山中に自生しているものを、なぜ畑に植えなければならないのか。というのが当時の村人の考えでもあった。そんなことで、茶栽培の初期には小面積の畑とか、傾斜が急で畑作に不便な場所に植えられてきた。それでも昭和45年(1970年)には村内に45haの茶畑が拡まった。
 次に苦労するのが、新宮茶の販売であった。当時茶といえば静岡や宇治の知名度が高く、新宮茶は市場でも全くといってよい程知られていなかった。

 久五郎翁の茶作りにかける情熱に感化されたのが、長男である博義さんである。昭和32年、33年の2年間、博義さんは静岡県の茶栽培農家に住み込んで茶の栽培や製茶の修業をすることになった。当時、交換留学の制度があって、静岡からは南予のミカン農家に来ていた。新宮村からは博義さんともう1人が静岡へ留学した。
 静岡から帰って、中古ではあるが製茶機械を買い、納屋を改造して製茶工場も作った。製茶はしたが、販売に苦労した。知名度もなく、信用もない。さらに山地での栽培で手摘みしかできない。九州や静岡の平坦地で、温暖な土地の生産にくらべ収量も少ない。どうしてもコスト高になる。

 当初のころは新宮茶の市場はなかった。荒茶問屋に売る場合も、飲んでみるとうまいなという顔をするが、いろいろ文句をつける。ヤブキタという品種に慣れていない。宇治あたりのソフトな味になれているので、「あくどい」とか「きつい」とか文句をつけて買いたたかれる仕末であった。これでは作っても採算がとれない。そこで消費者に直売することにした。博義さん自身が、お茶好きといわれる人々を尋ね歩いて、少量ずっだが飲んでもらうようになった。新茶ができるとその人たちに、新茶ができましたと一煎(せん)ずつ送って、新宮茶の宣伝に努力した。
 お茶はしこう品だけに、ヤブキタ茶は宇治茶に慣れた口には、きついがこくがある。一度飲んだら、結構まあヤブキタ茶のとりこになるという一面もあった。徐々にではあるが、新宮茶の得意もできてくるようになった。

 昭和34年(1959年)製茶工場を持った年に、宇摩郡の土居消費生協が発足した。土居生協から新宮茶購入の話があり、販路の安定をみることになった。その後、新宮茶は香りが良く、おいしいお茶と評価され、販売も伸びていった。また昭和56年(1981年)えひめ生協からも声がかかり納入することになった。新居浜の住化生協(現アイコープ)も新宮茶を取り扱うようになった。現在では新宮茶『脇の茶』の販売の大部分は生協である。

低農薬栽培から無農薬栽培へ
 脇の新宮茶をなぜ生協は、商品として積極的に導入したのか。新宮茶が香りが良く、おいしいということだけではなかった。新宮茶が無農薬栽培で、安くて飲んで安全な茶ということが大きな要因であった。
 博義さんは無農薬栽培について、次のように話した。「静岡から帰って、栽培や管理は、静岡で習った方式でやっていた。虫が出れば薬をかけるのが当然のことと考えていた。新宮で5月に茶摘みする時期は虫はつかないが、6月の二番茶の時期になると多少虫が出てくる。お茶の三大害虫はハマキ虫、ウンカ、ダニである。大発生すれば農薬を撒布していた。新宮では熱心な農家は農薬撒布するが、全然しない農家もあった。新宮の地形が傾斜地であったり、茶畑が家から遠いところにあったりして、撒布には不便である。農家の若い労働力不足ということもあり、撒布せずに済めば、これに越したことはないが、当初は越冬害虫を殺すため秋口に1回は撒布していた。新宮茶は低農薬で安全だということが、生協さんにとって大きな魅力であったんでしょう。消費者との懇談の中で、低農薬でなく無農薬でやれないかという話があったんです。」

無農薬栽培にふみきっだ動機
生協との懇談や申し入れがあった時期に、「昭和58年(1983年)に父親が入院する。続いて母親も入院する。めいも入院ということで、家内が看病の付き添いをする。それで1年間は茶畑は放置された状態でした。本当に茶畑はボロボロになっていました。静岡から茶摘機のメーカーの人が、秋口に来るという連絡があり、あんまりボロボロの茶畑をみせるのは恥ずかしいので、弟と2人で前日に剪定(せんてい)しました。」翌日の状況について、『こーぷらいふ』№66の「脇の茶特集号」に次のような記述がある。⑲
 「その翌日は、とても良い天気でした。脇さんは、茶畑を見ようと家の上に上がりました。その時です。脇さんは、強い衝撃を受けました。茶畑には、一晩のうちに、一面朝日を受けてキラキラと蜘蛛の巣が張っていたのです。前の日に剪定したばかりだというのにです。農薬をかけていれば、蜘蛛は死に、巣も張ることはできなかったはずです。末だに、その光景は忘れられないと言います。『これが、天敵利用ということなんだな』と脇さんは直感しました。『理屈では分かっていても、なかなかそこへ踏み切ることは難かしいというのが本音だったのですが、それを見て、こりゃ、いけるなと。うちは当然やるし、他の農家にも呼びかけたんです。』と話された。」
 その翌年から、天敵を利用した無農薬栽培に踏み切ることになった。現在はクモ以外にもハチやテントウムシなど、自然の生態系利用で新宮村では無農薬栽培が定着している。

無農薬栽培のための土作り
 脇さんは、「無農薬で作るための絶対の条件は、土作りです。新宮村では茶の代表的な病気はモチ病です。病気に耐えられる茶樹を作るには、有機物を土にたくさんすきこむことです。」と言う。だから窒素成分の多い化学肥料は使用しない。魚粉、油粕、たい肥を茶畑の溝にまき、その上に山草やカヤを土壌の敷草とする。除草剤を使用しないから、夏場は草とりが大変であるが、山草を敷くことは、土壌に有機質の補給と、雑草の繁茂を防ぐ一石二鳥の役割を果たすことになる。

新宮茶の栽培と製茶
 脇さんところでは、茶の栽培を始めたころは5反百姓であったが、その後の規模拡大で、平成5年は1.6haの茶畑をもつようになった。5月の一番茶手摘み、6月の二番茶の茶摘みの時期は、季節雇いを含め20名ほどが従事する。

 新宮村全体では、平成4年度で栽培農家数380戸、このうち生葉販売農家数142戸、栽培面積42ha、生葉生産量162t、荒茶生産量35tにまで成長した。県全体のうち新宮村の割合は、栽培農家数6.7%であるが、栽培面積では16.5%、生葉生産量21.6%、荒茶生産量22.0%と県下に占める地位は高い(図表2-2-16参照)。とくに新宮茶が、「香りは日本一、飲んでおいしく安全な茶」という評価と信用を将来も持続し、新宮村の特産品として定着させる必要がある。そのために脇さんは自費で、『新宮茶園だより』、『新宮茶の栽培指針』を発行している。それを村内の全栽培農家に配布して、技術指導や啓蒙活動を続けている。『新宮茶園だより』は昭和52年(1977年)に第1号を発行してから、平成5年4月で第75号まで続いている。脇さんのところでは、農家から持ち込まれる生葉の買い上げと、農家の委託加工もする。加工場では専属3名で、茶摘み時期の4月から7月までの生葉が多く持ち込まれる時期は、10名程度が雇用される。新宮で生産される製茶の60%、販売の70%が脇さんの製茶工場で取り扱っている。村内には他に農協の加工場と、個人の加工場がある。

文部省唱歌 「茶摘み」

夏も近づく八十八夜
野にも山にも若葉が茂る
「あれに見えるは茶摘みぢやないか
あかねだすきに菅(すげ)の笠」
日和(ひより)つづきの今日このごろを
心のどかに摘みつつ歌ふ
「摘めよ摘め摘め摘まねばならぬ
摘まにゃ日本(にほん)の茶にならぬ」

Tea picking
Summer is just around the corner
on the eighty eighth night,
The green is all over hills and streets,
Look, can you see tea-leaf pickers
with red cloth sash on shoulders and baskets in hand.


4月23日(日)10:40頃南海放送ラジオ(RNB1116)『Smile mix』

タグ: , ,

松山でラジオに生出演予定です。瀬戸内スタイルの取材で訪れた岡村島や、瀬戸内アーカイブの船霊調査のお話をできたらと思います。よかったら聴いてください。

【写真レポート】砥部焼祭り- Blue and milk white Tobe-yaki pottery

タグ: , ,

写真レポートはこちら – Photo report is here

愛媛県砥部町の伝統工芸、砥部焼のお祭りが開催されていたので行ってきました。
I went to see festival of Tobe-yaki pottery at Tobe city, Ehime pref. in Shikoku.


砥部焼は、歌人 正岡子規さんが、
Poet, Masaoka Shiki left Japanese poem,

「砥部焼の 乳の色なす 花瓶に 梅と椿とともに活けたり」
I arranged Japanese plum and camellia into Tobeyaki’s vase which is colored milky white.


と唄を残している通り、厚みのある乳白色の白磁に
呉須(ごす)と呼ばれる薄い藍色の手書きの絵が描かれているのが特徴です。
Tobe-yaki pottery is thick mily white white porcelains.
And deep blue pattern is painted on it.


写真:砥部焼窯元大全集

砥部焼の多くは手作りのため、全国的に見ても決して大きな有名産地ではありませんが、
それゆえ独特の風合いが愛好家に好まれています。
Because most tobe-yaki potteries are hand made,
tobe is not big and popular place of pottery in the whole Japan.
Thus, there are many fan, because they have particular feature.


写真:すこし屋

砥部焼まつり – 砥部町

日程:
2017年4月15日(土曜日) 9時~21時
2017年4月16日(日曜日) 9時~17時
場所:砥部町陶街道ゆとり公園、砥部焼伝統産業会館・砥部町商工会館

砥部焼 – Wikipedia

砥部焼(とべやき)は、愛媛県砥部町を中心に作られる陶磁器である。一般には、食器、花器等が多い。愛媛県指定無形文化財。別名喧嘩器とも呼ばれる。
後背の山地から良質の陶石が産出されていたことから、大洲藩の庇護のもと、発展を遂げた。
やや厚手の白磁に、呉須と呼ばれる薄い藍色の手書きの図案が特徴。砥部焼の多くは手作り成形のため、全国的に見ても決して大産地や有名産地ではないが、独特の風合いが愛好家に評価されている。
なお、近年ブームの讃岐うどんの器としても砥部焼はよく用いられる。


大きな地図で見る

「砥部焼の 乳の色なす 花瓶に 梅と椿を ともに活けたり」 正岡子規

写真レポート – Photo report

下記、いくつか個人的に気になった器の写真をざっと掲載しておきます。
I posted some photos of the festival below.


STUDEIO Ecco 中村智子さん


梅山窯。有名な窯です。一番真ん中の目立つ所に大きく展示されていました。


Washo 和将窯


きよし窯


個人の作家さんも展示されていました。恒岡志保さん


笹山工房


梅乃瀬窯


公水窯


雲石窯


南光窯


緑風窯


泰山窯


森陶房


五松園窯


竹山窯


孤蕭窯(こしょう)

— おまけ —

松山のロープウェイ街にあるセレクトショップ「ルブリュ松山 (lubulu Matsuyama)」
砥部焼のコーナーが有り、素敵な窯元や作家さんがセレクトされていますので、
いくつかピックアップしておきます。
興味のある方はぜひ、お店や窯元まで足を運んで手にとってみてください。


スギウラ工房
http://sugiurakoubow.blogspot.jp/
http://www.tobekara.com/SHOP/SU002.html


ヨシュア工房
http://joshuakoubou.com
http://joshuakoubou.com/yumekura.html


Washo
http://www.rakuten.ne.jp/gold/auc-washo-shop/


すこし屋
http://www.sukoshiya.com


大西陶芸
http://www.ohnishitougei.jp


陶彩窯
http://www.e-tobeyaki.jp/tousaigama/

ehimesm ルブリュマツヤマ店

場所:〒790-0004 愛媛県松山市大街道3丁目2-45
電話:089-993-7557
時間:9:00~19:00


大きな地図で見る

Discover Japan TRAVEL 民藝のうつわをめぐる旅
エイ出版社
売り上げランキング: 106,912

【3/8(水)19:00〜】笑ってコラえて!ハシゴ酒の女王「ラブリ」が松山を飲み歩く

タグ: ,

3月8日(水)の日本テレビの長寿番組、所さんの「笑ってこらえて」。
その人気コーナー「ハシゴ酒」でラブリさんの故郷の愛媛県松山市が紹介されます。

1億人の大質問!?笑ってコラえて!(日本テレビ)
日程:2017年3月8日(水)
時間:19:00~

【朝までハシゴの旅スペシャル】
今回朝までハシゴするのは、ハシゴ酒の女王「ラブリ」
訪れたのは、なんとラブリの故郷「愛媛県松山市」!
ラブリの実のおばあさん(強烈キャラ!)の経営する居酒屋へ行くと、
泥酔した実の父親(強烈キャラ)も登場し、ラブリ大慌て!
更に、昔のラブリを知っている親友も登場し、またまたラブリ、大慌て!
とはいえ、故郷の懐かしの味や、気心の知れた人たちとの楽しいお酒を満喫した
ラブリ!(記憶を無くすほど)地元ハシゴ酒も大成功だったようです!
春ちかし、波瑠がマイクとやって来た。
それにつけても綾部の寒さよ…。(-_-;)
3月8日(水)よる7時~「笑ってコラえて2時間スペシャル!」お楽しみに!

内野加奈子さん「星めぐり 星が教えてくれること」

タグ: ,

星や月、波や風の動きを読みながら
GPSやコンパスなどの計器を使うことなく太平洋の島々をめぐるホクレアという船があります。

「ホクレア」の日本人初クルーとして、
ハワイから日本への伝統的航海に参加した
スターナビゲーターの内野加奈子さんによる星案内のイベントが開催されます。

星めぐり 星が教えてくれること

外灯のないまんがら農園の田んぼに移動して(車で5分)内野加奈子さんのガイドのもと星を見ます。
内野加奈子さんの話をきくと夜空がストーリーになり地球に立つ自分を実感できる不思議を体感します。

19:00~ 星のお話[吉岡公民館]
19:45~ 星めぐり[まんがら農園(西条市安用甲1069-1)]

日時:2017年3月3日(金)、3月4日(土) 18:30~受付開始
場所:吉岡公民館[西条市上市甲187-2]
参加費:大人(乳幼児・無料)1,800円、小・中高生 500円
持参物:懐中電灯・シート・防寒具・長靴

<申込み・問い合わせ>
月草子舎 (野満 里恵)
E-mail: nomitsurie@gmail.com
TEL: 080-5660-7312
※人数に限りがありますので、事前に申し込みお願いします。
 夜間にイベントを行う為、子供だけのご参加はご遠慮ください。

2017年3月4日 イベント写真

エンジンも方位磁石も海図も使わずに、星や風を読んで海を渡る伝統航海術でハワイ〜日本を横断した船『ホクレア』の唯一の日本人女性クルーであり、大学の先輩でもある内野さんが愛媛県西条市に来られるということで星の観察会に参加させていただきました。

公民館で太陽と月と地球の関係性や、銀河の中で地球がどの位置にあるのかなどをレクチャーしていただき、校長先生の粋なはからいで学校校庭に移動し実際の星をみながら星空観察。レーザーポインターをつかってとてもわかりやすく解説していただきました。校庭を大海原に見立てて、ホクレアがどうやって今の自分達の場所を知るのかなど、ものすごく発見と感動に満ちた企画でした。ホクレアの本を読んでいたものの、体感として実際の星空を目の前に教えていただくと、新しいモノの見方が身につき、これから夜空を眺めるのが更に楽しくなりそうです。本当にありがとうございました。

大学卒業後5年近く、デジタル地球儀などを手がける文化人類学者竹村真一先生のもとでプロジェクトに参加していたので、宇宙科学が大好きなのですが、そんな私でもとっても発見の多い会でした。大人でも子どもでもわかりやすく広く楽しむことが出来る企画です。

ホクレア 星が教えてくれる道~ハワイの伝統カヌー、日本への軌跡~
内野 加奈子
小学館
売り上げランキング: 332,154

【2月27日(月)NHK】ディスカバー四国コンサート Discover Shikoku Concert

タグ: ,

豪華ミュージシャンが四国を舞台に集い歌った『Discover四国コンサート』の再放送が決まったそうです。見逃した方はぜひ。『ウドンオブミュージック』も必見!

Discover四国コンサート
日程 : 2017年02月27日(月)
時間 : 15:45〜16:58
番組 : NHK BSプレミアム(全国放送)
出演:秋川雅史さん、川井郁子さん、クリス・ハートさん、さかいゆうさん、ひめキュンフルーツ缶さん、平原綾香さん、レーモンド松屋さん

NHK総合(四国エリア)で放送されるコンサートにて、
歌手のクリス・ハートさんが歌う「僕はここで生きていく」という曲の
背景に、私がこれまで四国や瀬戸内で出会ってきた素敵な笑顔や美しい風景の写真を
クリスさんに選んで頂きスライドショーで流して頂きました。

これまで、物語を届けるしごとや四国食べる通信を通じて出会った
四国各地や瀬戸内海の島々の農家さんや漁師さんの笑顔が沢山登場予定です。

アメリカから日本に移り住んで、
遠く離れて暮らす家族に思いを馳せながら、
ここで生きていく覚悟を歌った
クリス・ハートさんのこの楽曲の歌詞が、
私個人の気持ちとも重なるところがとても多く感激しました。

クリスさんの優しい人柄と歌声が、
四国や瀬戸内海の優しい風景とぴったりなんです。
クリスさんの温かい歌声で四国や瀬戸内の魅力が伝われば幸いです。

dsc_0184

dsc_0177

dsc_0155

dsc_0156

dsc_0173

Discover 四国コンサート
知りたい!濃く!ディスカバー四国

日程:2016年12月2日(金) 19:30〜20:43 NHK総合 四国エリア
再放送:2016年12月3日(土) 10:05〜11:18
曲 : クリスハートさん 「僕はここで生きていく」

出演:秋川雅史さん、川井郁子さん、クリス・ハートさん、さかいゆうさん(東京・三鷹市より出演)、ひめキュンさん
フルーツ缶さん、平原綾香さん、レーモンド松屋さん

特別企画:「うどんオブミュージック」
出演:大塚千弘さん、木内晶子さん、マチーデフさんほか
司会:眞鍋かをりさん、二宮直輝さん(アナウンサー)

四国のNHK各放送局では「Discover四国コンサート」の開催にあたり、視聴者の皆さまから「みんなで発見!四国のこんないいところ」をテーマにエピソード&フォトメッセージを募集します。
四国にはまだ知られていない魅力、角度を変えることにより再発見できる魅力がたくさんあります。お送りいただくのは四国にまつわるものなら「スポット」「食べもの」「お祭り」など何についてでも構いません。伝えたい四国の魅力についての投稿をエピソードやフォトメッセージでNHKまでお寄せください。お寄せいただいた投稿の一部は「Discover四国コンサート」のほか、NHKの番組やイベント、ホームページなどで紹介します。皆さまの投稿が四国の魅力の新たな発見につながります。是非投稿をお寄せください。

眞鍋かをりさん 愛媛県西条市出身
私が思う四国のいいところは「四県それぞれ、個性的である」ことです。
こんなに近いのに、県をまたげばガラっと文化が変わるので、観光するにもすごく刺激的で楽しい。まるで地続きのヨーロッパ諸国を巡るような感覚です。
実際に、東京にいてもたくさんの人から「四国めぐりをしたことがある」と言っていただきます。四国出身であることが、誇らしく思える瞬間です。

二宮直輝さん 愛媛県出身 (NHKアナウンサー)
心にも身体にもしみる場所
高校時代、ラグビー部の練習の帰りによく行きました。少し熱めのお湯が、ラグビーで傷だらけになった身体によくしみました。今は、湯上りに飲む地ビールも楽しみの一つです。

瀬戸内を眺める絶景のかんきつ農園。岡村島

タグ: , ,

瀬戸内海の岡村島の柑橘農園を撮影させて頂きました。広島県呉市のとびしま海道の終着点でありながら、みかんの国、愛媛県今治市に所属する島ということもあり柑橘の種類が豊富。甘平、せとか、はるか、文旦、不知火、ぽんかん、ネーブル、清見、甘夏。多種多様な色の柑橘が島を彩っています。

島根県隠岐諸島の海士町で知り合った佐野佐知さんが結婚・出産して故郷の瀬戸内海の岡村島(愛媛県今治市)に帰っているとのことで数年ぶりにお会いでき、お母さまに島の農園を丁寧に案内していただきました。(以下取材メモ。)

対岸に大崎上島や呉市街が見える島の北側の柑橘農園。お母さんが子どもの頃は、早朝、まだ暗い時間から農園に父親と行き、火を焚いて日の出を待ち、農作業を手伝っていたのだそう。今は農道が整備されて車で荷運びができるけど、それまでは人力で収穫した柑橘を斜面にぽつんと建つみかん小屋に運び熟成させそれを出荷していました。

索道(さくどう/ロープウェイのような運搬用ケーブル)やモノラック(モノレールのような農業機械)が導入されて農作業はだいぶ楽になりましたが、その苦労は想像に容易いです。しかし、それでも赤土の畑と潮風のお陰で昔からこの地域の柑橘は特別に美味しいと知られていたそうです。

島内の狭く湾曲した道は、昔は半分は小川が流れていて、子どもたちの遊び場でした。その道を大八車(だいはちぐるま)にみかんをいっぱい乗せて運んだのもいい思い出。若い頃は島から出ていきたいという気持ちもあったとか。この農園を案内したある方に「こんなに綺麗な景色は他に見たことない」と絶賛されてとても嬉しかったと、お母さん。

映画『この世界の片隅に』で主人公のすずが、白波が立っている瀬戸内の風景を跳ねるうさぎに見立てて描く絵が印象的です。この日は寒波がやってきて、映画の舞台の呉の街を望む瀬戸内には「波のうさぎ」が飛び跳ねていました。お父さまと寒い冬に火を焚いた朝、子どもの頃のお母さんの瞳には飛び跳ねる白いうさぎが映っていたかもしれません。

地域おこし協力隊で島に入られたご夫婦が独立して『まるせきカフェ』を運営しながらロバのボーノのいる農園でケーキの柑橘などをつくられています。カフェは島人の憩いの場所になっており、この日も島のお母さん達が楽しそうにお話していました。案内してくださった佐知ちゃんのお母さんは島の音楽の先生だったこともあり、定期的に『うたごえサロン』を開催。楽器なしで懐かしい音楽や、「関前みかん小唄」「岡村島音頭」などの島唄をみんなで歌う大人気の企画になっているのだそう。
この日は毎年2月11日に行われる『姫子島神社弓祈祷』の前日。雪が降る中、多くの人が忙しなくお祭りの準備に追われていました。この祭りには、もう10年近くニューヨークから参加しにこられる方がいらっしゃるのだそう。

岡村音頭と関前みかん小唄♪♪|茜色のブログ まるせきカフェ

関前みかん小唄

①関前よいとこ みかんのでどこ
山に黄金の 山に黄金のひがはえる
ソレ チョッキリ チョッキリ チョッキリサ

②沖の千里も みかんの香り
流れ雲さえ 流れ雲さえ ふりかえる
ソレ チョッキリ チョッキリ チョッキリサ

③月もおぼろの 観音崎は
忍ぶ恋路の 忍ぶ恋路の 花みかん
ソレ チョッキリ チョッキリ チョッキリサ

④小大下石山 真白い肌と
みかん摘む娘の みかん摘む娘の 玉の肌
ソレ チョッキリ チョッキリ チョッキリサ

⑤男度胸の 船出の唄は
あれは丸関 あれは丸関 みかん船
ソレ チョッキリ チョッキリ チョッキリサ

⑥灘の苦労も しばしの程よ
やがて嬉しい やがて嬉しい みかん島
ソレ チョッキリ チョッキリ チョッキリサ

⑦丸くおさめて みかんのように
晴れて楽しい 晴れて楽しい 新世帯
ソレ チョッキリ チョッキリ チョッキリサ

関前諸島 – Wikipedia

関前諸島(せきぜんしょとう)は、岡村島、大下島、小大下島の3島からなる、瀬戸内海中部の諸島。芸予諸島の一部をなし、愛媛県今治市に属する。2005年1月の市町村合併までは3島で越智郡関前村を構成していた。

今治港の北西約17kmにある。北に広島県の大崎上島、西に大崎下島があり、地理的に広島県に近い。岡村島が中心的な島で、今治市関前支所(旧・関前村役場)がある。岡村島はクロツバメシジミの生息地が存在することで知られる。
岡村港、小大下港、大下港には、フェリー発着可能な乗り場が整備されている。岡村島は安芸灘とびしま海道にて、本州と陸路でつながっている。愛媛県へは直接つながってないため、夜間や荒天時は実に17本もの海上架橋を通過する必要がある。他の2島は離島である。広島県の大崎上島や、愛媛県の大三島への架橋構想がある。

伊予鉄、オレンジ色の新型LRT導入

タグ: ,

愛媛県松山市を走る伊予鉄(いよてつ)に、
2017年9月に新型の次世代型路面電車(LRT)が2両導入されます。
通路幅が24cm広がり、定員が3割り増しの60人、
Wi-Fiや英語の車内アナウンスを導入し外国人観光客に対応。

LRT(Light Rail Transit) of Iyotetsu will been developed at Matsuyama city, Ehime pref., Japan. The increase in inbound tourists in recent years has urged these train service to improve systems to accommodate foreign tourists. Sightseeing information was added to on-board announcements in foreign languages.

参考:伊予鉄道株式会社プレスリリース


オレンジ色の新型LRT導入へ 伊予鉄、持ち株会社に:朝日新聞

伊予鉄道(松山市)は25日、来年4月をめどに持ち株会社「伊予鉄グループ」(仮称)を設立すると発表した。持ち株会社が経営戦略などを統括し、傘下に鉄道やバスなどの事業会社13社を置く方針。今年9月には新型の次世代型路面電車(LRT)を2両導入することも合わせて発表した。

現在は伊予鉄道が鉄道やバスの事業を手がけながら、子会社11社を束ねている。新体制では持ち株会社が現在の伊予鉄道の法人格を継承したうえで、傘下に事業会社を置く。伊予鉄道の清水一郎社長は記者会見で、「新体制で意思決定を早くし、利用者のニーズに応えていく」と述べた。

 新型LRTは松山市を走る市内電車(路面電車)に導入される予定。低床バリアフリー型車両で、流線形のデザインや鮮やかなオレンジ色の車体が特徴。現行の車両より通路幅が24センチ広がり、定員数は約3割増の60人。無料Wi―Fiや英語の車内アナウンスで外国人観光客にも対応する。

 また、女性の市内電車運転士を養成することも発表した。同社では戦後初の女性電車運転士となり、郊外電車の女性車掌の中から2人が登用される。社内講習や免許取得をしたうえで、6月末から市内電車で乗務を始める予定という。(大川洋輔)

伊予鉄が走る街 今昔―坊っちゃん列車の街・松山の路面電車 定点対比50年 (JTBキャンブックス)
大野 鐵 速水 純
JTBパブリッシング
売り上げランキング: 655,299
LRT-次世代型路面電車とまちづくり- (交通ブックス)
宇都宮 浄人 服部 重敬
成山堂書店
売り上げランキング: 519,638

参考:注目浴びる「路面電車」、実は非効率だった! | ローカル線・公共交通 | 東洋経済オンライン

【U39 3/6締切】愛媛県西条市で隈研吾さんらが審査員の建築コンペ

タグ: ,

西日本最高峰の石鎚山(いしづちさん)を望み
「うちぬき」と呼ばれる綺麗な湧水のある瀬戸内海沿岸の町、愛媛県西条市。
この土地で新しいコンセプトのまちづくり「糸プロジェクト」が進められています。
建築家の隈研吾さんや乾久美子さんらを審査員に招いて、
全国から住宅部分90戸の設計案を募集し、39歳以下の若手建築家9組を選び、
建設・販売するという、世界的にも珍しい建築設計コンペです。

愛媛県西条市というと、
イサム・ノグチさんが四国に来る際に重森三玲さんが案内した「保国寺(ほうこくじ)」の四国最古の名園や、
安藤忠雄さんが設計した「南岳山・光明寺」などもありますので、
全国から現地視察で来られる方はあわせて足を運んでいただけるといいかもしれません。

登録・作品提出締切:2017年3月6日(月)必着 送付のみ受付。持ち込み、バイク便不可。

審査委員
審査委員長隈研吾 (東京大学教授)
審査委員
 乾久美子 (横浜国立大学大学院Y-GSA教授、乾久美子建築設計事務所主宰)
 馬場正尊 (東北芸術工科大学教授、Open A代表)
 馬郡文平 (東京大学生産技術研究所特任講師)
 山名正英 (糸プロジェクト実行委員会代表)

コンペ概要
●東京大学隈研吾研究室で作成されたマスタープランを元に、住宅部分90戸の設計案をコンペ形式で広く全国から募集します。

●住宅部分90戸は9区画に分けられ、それぞれの区画の設計者を選定します。9組の設計者を選ぶコンペです(1区画は6戸のグループと4戸のグループに分けられています)。

●9区画の中から1区画を選び提案してください。ただし、1次審査終了後またはコンペ終了後、区画替えをする可能性がありますのであらかじめご了承ください。

提出先
株式会社新建築社「伊予西条 糸プロジェクト 住宅設計コンペティション」係(必ず明記のこと)
〒100-6017 東京都千代田区霞が関3-2-5 霞が関ビル17階
tel. 03-6205-4380(代表)

スケジュール
告知開始:2016年12月1日(木)
質疑締切:2017年1月16日(月)
登録・作品提出締切:2017年3月6日(月)
1次審査結果発表:2017年3月中旬
1次審査通過者オリエンテーション:2017年3月24日(金)
2次審査:2017年4月15日(土)
最終結果発表:2017年6月1日(木)
基本・実施設計終了:2017年10月中旬
着工:2018年1月下旬
※着工については全棟一斉着工ではなく段階を踏んだ着工を予定しています。

1. 敷地条件
所在地:愛媛県西条市朔日市(ついたち)ほか
地域地区:無指定地域(用途地域)、田園居住地区、幹線道路沿線地区(一部)、建築基準法第22条区域
建蔽率:60%
容積率:200%
全体敷地面積:約66,500m2(住宅エリア面積:約31,300m2、商業エリア面積:約35,200m2)
道路幅員:マスタープラン参照
敷地内高低差:なし

2. 各区画の敷地面積
1:580+900=1,480m2
2:585+870=1,455m2
3:595+900=1,495m2
4:600+900=1,500m2
5:600+900=1,500m2
6:600+870=1,470m2
7:600+870=1,470m2
8:580+870=1,450m2
9:580+870=1,450m2

3. 住戸の建築条件
敷地面積:150m2程度
延床面積:120m2前後
階数:法規に則った高さ制限内に収めること。地下は不可。
構造:在来木造工法
給水方式:自噴する地下水「うちぬき」を利用
排水方式:合流式下水道

4. その他の条件
・さまざまな世代の方の入居を想定しています。入居者がどのような構成なのかを明記して提案してください。
・戸建て住宅の提案だけではなく、各住宅間の関係性など、区画内全体の提案をしてください。
・区画内における各住戸の敷地境界線は自由に提案してください。ただし、敷地面積150m2程度を守ってください。
・各住戸の駐車台数は1台以上とします。
・構造材(木造)や仕上げ材は、できるだけ地元の素材を考慮して提案してください。
・バリアフリーに配慮した設計をしてください。
・省エネと環境に配慮した設計をしてください。
・各住戸は「土地付き一戸建て住宅」として販売します。

伊予西条 糸プロジェクト 住宅設計コンペティション

愛媛県西条市は、海と山に囲まれた風光明媚な場所で、西日本最高峰の石鎚山を背景に、日本一美味しいといわれる水が湧き出る水の都でもあります。この西条市で新たなコンセプトのまちづくり「糸プロジェクト」が進められています。東京大学隈研吾研究室によるマスタープランを基に「エネルギー」、「テクノロジー」、「グリーンインフラ」、「食」、「建築」をキーワードとした実験的なフィールドが展開される予定で、ホテルやマルシェなどがある商業ゾーンと戸建て住宅で形成される住宅ゾーンが計画されています。この住宅ゾーンの90戸を対象に、若手建築家(39歳以下)のための活躍の場とすべくオープンコンペを開催します。90戸は9区画に分けられ、それぞれの区画の設計者を選定します。9組の設計者を選ぶコンペです。 実施を前提としたコンペティションですので、ぜひ、奮ってご参加ください。

※糸プロジェクト実行委員会:新たなコンセプトのまちづくり「糸プロジェクト」を推進するための組織。糸プロジェクト実行委員会の代表である山名正英氏は、22年前に愛媛県西条市で、同級生の首藤信生氏と株式会社アドバンテックを創業しました。自分の生まれ育った町であり、また、自分たちの事業を育ててくれた町「西条」に、昔のような賑わいを取り戻したいという山名社長の思いから「糸プロジェクト」は始まりました。それぞれの希望や思いを持って、ここに集まる人びとのための参加型プロジェクトで、今後立ち上げるウェブサイトで、随時、情報発信していく予定です。

隈研吾(くま・けんご)
東京大学教授

1954年神奈川県生まれ/1979年東京大学工学部建築学科大学院修了/1985〜1986年コロンビア大学客員研究員/1990年隈研吾建築都市設計事務所設立/2001~2009年慶應義塾大学教授/2008年KUMA & ASSOCIATES EUROPE設立(パリ、フランス)/2009年~東京大学教授

子供から高齢者までさまざまな人たちが永続して住めるまち、エネルギーも地産地消とするまちをつくりたいと思います。すぐ隣の商業エリアとも連携しながら、その場所で働いたり、子供を育てたり、その地域で人・モノ・経済がつながり、循環するサステナブルな街を目指しています。
今回のコンペはひとつの建物の設計ではなく、群としての設計であり、その集合体としてまちができあがります。また、コンペ区画は道を挟んで設定されています。住宅が個もしくは群として隔たりをもつのではなく、周辺とうまくつながっていくデザイン、コンセプトが大切になります。地方都市のどこにでもありそうな敷地ですが、注意深くまちを観察し、まちの特徴をとらえた、この場所でしかできない提案を求めます。
今回のコンペは、若手建築家9組を選び、さらにその案をすべて建設し販売するという、世界的に見ても例をみないコンペです。単に住む家ではなく、そのまちに住む人びとの営みを考えた案を期待しています。
 
 
乾久美子(いぬい・くみこ)
横浜国立大学大学院Y-GSA教授、乾久美子建築設計事務所主宰

1969年大阪府生まれ/1992年東京藝術大学美術学部建築科卒業/1996年イエール大学大学院建築学部修了/1996〜2000年青木淳建築計画事務所勤務/2000年乾久美子建築設計事務所設立/2011〜2016年東京藝術大学美術学部建築科准教授/2016年〜
横浜国立大学大学院Y-GSA教授

現地を拝見し関係者の方に話を聞き、プロジェクトの全貌をあらためて理解するにつれて、このコンペの珍しさ、稀有さに驚き、こんなプロジェクトが存在するのだと感動さえ覚えました。「糸プロジェクト」を立ち上げたアドバンテックという会社は不動産や建築に関係ないのですが、その方々が、まちづくりというものに飛び込んでいくことが素晴らしいと思っています。
だからか敷地の形もちょっと普通ではなくて、プロのデベロッパーはまず買わないだろうと思うのですが、西条市の中心地にぽっかり空いていた土地で、幹線道路に辛うじて面していて、中央に川も流れていてというように、周辺環境が整っています。そういう土地に可能性を見出したセンスのよさを感じました。不整形な土地だからこそ、いままでにない何かを生み出してくれるような潜在力を感じています。
応募者の方に期待したいことについてですが、美しい水や山と海に囲まれた環境など、西条市には魅力に溢れているので、とにかく自分の目で見て、足で歩いて、いろいろ調べ、西条市の可能性を体得した上で案をつくっていただきたいと思います。そうでなければ、このコンペに応えることはできないでしょう。また「糸プロジェクト」自体に、時間をかけてつくりあげるというコンセプトがあるので、提案も、作品性というよりは、粘り強い何か、未来をつくる何かを感じる力のこもった提案をしていただきたいと思います。
 
 
馬場正尊(ばば・まさたか)
東北芸術工科大学教授、Open A代表

1968年佐賀生まれ/1994年早稲田大学大学院建築学科修了/博報堂、 早稲田大学博士課程、雑誌『A』編集長を経て、2003年Open A設立/ 「東京R不動産」
運営/2008年〜年東北芸術工科大学准教授/2016年〜同大学教授

西条市というエリアの魅力と、日本中どこにでもありそうな複合宅地開発という、地域性と一般性の双方の接点にある興味深いコンペだと思います。
地域性については、自噴水の「うちぬき」があり、敷地中央を流れる御舟川(みふねがわ)もたいへんきれいです。南に石鎚山を望み、北に瀬戸内海を抱えて、美味しい食べ物もたくさんあります。そういう意味で西条市はとても魅力があるのに、街に入るとその魅力がバラバラに存在しているように感じて、ひとつの物語に見えない。それらを十分に編集すれば、街の人にも外部の人にもそのよさが伝わり、住宅のあり方も見えてくると思います。
敷地を見学したのは偶然にも西条祭りの日で、30軒の住戸で1個の「だんじり」を所有しているというシステムに驚きました。それが脈々と残っている西条市ならではのコミュニティをこの住宅地で継承してほしいです。
一般性でポイントになってくるのは、敷地境界の設定のあり方です。日本の住宅は塀が巡らされ、そこに自分中心の家が建つということが繰り返され、それが住宅地の風景を形成してきました。必ずしも僕らはそれをハッピーだと思っていないのではないでしょうか。このコンペでは、接道の問題、敷地の問題、隣棟との位置関係の問題、密度の問題などを見つめ直すことで、今までの日本の住宅地で見たことがない風景をつくることや、宅地開発のエポックになる可能性があります。皆さんの提案によって、そのブレイクスルーを発見できたら……、それを楽しみにしていますし、その端緒になるようなものを選びたいと思います。
 
 
馬郡文平(まごおり・ぶんぺい)
東京大学生産技術研究所特任講師

1965年東京都生まれ/1990年工学院大学工学研究科機械工学専攻修士修了/1990〜2009年竹中工務店設計部設他/2003〜2009年東京大学生産技術研究所野城研究室特任研究員/2006年FactorM設立/2009〜2011年同研究室産学官連携研究員/2012年東京大学建築学工学博士取得/2012年~東京大学生産技術研究所馬郡研究室特任講師

「糸プロジェクト」を立ち上げたアドバンテックの山名さんは、ご自身が若いときに、いろいろな方からのチャンスを生かし、会社を築くことができた、今度は、ご自分の生まれ育った街で、若い人にチャンスをつくり、それが街の人にも還元できるようなまちづくりをしたいとおっしゃいます。このコンセプトはとても素晴らしい。こうようなオープンなコンペは滅多にありません。
ですから、提案される方々には、きれいなものをつくるというよりも、敷地をしっかり読み込み、歴史、文化、社会性を織り込んだ提案をしてもらいたいと思います。周辺環境を見ると、とてもきれいな水があり、山と海が身近にあり、アドバンテックのソーラー発電で電気を賄うなど好条件がそろっているので、いろいろなものを味方につけて設計してほしいですし、設計を楽しんでもらいたいとも思います。
また、1棟ではなく、10棟をまとめて設計できるというのも、やりがいのあることだと思いますし、また、逆にいえば、建築家としての持てるすべての能力を発揮しなければならないものかもしれません。自らが築き上げてきたセンス、ヴォキャブラリー、技術を出せるだけ出して臨んでほしいと思います。どういう提案が出てくるのか非常に楽しみにしています。
 
 
山名正英(やまな・まさひで)
糸プロジェクト実行委員会代表、株式会社アドバンテック代表取締役社長

1960年愛媛県生まれ/証券会社などを経て、1995年株式会社アドバンテックを設立/国内外で半導体製造装置部品等の製造メーカーとしての実績を積みながら、環境事業にも着手し、再生可能エネルギーの発電所を全国で展開。そのネットワークを活かしながら、今後は地域再生、活性化を目指し、まちづくり事業をスタートする

この住宅地をコンペにしたのは、若い人、やる気のある人にチャンスがある街にしたいという思いがありました。また、プロジェクト名が「糸」ということで決まりました。「糸」には、つなぐ、編む、縒る(よる)など、人と人の関係や社会の関係など、関係性を彷彿させる意味合いがあります。家族のあり方、会社と従業員のあり方、地域のコミュニティと個人のあり方など、もう一度考え直す時期にきているということを含め、まちづくりをしたいと思いました。
住宅ということについては、当然住みやすいというのが一番ですが、外観だけきれいにつくって、10年もすると魅力を失ってしまうという家が最近多いように感じますので、長く住むというのを大前提にしていただければと思います。年数が経てば経つほど魅力を増すものになってくれたらうれしいです。
それから最後にひとつ。家というのは「帰るところである」という原点を考えてもらえればと思います。人生は山あり谷あり、私のようなおじさんでも、お母さんでも、子供でも、外に出れば嫌なことがたくさんあります。でも嫌なことがあったときに、「帰りたい」と思える家をつくってもらえれば有難いです。 みなさんの提案に期待しています。

西条市で実験的まちづくり/隈研吾氏が協力/若手建築家募りコンペ | 建設通信新聞

愛媛県西条市で、大規模まちづくり「伊予糸プロジェクト」が計画されている。地元企業などで構成する実行委員会が検討、建築家の隈研吾氏が協力している。東京大学隈研吾研究室が作成したマスタープランをベースに、▽エネルギー▽テクノロジー▽グリーンインフラ▽食▽建築--をキーワードとし、実験的なまちづくりを進める。
 同市朔日市の田園地帯約6万6500㎡に、分譲戸建て住宅100戸を建設する住宅エリア(3万1300㎡)とマルシェやホテルを整備する商業エリア(約3万5200㎡)で構成する。
 住宅エリアでは、90戸を対象に若手建築家(39歳以下)を対象として設計コンペを実施している。90戸を9区画に分け、9組の設計者を選定する。若手建築家が10戸ずつ設計することで、多様なまちなみを形成する。
 応募登録をコンペウェブサイトで行った後、3月6日まで作品を新建築社(電話03-6205-4830)で受け付ける。プレゼンテーションなどを経て、6月1日に結果を発表する。審査委員長は隈氏、審査委員は建築家の乾久美子氏らが務める。
 参加資格は、個人、グループを問わないが、代表者は1級建築士、2級建築士、木造建築士のいずれかの資格を求めている。住戸条件は、1戸当たり敷地面積150㎡、延べ床面積120㎡程度を見込む。給水は自噴する地下水「うちぬき」を使用するほか、構造材や仕上げ材はできる限り地元の素材を考慮した提案を求めている。10月下旬に設計を終え、2018年1月下旬から順次着工する。
 商業エリアでは、ホテルや温泉施設、地元食材を扱うマルシェや多目的スペースを設ける。さらに若者が働くインキュベーションセンターやシェアオフィスも整備する。

建築家、走る (新潮文庫)
隈 研吾
新潮社 (2015-08-28)
売り上げランキング: 13,521
隈研吾 物質と建築
隈研吾 物質と建築

posted with amazlet at 17.01.25
隈 研吾
エクスナレッジ
売り上げランキング: 280,722
自然な建築 (岩波新書)
自然な建築 (岩波新書)

posted with amazlet at 17.01.25
隈 研吾
岩波書店
売り上げランキング: 52,002
日本人はどう住まうべきか? (新潮文庫)
養老 孟司 隈 研吾
新潮社 (2015-12-23)
売り上げランキング: 42,369
境界―世界を変える日本の空間操作術
隈 研吾
淡交社
売り上げランキング: 120,931
新・都市論TOKYO (集英社新書 426B)
隈 研吾 清野 由美
集英社
売り上げランキング: 225,791

四国の美味しいと美しいを届けるために。四国食べる通信

タグ: , , , , ,

これまで中心になって支えてきてくれたポン編集長と白石くんが抜けるので、
2016年12月号が今のメンバーでお届けする最後の四国食べる通信となります。
これまで食べる通信を支えてきてくれたメンバーに感謝です。

四国食べる通信2016年12月号

さて、四国食べる通信12月号、表紙の写真を何にしようかずっと考えてこの写真に決めました。
左)裏表紙は春の伊吹島(いぶきじま)、右)表紙は瀬戸内海上空からみた夕景です。
12月号では、四国の出汁(だし)と初摘み海苔と日本一の天空の棚田米をお届けします。

これまで四国食べる通信を応援してくださった皆さま。
購読者の皆さま、生産者の皆さま、料理家の皆さま、本当にありがとうございました!
2018年春頃に新体制でさらにサービスを進化させて皆さまにご紹介できたら嬉しいです。

四国に移住し4年間勤めた四国経済産業局を辞め独立し、四国食べる通信をはじめることで、
遠くに暮らす実家の家族や、友人に四国の美味しい食べ物と、
それらを育む美しい風景をお届けできることは何よりも嬉しかったです。
以下に、これまで四国食べる通信で取材させていただきお届けした食材のリストを載せておきます。

2014年5月の創刊以来、2年8ヶ月、54食材・47組の生産者・41地域。
全ての生産者・生産地に足を運び撮影させていただきました。

美味しい食材をつくりだす農家さんや漁師さんのつくる美しい農山漁村の風景を
私たちの子どもや孫の世代に伝えていくために私の活動はつづきます。
四国食べる通信を通じて出会ったすべてのツクリテのみなさんに感謝の気持ちを忘れずに、
これからも四国や瀬戸内海の魅力を世界に発信していきたいと思います!
ありがとうございました!

四国食べる通信

2014年
05月号 一本釣りのカツオ(高知)/有機生姜(高知)/天日塩(高知)
07月号 三豊豚(香川)/ニンニク(香川)/塩(香川・小豆島)
09月号 スダチ(徳島)/阿波尾鶏(徳島)/塩麹(徳島)
11月号 レモン(愛媛・岩城島)/白芋(愛媛・新居大島)/ハチミツ(愛媛・佐田岬半島)

2015年
01月号 牡蠣(香川・粟島)/ゆこう(徳島)/木桶仕込みの醤油(香川・小豆島)
03月号 オリーブ牛(香川)/アスパラガス(香川)
05月号 スマガツオ(高知)/トコブシ(高知)/青のり(高知)/トマト(高知)
08月号 ハモ(徳島)/梅干し(徳島)/無塩せきウインナー(徳島)
10月号 四万十の地栗(高知)/卵(高知)/仏手柑(高知)/紅茶(高知)/土佐刃物・栗剥き包丁(高知)
12月号 みかんブリ(愛媛)/原木椎茸(愛媛)/真珠(愛媛 )

2016年
02月号 旬の柑橘いろいろ(甘平・せとか・モロ・はるか・伊予柑・不知火、愛媛)/キウイ(香川)/オリーブオイル(香川・小豆島)
04月号 阿波の金時豚(徳島)/鳴門金時(徳島)/木樽味噌(徳島)/木桶(徳島)
06月号 スモモ(香川)/新茶(愛媛)
08月号 サバの干物(徳島)/魚介の燻製(徳島)
10月号 ナチュラルチーズ(愛媛)/マコモタケ(愛媛)/讃岐もち豚(香川)
12月号 四国の出汁(香川)/宗田節(高知)/初摘み海苔(香川)/天空の棚田米(高知)

まこも茶、農家がつくる本気のブルーベリージャム、森の神様

タグ: ,

真菰(まこも)の郷、愛媛県今治市玉川町龍岡。マコモタケは、茎の部分がアクのないタケノコのようでシャキシャキととても美味しいのですが、上に2m以上延びる葉の部分はお茶や入浴剤としても使える優秀な食材です。
マコモタケ農家の森のともだち農園の森さんは、ブルーベリー農家でもあります。その名も「極(きわみ)」。ブルーベリーに限らず柑橘でも、通常傷がついたり形がよくない果実を加工してジャムやジュースにします。しかし、このブルーベリージャム「極」は、生食でもいける高品質のジャムを砂糖を少なめにして、ブルーベリーの香りや旨味を大切につくられたジャムです。
この地域は、名字が森さん多いそうで、山の上の森のなかには、森さんの神様が祀られています。そこから、龍岡の集落を撮影させていただきました。

dsc_9441

dsc_9468

dsc_9480

dsc_9397

dsc_9330

dsc_9296

dsc_9476

dsc_9359

dsc_9469

dsc_9129

dsc_9416

dsc_9475

dsc_9457

dsc_9463

キッチンスタジオ「たべものさし」ナチュラルチーズとマコモタケ

タグ: ,

料理撮影。砥部焼の産地、愛媛県砥部町のキッチンスタジオ「たべものさし」さんにて、愛媛県内子町のナチュラルチーズ、今治市玉川町のマコモタケ、香川県綾川町の讃岐もち豚をつかった料理の撮影でした。最高に美味しかったです!

dsc_9247

dsc_9232

dsc_9279

dsc_9296

dsc_9124

dsc_9129

今回レシピ開発をお願いしたしまなみ海道の伯方島出身の村上 友美 (村上友美)さんは、なんと神山町のFood Hubプロジェクトなどで活躍する真鍋 太一 (Taichi Manabe)さんと親戚なのだそう。離れたところにいても、2人とも食に関わる仕事をライフワークとしているという不思議。四国が繋ぐ大事なご縁を感じました。

【日テレ9月17日18:30〜】愛媛県愛南町のスマ!「満天☆青空レストラン」

タグ: ,

日本各地の美味しい食材を紹介している日本テレビの人気番組、「満天☆青空レストラン」。
これまで、四国の多くの食材も宮川大輔さんに紹介していただいております。
2016年9月17日の放送では、愛媛県愛南町の養殖魚、「スマ」が紹介されます!
お見逃しなく。

aozora-2016-09-17-8-28-05

満天☆青空レストラン
日程:2016年9月17日
時間:18:30〜
番組:日テレ

来週の青空レストランは愛媛県の養殖魚スマ! 驚くべきは脂の乗り!全身トロといわれるその身はまさに奇跡! マグロのようでマグロではなく、カツオのようでカツオでもない! 知られざるスマの魅力をご紹介いたします! ゲストは麒麟のお二人です!

予告映像はこちら:満天☆青空レストラン|日テレオンデマンド

aozora-2016-09-17-8-27-31

aozora-2016-09-17-8-27-37

aozora-2016-09-17-8-27-46

aozora-2016-09-17-8-27-49

aozora-2016-09-17-8-27-51

aozora-2016-09-17-8-27-54

aozora-2016-09-17-8-27-57

aozora-2016-09-17-8-27-59

aozora-2016-09-17-8-28-01

aozora-2016-09-17-8-28-05

aozora-2016-09-17-8-28-06

aozora-2016-09-17-8-28-11


満点青空レストラン 香川県三豊市 「三豊なす」  8月4日放送より


満天☆青空レストラン 愛媛県津和地島 「新たまねぎ」  2月27日

愛媛県のお茶処 新宮(しんぐう)脇製茶場

タグ: ,

今日は朝から愛媛県のお茶処、新宮(しんぐう)へ。四国食べる通信6月号では新宮茶の生みの親、脇久五郎さんから代々受け継がれてきたお茶をお届けします。お茶の若木の畑には植物性の肥料になる茅(かや/こえぐろ)が敷かれています。「茶」という漢字が、草と木の間に人が描かれているように、草も木も利用して生きるのが山岳民族の生きる知恵なのだとお父さんが話して下さいました。

DSC_5213

DSC_5063

DSC_4857

DSC_5092

DSC_5164

参考:脇製茶場

愛媛県境山間部の生活文化(平成5年度) – 生涯学習情報

親・子・孫三代のお茶つくり
 新宮茶の生みの親、育ての親といえば脇久五郎翁である。翁は昭和62年88歳で逝去されたが、茶業振興の功績によって、昭和51年(1976年)井邦賞、昭和53年県功労者表彰を受けた。また昭和57年7月4日のテレビ愛媛の『えひめ人その風土』で久五郎翁の茶に取り組む姿が放映された。ビデオテープをもとに当時のことを再現してみよう。

 「昭和29年(1954年)だったのう。村長(石川重太郎氏)に『ええ品種の茶があるんだが作ってみんか。』と言われてのう。崖から飛び降りる気持ちで始めたんだ……」当時新宮村の生業は、タバコ、ミツマタ、養蚕が主体であった。県の農事試験場工芸作物専門技術員の落合千年氏が、茶の品種としてヤブキタ種(昭和28年茶農林6号として農林省登録品種になった優良品種)の導入を積極的に指導した。それは新宮村は銅山川から立ち込める朝霧が発生すること。地形が傾斜地で排水もよく、緑泥片岩の風化土壌で茶の栽培に適していたこと。四国の石鎚山麓(ろく)には昔よりヤマ茶が自生していること。などの茶栽培の立地条件をそなえていたのである。

石川村長や落合技術員の熱心なすすめがあったとはいえ、30年来タバコ作りをやってきて、茶に切り替えても成功するかどうか疑わしい。周囲の人々もどうせ失敗するだろう、無謀なことをするとみていた。10aの畑にヤブキタ苗を植え付けた。ときに久五郎翁は55歳であった。苗木の成育、施肥、晩霜対策などはじめての経験で試行錯誤の状態であった。研究書で勉強したり、先進地視察も度々行い研究をする。朝も昼も夜もお茶、お茶、お茶の生活であった。

昭和34年(1959年)、初めて新茶を収穫した。静岡県茶業試験場で「香りは日本一」の折り紙がつけられた。久五郎翁は「あの感激は忘れられんのう。やっと報われたという気持ちでしたなあ。それにしても、苗木を植えて茶を収穫するまで、全然収入がなくて家族には苦労かけましたよ。」と述壊している。

茶樹は挿し木して増やす。湿度とか土壌に恵まれていたので、挿し本の活着率もよかった。当時は、県内でヤブキタ種の導入を試みているが、成功したのは久五郎翁だけであった。苗木は村内の農家や県内の茶産地にも送られた。新宮村の茶の栽培はスローペースではあったが徐々に普及して行った。なぜかと言えば、この地域の山中にはヤマ茶がいくらでも自生している。山中に自生しているものを、なぜ畑に植えなければならないのか。というのが当時の村人の考えでもあった。そんなことで、茶栽培の初期には小面積の畑とか、傾斜が急で畑作に不便な場所に植えられてきた。それでも昭和45年(1970年)には村内に45haの茶畑が拡まった。

次に苦労するのが、新宮茶の販売であった。当時茶といえば静岡や宇治の知名度が高く、新宮茶は市場でも全くといってよい程知られていなかった。

久五郎翁の茶作りにかける情熱に感化されたのが、長男である博義さんである。昭和32年、33年の2年間、博義さんは静岡県の茶栽培農家に住み込んで茶の栽培や製茶の修業をすることになった。当時、交換留学の制度があって、静岡からは南予のミカン農家に来ていた。新宮村からは博義さんともう1人が静岡へ留学した。

静岡から帰って、中古ではあるが製茶機械を買い、納屋を改造して製茶工場も作った。製茶はしたが、販売に苦労した。知名度もなく、信用もない。さらに山地での栽培で手摘みしかできない。九州や静岡の平坦地で、温暖な土地の生産にくらべ収量も少ない。どうしてもコスト高になる。

当初のころは新宮茶の市場はなかった。荒茶問屋に売る場合も、飲んでみるとうまいなという顔をするが、いろいろ文句をつける。ヤブキタという品種に慣れていない。宇治あたりのソフトな味になれているので、「あくどい」とか「きつい」とか文句をつけて買いたたかれる仕末であった。これでは作っても採算がとれない。そこで消費者に直売することにした。博義さん自身が、お茶好きといわれる人々を尋ね歩いて、少量ずっだが飲んでもらうようになった。新茶ができるとその人たちに、新茶ができましたと一煎(せん)ずつ送って、新宮茶の宣伝に努力した。
 お茶はしこう品だけに、ヤブキタ茶は宇治茶に慣れた口には、きついがこくがある。一度飲んだら、結構まあヤブキタ茶のとりこになるという一面もあった。徐々にではあるが、新宮茶の得意もできてくるようになった。

昭和34年(1959年)製茶工場を持った年に、宇摩郡の土居消費生協が発足した。土居生協から新宮茶購入の話があり、販路の安定をみることになった。その後、新宮茶は香りが良く、おいしいお茶と評価され、販売も伸びていった。また昭和56年(1981年)えひめ生協からも声がかかり納入することになった。新居浜の住化生協(現アイコープ)も新宮茶を取り扱うようになった。現在では新宮茶『脇の茶』の販売の大部分は生協である。

低農薬栽培から無農薬栽培へ
 脇の新宮茶をなぜ生協は、商品として積極的に導入したのか。新宮茶が香りが良く、おいしいということだけではなかった。新宮茶が無農薬栽培で、安くて飲んで安全な茶ということが大きな要因であった。

 博義さんは無農薬栽培について、次のように話した。「静岡から帰って、栽培や管理は、静岡で習った方式でやっていた。虫が出れば薬をかけるのが当然のことと考えていた。新宮で5月に茶摘みする時期は虫はつかないが、6月の二番茶の時期になると多少虫が出てくる。お茶の三大害虫はハマキ虫、ウンカ、ダニである。大発生すれば農薬を撒布していた。新宮では熱心な農家は農薬撒布するが、全然しない農家もあった。新宮の地形が傾斜地であったり、茶畑が家から遠いところにあったりして、撒布には不便である。農家の若い労働力不足ということもあり、撒布せずに済めば、これに越したことはないが、当初は越冬害虫を殺すため秋口に1回は撒布していた。新宮茶は低農薬で安全だということが、生協さんにとって大きな魅力であったんでしょう。消費者との懇談の中で、低農薬でなく無農薬でやれないかという話があったんです。」

無農薬栽培にふみきっだ動機
生協との懇談や申し入れがあった時期に、「昭和58年(1983年)に父親が入院する。続いて母親も入院する。めいも入院ということで、家内が看病の付き添いをする。それで1年間は茶畑は放置された状態でした。本当に茶畑はボロボロになっていました。静岡から茶摘機のメーカーの人が、秋口に来るという連絡があり、あんまりボロボロの茶畑をみせるのは恥ずかしいので、弟と2人で前日に剪定(せんてい)しました。」翌日の状況について、『こーぷらいふ』№66の「脇の茶特集号」に次のような記述がある。

 「その翌日は、とても良い天気でした。脇さんは、茶畑を見ようと家の上に上がりました。その時です。脇さんは、強い衝撃を受けました。茶畑には、一晩のうちに、一面朝日を受けてキラキラと蜘蛛の巣が張っていたのです。前の日に剪定したばかりだというのにです。農薬をかけていれば、蜘蛛は死に、巣も張ることはできなかったはずです。末だに、その光景は忘れられないと言います。『これが、天敵利用ということなんだな』と脇さんは直感しました。『理屈では分かっていても、なかなかそこへ踏み切ることは難かしいというのが本音だったのですが、それを見て、こりゃ、いけるなと。うちは当然やるし、他の農家にも呼びかけたんです。』と話された。」

 その翌年から、天敵を利用した無農薬栽培に踏み切ることになった。現在はクモ以外にもハチやテントウムシなど、自然の生態系利用で新宮村では無農薬栽培が定着している。

無農薬栽培のための土作り
 脇さんは、「無農薬で作るための絶対の条件は、土作りです。新宮村では茶の代表的な病気はモチ病です。病気に耐えられる茶樹を作るには、有機物を土にたくさんすきこむことです。」と言う。だから窒素成分の多い化学肥料は使用しない。魚粉、油粕、たい肥を茶畑の溝にまき、その上に山草やカヤを土壌の敷草とする。除草剤を使用しないから、夏場は草とりが大変であるが、山草を敷くことは、土壌に有機質の補給と、雑草の繁茂を防ぐ一石二鳥の役割を果たすことになる。

新宮茶の栽培と製茶
 脇さんところでは、茶の栽培を始めたころは5反百姓であったが、その後の規模拡大で、平成5年は1.6haの茶畑をもつようになった。5月の一番茶手摘み、6月の二番茶の茶摘みの時期は、季節雇いを含め20名ほどが従事する。

 新宮村全体では、平成4年度で栽培農家数380戸、このうち生葉販売農家数142戸、栽培面積42ha、生葉生産量162t、荒茶生産量35tにまで成長した。県全体のうち新宮村の割合は、栽培農家数6.7%であるが、栽培面積では16.5%、生葉生産量21.6%、荒茶生産量22.0%と県下に占める地位は高い(図表2-2-16参照)。とくに新宮茶が、「香りは日本一、飲んでおいしく安全な茶」という評価と信用を将来も持続し、新宮村の特産品として定着させる必要がある。そのために脇さんは自費で、『新宮茶園だより』、『新宮茶の栽培指針』を発行している。それを村内の全栽培農家に配布して、技術指導や啓蒙活動を続けている(図表2-2-17参照)。『新宮茶園だより』は昭和52年(1977年)に第1号を発行してから、平成5年4月で第75号まで続いている。脇さんのところでは、農家から持ち込まれる生葉の買い上げと、農家の委託加工もする。加工場では専属3名で、茶摘み時期の4月から7月までの生葉が多く持ち込まれる時期は、10名程度が雇用される。新宮で生産される製茶の60%、販売の70%が脇さんの製茶工場で取り扱っている。村内には他に農協の加工場と、個人の加工場がある。

国の重要文化財の木造小学校「八幡浜市立日土小学校」 The Hizuchi Elementary School in Ehime pref.

タグ: , ,

愛媛県八幡浜市、ミカンの段々畑がつづく山の中に世界的に注目される木造小学校があります。四国や瀬戸内でであった建築の中で一番好きな建築です。ほんとに居心地のいい明るい空間。モダンでシンプルな近代建築が多い中で、絶妙に木や人の温もりが感じられる素晴らしい建築です。1956年~1958年に建築家の松村正恒(まつむら まさつね)さんが設計した2階建て木造建築。鉄筋造が主流だったモダニズム建築を木造で実現したとても珍しい建築です。国の重要文化財に指定、DOCOMOMO JAPAN選定、日本建築学会賞、ワールド・モニュメント財団のモダニズム賞など高く評価されています。

The Hizuchi Elementary School is wooden modern school which is designated as one of Japan’s Most Representative Modern Buildings. I love this architecture very much. The architecture was Important Cultural Property. 続きを読む 国の重要文化財の木造小学校「八幡浜市立日土小学校」 The Hizuchi Elementary School in Ehime pref.

愛媛県宇和島市の九島に30年がかりで橋が架かりました。

タグ: ,

愛媛県宇和島市沖に浮かぶ「九島(くしま)」という島に橋が架かり
連日地元新聞を賑わせています。1987年から30年がかりで実現、島民悲願の橋です。

昨年、食べる通信の宇和島のブリ養殖してた漁師さんの出身が九島で、
養殖場も九島の目の前でした。
その時に大きな橋をつくってるからずっと気になってて。
島にとって橋が架かるっていうのはどういうことなのかと考えさせられます。

Panorama_uwajima_kushima_a

九島大橋 悲願の開通 宇和島で式典 – 読売新聞

宇和島市の市街地と宇和島湾に浮かぶ九島を結ぶ「九島大橋」(468メートル)が3日開通し、市は同市坂下津の市街地側で記念式典を行った。1987年から島民が要望を重ねており、30年がかりで実現した。

 式典には、中村知事や石橋寛久市長、九島の子供らが参加。テープカットやくす玉割りで祝った。この後、参加者らが橋の中央付近まで歩き、石橋市長が島民の代表と握手。橋の上では、2組のカップルが結婚式を挙げ、祝福を受けた。

 今春に九島小を卒業し、4世代で橋を歩いた浜崎久仁君(12)は「家族みんなで渡ることができ、本当によかった」と喜んだ。

 九島大橋は片側1車線の計2車線。片側に幅1・25メートルの路肩があり、歩行者や自転車も通行できる。

にっぽん紀行「春 橋が架かる島で~愛媛 九島~」

日程:2016年4月23日(土) 23:10~43(33分)

番組内容愛媛県宇和島市の沖に浮かぶ九島。4月、島民の念願だった四国本土と結ぶ橋が架かる。失われつつある島の姿に思いを寄せながら、新たな橋と共に歩み出す人たちを見つめる。
出演者ほか【案内人】小芝風花
詳細愛媛県宇和島市の沖に浮かぶ九島。昔ながらの暮らしが残るこの島に、4月初旬、住民の念願だった四国本土と結ぶ橋が開通する。橋が通れば便利になり観光客も来るようになると、島はにわかに活気づいている。一方で変わりゆく島の姿に戸惑いを感じる人も。住民の交流の場になってきたフェリーも橋の開通とともに廃止となる。島ならではの暮らしに思いを寄せながら、橋に希望を託し、新たな一歩を踏み出そうとする人たちを見つめる。

みかんジュースの蛇口、今治タオルを選べる宿!道後やや Hotel Yaya, Dōgo Hot spring, Ehime pref.

タグ: , ,

年間100万人以上が訪れる人気の観光スポット愛媛県松山市の道後にある温泉宿「道後やや」
宿の空間も素敵なのですが、そのサービスが画期的で話題になりリピーター客も多い人気宿です。

You can choose and drink Milan juice at the entrance of the hotel “Dōgo Yaya”. After check in, you will find shelf of towels. You can choose your favorite towels from many kind of towels. It was so amazing hospitality. If you go to Dōgo hot spring at Matsuyama city, Ehime pref., please stay at hotel Yaya. You can enjoy essences of Ehime pref..


まず入り口でもてなしてくれるのが
ウエルカムドリンクの、みかんジュースの蛇口。
「愛媛県の蛇口をひねるとみかんジュースがでる」という
都市伝説のようなネタがありますが、ここはホンモノ。
3種類の柑橘の中から選んで飲み比べもできます。


清見、不知火、温州など、さまざまな柑橘ジュースを飲み比べできます。


そして、チェックイン後に部屋に向かう前に現れるのがこれ。
愛媛といえば、みかんの次は、今治タオル。


ふわふわ。道後温泉に入って、今治タオルで体を拭き、
みかんジュースで喉を潤す。
これほどまで見事に愛媛らしさ調和したおもてなしがほかにあるだろうか。
素晴らしい宿です。


廊下


部屋番号


部屋の入口


ベッドルーム


浴室


シャンプーやボディーソープもミカンの香り


トイレ

道後やや
場所:愛媛県松山市道後多幸町6-1 [Google Maps]
電話:089-907-1181

Dōgo Yaya
Place : 6-1 Takou town, Dogo, Matsuyama city, Ehime pref., Japan [Google Maps]
Tel : 089-907-1181

ようこそ、道後ややへ
落ち着いた雰囲気の中、自社農園から毎日届けられる野菜をはじめ、瀬戸内の海産物や、新鮮な素材を引き立てる砥部焼きの器、そして湯上がりの肌にもやさしい今治タオルまで、地元愛媛のこだわりの品々が旅のひとときをあたたかくおもてなしいたします。道後の街をもっともっと満喫して頂きたい。そういった思いのもと、当館は温泉施設を備えず、徒歩3分の「椿の湯」、そして、徒歩5分の「道後温泉本館」までの散策をご提案しております。ビジネスからファミリーまで様々なご利用に対応し、素泊まりから夕食付まで様々なスタイルをご用意しております。お客様お一人お一人の旅が素敵なひと時となるようスタッフ一同精一杯お手伝いさせて頂きます。

愛媛県八幡浜の柑橘農家 梶谷農園

タグ: ,

愛媛県八幡浜の梶谷農園さんに行ってきました。一年前に訪れた際に、様々な柑橘を育てていてしかもどれもとっても美味しかったことに感動したのですが、そこから更に激動の一年を過ごされて、なんと「TEN」の代表に就任、最高品質のジュースやゼリーやアイスなどの加工品を手掛ける人気ブランドをご家族で背負って立つ存在になっていらっしゃいました。工場や店舗もこれから増えていくそうで、それでいて、品質は最高のものをつくっていきたいと話すそのキラキラした目には、明るい柑橘王国の姿が見えました。

DSC_6108
今回、四国食べる通信2月号では、善通寺市のキウイと、
八幡浜で梶谷さんご一家が丹精込めてつくった様々な種類の柑橘をお届けします。
どちらも同じ四国に住んでいる一員として自慢の品です。とってもオススメ。

DSC_6090
東京で暮らしていてこんなに多品種の柑橘に出会うことはそうないと思います。
どれも違った味や食感なのに、どれも味が濃くて、美味しかったです。

DSC_5961

DSC_5987
梶谷農園(八幡浜市高野地)株式会社TEN、梶谷高男さん

DSC_6161
お父様の梶谷光弘さん。息子さんやお母さん曰く、
昔から根っからのチャレンジャーで様々なことに挑戦してきたのだそう。
梶谷農園にはそのチャレンジ精神の遺伝子が根付いていますね。

DSC_6203

DSC_6008

DSC_6145
はちきれんばかりのプチプチとした食感の甘平。
大好きで、四国に来てから毎年、食べてます。
ちなみに、糖度や色などの品質基準を満たした上位10%を
「愛媛Queen(クィーン)スプラッシュ」という名前で販売していくと愛媛県が発表しました。

DSC_6150
ゼリーのような食感が特徴の紅マドンナ。


こちらは仏手柑(ぶしゅかん)。仏の手と書く名前の通り、手のような不思議な形の柑橘です。
同じ名前の酢みかんが高知にはあって紛らわしいのですが、
こちらは食用ではなく観賞用、食べるときは皮を砂糖漬けやマーマレードにします。
高知でよくいう仏手柑は、別名「餅柚(もちゆ)」とも言い、
緑色のスダチににている見た目。
メジカなどの魚を食べるときに醤油とあわせて使います。

DSC_6155
今回一番驚いたのがこれ。キャビアのような見た目の高級柑橘「フィンガーライム」
オーストラリア原産で、フランス料理などで使われるようになって注目され、
日本での生産は、梶谷農園さんが先駆者として開拓しています。
口に含んで歯でつぶすとプチッと、山椒の実のように香りが口の中に広がります。
白、ピンク、緑、紫など様々な色があるので、
カクテルや料理のアクセントにぴったりです。

DSC_6035
八幡浜の山の上にある梶谷さんの農園。
城山という名のとおりこの山の上にお城があって、
そのすぐ下にあった鍛冶屋が梶谷さんのご先祖様なのだとか。
この絶景ですから、外国からきたお客さんも絶対喜ばれるでしょう。
観光農園としての展開にも期待です。

DSC_6186

DSC_6203

楽農人6:梶谷高男さん|楽農研究所

梶谷農園のある八幡浜市高野地は、岩盤地質で柑橘の根が浅く張るため、古くから美味しいみかんの産地として知られます。しかし標高が高いために12月には気温は氷点下となり、雪が積もることも珍しくありません。その後の中晩柑の栽培には不向きと思われてきましたが、梶谷さんは温州みかん以外の様々な中晩柑の施設栽培を積極的に進めています。もちろん日照時間が長く気温も高い佐田岬などにも園地を構えるなどして、途切れることなく多品種の柑橘を周年出荷できる体制を整えています。この春からは生産者としてだけでなく、経営者としての顔も持つことになりました。

「法人化は自分達のスタイルを理解してくれて、共に進もうと言ってくれるパートナーに出会えたから実現しました。」これまではいくらで売れるのか不明瞭で、ついコストを絞って満足いくものが作れないことが多かったといいますが、価格を決められることで有機肥料やピートモスなど納得いく資材を自分の判断で使えるようになる、と笑顔。「家族経営では数々の失敗を乗り越えてきた。だからこそ、何をするべきかが見えてきました。みかんは絶対。でもみかんだけではダメ。ここまでやってきたこと全てを糧にして、次の展開が描けるのは嬉しいですよ。」

農業大学校を卒業後に、柑橘の指導員として3年間の農協勤めを経験している梶谷さんは、地域が一丸となって支えてきた「愛媛のみかん」に誇りと自信を持ち続けたいと言います。「両親や周囲の人達が頑張って育ててきた『産地』というものを、僕らがきちんと受け継いでいかんと。この地域のみかんをちゃんと守っていきたいし、今度は僕らが後に続く人を育てていかんといけん。」一歩前に進むためには農家が変わらなければならない、自分自身が変わらなければならないという強い思いで、法人という道を選んだと言います。
「10年後は地域に貢献したな、と思えるようになっていたい。楽しく儲けて『みかん御殿』を建てたいですね。そこでみんなで酒を飲みたいです。友人や今まで助けてもらった人たちみんなとずっと変わらず。今のこの気持ちを10年後も忘れないでいること、それが目標です。」

民俗の知恵―愛媛八幡浜民俗誌 (愛媛民俗叢書 (1))
大本 敬久
創風社出版
売り上げランキング: 1,406,258

武智和臣さん設計、松山・衣山の家 House of Kinuyama designed by Kazutomi Takechi

タグ: ,


世界記念物基金(WMF)の「モダニズム賞」を受賞している八幡浜市立日土小学校の保存・再生、オーベルジュ内子を手がけた、ATELIER A&A 武智和臣さんの傑作住宅。「松山・衣山の家」が売りに出るとのことなので撮影にいってきました。

鉄骨造 平屋 38坪 土地123坪 4台駐車可 築20年。

いまは妹さんが暮らしているのですが、近々引っ越しされるそうで、長く住んだこの建物を大切に住み継いでくださる方を探しているそうです。ご興味のある方、ぜひご連絡ください。

I went to the house of Kinuyama designed by Kazutomi Takechi. He is the architect who joined the rebirth project of Hizuchi junior school at Yahatahama, and designed Auberge Uchiko. Although now his sister live in the house, she would like to move. Thus, They want to some person who buy and live here. Because this house has central garden space, you can feel nature in the house like phases of the moon and change of seasons. If you are interested in the house, please contact us.


丸い天窓のあいた中庭を囲むようにキッチンとリビングとダイニングが配置されています。


この日は天気がよく、陽だまりができていたので冬でも暖かかったです。
夏至の日の日射角度で北側のダイニングルームに直射日光が入らない角度になっています。


円形の天窓。満月の日は灯りをつけなくても部屋が明るいそう。
すぐ裏には、縄文時代から中世の大峰ヶ台遺跡・古墳群のある松山総合公園の木々がみえます。


ダイニングルーム。
友だちをよんで食事会などしたら楽しそうです。


建物の周囲の柱で屋根が浮いているので
内側の仕切壁には隙間があり、ゆるやかに他の部屋の気配がつながっています。
ちなみにこの裏側にバスルームがあって建物の中央にあるので冬でも寒くなりにくいので
ヒートショックの心配も少ないです。


キッチンをはさんで左右に、リビングとダイニングがあるので、
家族や友人たちの気配がそれとなく感じられます。



玄関


三津の港町や、瀬戸内海の興居島(ごごしま)がみえる高台にあります。


こちらが松山沖にある興居島。


三津の田中戸さんに寄ってコーヒーを一杯のんで高松に帰りました。
今度は島旅もしたいとおもいます。

瀬戸内海を一望できる安藤忠雄さん設計のホテル「瀬戸内リトリート青凪(あおなぎ)」 Setouchi retreat AONAGI

タグ: ,

安藤忠雄さんが設計した瀬戸内海や忽那諸島を一望できる高級ホテル
「瀬戸内リトリート青凪(あおなぎ)」がオープンしました。
建物は、愛媛県四国中央市の大王製紙が所有していた美術館を、
ホテルとしてリニューアルしたものです。
運営は、温泉旅館やホテルのコンサルティングをしている「温故知新」です。

The new hotel which was designed by architect Tadao Ando, “Setouchi retreat AONAGI” opened at Matsuyama city, Ehime pref., Japan. The rooms provide a fabulous view of Seto Inland Sea.

h-bgd1

h-bgd2

h-bgd3
photo : 瀬戸内リトリート 青凪

瀬戸内リトリート 青凪
時間:9:00〜21:00
場所:〒799-2641 愛媛県松山市柳谷町794-1 [Google Maps]
お問い合わせ・ご予約:089-977-9500
プロデュース:温故知新
建築:安藤忠雄

Setouchi retreat AONAGI
Open Hours : 9:00〜21:00
ADDRESS : 794-1 Yanaidani-cho, Matsuyama, 799-2641 Ehime, Japan [Google Maps]
Contact : 089-977-9500
Architect : Tadao Ando

CasaBRUTUS(カ-サブル-タス) 2016年 1月号 [雑誌]
マガジンハウス (2015-12-10)

【2月29日まで】最古にして、最先端。蜷川実花×道後温泉 道後アート2015 DOGO ONSENART 2015

タグ: ,

古くは日本書紀にも残る日本最古の温泉「道後温泉」
松山観光の目玉ともいえる道後温泉本館が、改築百二十年の大還暦を迎えることを記念して、
第一回の2014年に続き、アートフェスティバル「道後オンセナート」が開催されています。

「Dogo Onsen」is the oldest hot spring in Japan and it is described in “Kojiki”, the oldest history book in Japan. In commemoration of the 120th anniversary project, the executive committee for reconstruction of the main building of Dogo hot spring will hold Art Festival “DOGO ONSENART” with Dogo hot spring resort of Matsuyama city, Ehime pref. as its stage.


本館北側および西側ファサードの障子・ガラスには、
写真集『FLOWER ADDICT』より花の写真全40点と未収録の写真から5点の全45点を設置。


ライトアップおよび映像作品18:00〜23:00


道後温泉の近く。雨上がりに椿の花が散っていました。

蜷川実花×道後温泉 道後アート2015
日程:2015年5月1日〜2016年2月29日
 第一弾オープン 2015年5月1日
 第二弾オープン 2015年7月18日
 第三弾オープン 2015年10月予定
 ※会期中に展開作品が徐々に増えていく予定です
場所:道後温泉およびその周辺エリア(愛媛県松山市道後湯之町5-6) [Google Maps]
主催:道後アート実行委員会

Mika Ninagawa × DOGO ONSENART 2015
Date : 1st May 2015 – 29th February 2015
Place : Dogo Hot Spring (5-6 Yunomachi, Dogo, Matsuyama city, Ehime pref., Japan) [Google Maps]

「最古にして、最先端。」
日本最古の温泉街で展開される最先端のアートの祭典。

昨年、愛媛県・松山市「道後温泉」では、道後温泉本館改築120周年の大還暦を迎えたことを記念して「道後オンセナート 2014」を開催し、多くの観光客や市民に道後にお越しいただき、好評のうちに終了いたしました。
「最古にして、最先端。」温泉アートエンターテイメント。をテーマに、温泉という地域資源にアートを取り入れることにより、「まち巡り」の回遊性を作ることに成功し、新たな道後温泉の魅力を発信することができました。
このように大きな成果を上げたことから、地元関係者や実行委員から継続開催の要望があり、行うことを決定しました。
今回はメインアーティストに写真家、映画監督である蜷川実花さんを迎え、「蜷川実花×道後温泉 道後アート2015」として、道後地区を蜷川さんの作品で彩ることで新たな話題性と、情報発信に繋げていきます。また、前年より続くプロジェクトとして、道後地区にあるホテルが参加する、宿泊対応可能なアート作品“HOTEL HORIZONTAL(ホテル ホリゾンタル)”。のうち6つのホテル・旅館が継続して展開をしております。

「蜷川実花×道後温泉 道後アート2015」とは

2014年に開催されたアートフェスティバル「道後オンセナート 2014」のテーマ、「最古にして、最先端。」を引き継ぐ形で道後を中心としたエリアで展開されるアートフェスティバル。蜷川実花さんをメインアーティストに迎え、2015年5月1日から10カ月の会期中に道後地区に様々なアート作品が展開されます。

Flower Addict
Flower Addict

posted with amazlet at 15.11.20
Saskia Havekes
Lantern
桜

posted with amazlet at 15.11.20
蜷川 実花
河出書房新社
売り上げランキング: 27,535

産地と料理人、親子の共演。愛媛県大洲の原木椎茸とイタリア料理店フェデリコ mushroom logs

タグ: ,

愛媛県大洲市の原木椎茸の産地とレシピをお願いしたイタリア料理店のフェデリコ(federico / 愛媛県 松山市南久米町159‐6 2F)​さんに撮影にいってきました。なんと、レシピをつくってくださったシェフの中野芳将さん実家は、今回お届けする大洲市の原木椎茸農家のひとり。原木椎茸を子供の頃から食べていたからこそわかる、美味しい椎茸の調理法、原木だからこそ味わえる調理法を教えて下さいました。農家と料理家の親子の共演が実現したレシピをお楽しみください。四国食べる通信12月号は、愛媛県宇和島のみかん鰤(ぶり)と、愛媛県大洲の原木椎茸をお届けします!!お申し込みはこちらから

I went to take photos of trees stump used for growing mushrooms at Ozu city, Ehime Pref., Japan. And I went to Italian restaurant “Federico (159-6 2F Minamikume-cho, Matsuyama city, Ehime Pref.) , who made a recipe. The chef, Mr. Yoshimasa Nakano’s family home is one of the shiitake farmers of Ozu city. Therefor he tell us how to cook and eat delicious mushrooms because had eaten since he was a child. Please enjoy the recipes which is parent-child collaboration. The Shikoku Eat Magazine December issue, We send the story of tangerine yellowtail of Uwajima, Ehime pref. and raw wood shiitake mushroom Ozu city.

taberu.shikoku12_02

taberu.shikoku12_04

愛媛県大洲の原木椎茸 Raw shiitake mushroom farm

タグ: ,

本日は、四国食べる通信12月号のために愛媛県大洲の原木椎茸農家さんを取材撮影させてもらっています。

江戸時代に茶の湯炭の生産のために植えられたクヌギ林が、時代とともに需要が変化し、今は原木椎茸畑になっています。

愛媛県大洲、原木椎茸農園。1月、2月の肱川(ひじかわ)おろしと呼ばれる濃い霧の湿気を吸い、3月にニョキニョキ生えてくるとのこと。

宇和島の鰤(ぶり)養殖現場

タグ: ,

無事、高松に帰ってきました。今朝は朝4時起き、宇和島の鰤(ぶり)の養殖現場、加工現場、真珠の養殖現場を取材・撮影させていただきました。今回お世話になっている「宇和島プロジェクト」さん指導のもと、具体的にどのようにして鰤をさばいて皆さんにお届けするのか、加工場で実際に今朝捕れたばかりの鰤を切りながら検討しました。南予で出会う皆さん本当に素敵な方ばかりです。濃密すぎて石鎚山に登ったのが随分前のことのよう。

2015/10/28
05:30高松 → 12:00石鎚山登頂 → 15:00原木椎茸農家さん → 大洲宿泊

2015/10/29
05:30大洲 → 鰤(ぶり)養殖現場 → 宇和島プロジェクト → 真珠養殖場 → 大洲道の駅 → 高松


宇和海に到着。早朝に東の空に沈む月


四国食べる通信12月号でお届けする宇和島のみかん鰤(ぶり)の水揚げです。


四国食べる通信編集メンバーも水揚げのお手伝い。


水揚げしてすぐに締めていきます。


みかん鰤


こちらは、みかん鯛


こちらも、水揚げ後すぐに神経を抜いて締めていきます。


丁寧に梱包


船で出勤が宇和島スタイル


取材中


対岸は離島の九島。間もなく橋が架かります。


宇和島の湾。ここで鰤が育ちます。


宇和島プロジェクトさんで、お届けする鰤のさばき方や配送方法について打ち合わせ。

” alt=”” />


厳重な衛生管理がされています。


ガラス越しに見学させていただき、このあと、
編集部も、洗浄・衛生着を着た後、工場内部を見学させていただきました。
カメラは内部に持ち込み不可なので、写真はガラス越しのみでお届けします。


みかん畑。半農半漁の宇和島だからこそ、「みかん鰤」が生まれたのかもしれません。


斜面のみかん畑から宇和島の湾を眺めます。


宇和島といえば、鯛めし。美味しかった!


午後からは、真珠養殖場を見学。


アコヤ海に真珠の核を挿れる作業。とても緻密な作業です。
ひとつひとつ丁寧につくられています。


綺麗な貝

西日本最高峰!石鎚山を登頂してきました。 Mt. Ishizuchi, the highest mountain in Western Japan

タグ: , ,

標高1,982m、西日本最高峰で多くの信仰を集める石鎚山(いしづちさん)に登ってきました。
四国山地西部に位置し、愛媛県西条市と久万高原町の境界に位置しています。
日本百名山、日本百景、日本七霊山のひとつです。
朝4時に起きて、広葉樹が多く残る久万高原町側の登山道から登りました。
登山口では霧で真っ白だったのですが、さすが四国食べる通信編集部の晴れ男パワーで
頂上につく絶妙なタイミングで青空の山頂を拝むことができました!
頂上からみた霧が撫でるように流れていく四国山脈の風景は忘れません。

I went to Mount Ishizuchi. It is a 1,982m high mountain on the border of Saijō and Kumakōgen, in Ehime pref., Japan. This mountain is one of the 100 famous mountains in Japan. It is the highest mountain in Western Japan.


鎖をつかんで岩場を登ります。ここ結構やばかった。


ナナカマド


白石くん


左が愛媛側、右が高知側。まったく天気が違います。


白石くんにお湯を温めてもらう。山頂でたべるコーヒーとカップ麺は最高です。


携行食としても有能!寧日さんのグラノーラ。
四国食べる商店でも買うことができます。


霧の中の樹形も美しい



お地蔵様


すれ違うときは「こんにちは」を忘れずに



西条市や新居浜側の町や工場地帯が見えます。

石鎚山
標高:1,982 m
山系:四国山地
初登頂:850年
場所:愛媛県西条市・久万高原町 [Google Maps]

Mount Ishizuchi
Altitude : 1,982 m
First summit:850year
Place : Saijo city and Kumakougen town, Ehime pref., Japan [Google Maps]

Wikipedia
石鎚山の頂は、通常は天狗岳のことを指すが、弥山から天狗岳までが岩場であることや、天狗岳に多人数がとどまれるスペースがないこともあり、天狗岳直前(約200m手前)の弥山までの登山者も多い。弥山には石鎚神社の鎮座のほか山頂小屋がある。
弥山まで3箇所の鎖場があり、下から「一の鎖」(33メートル)、「二の鎖」(65メートル)、最後は「三の鎖」(67メートル)と続くが迂回路もある。「一の鎖」の手前に前社ヶ森(1,592m)の岩峰にかかる「試しの鎖」(74メートル)があり、これが最も急勾配である。弥山への鎖は近世頃より掛けられたとされ、1779年(安永8年)に鎖が切れ、翌1780年(安永9年)に鎖の掛け替えを行ったとする記録である『石鉄山弥山鎖筋之覚』が前神寺旧記に残されている。山頂からは瀬戸内海、および土佐湾、見通しのよい日には大山を始めとする中国山地、九州の九重連山まで望むことができる。
主な登山コースは、石鎚登山ロープウェイ使用の成就社コース、石鎚スカイラインまたは瓶ガ森林道を使用の土小屋コース、面河渓谷コースの3つが一般的であるが、ロープウェイを使わないコースとして西ノ川登山口から夜明かし峠に至るコースや、今宮道から成就社に至るコースもある。成就からの登山道が表参道、面河からが裏参道と呼ばれる。西ノ川登山口からのコースで毎年遭難騒ぎが起きているので不十な用意は禁物である。天狗岳直下には傾斜が強くオーバーハングした北壁が落ちており、四国一といってもよいロッククライミングのフィールドを提供している。南西斜面の中の沢・南沢は沢登りのルートとして知られる。なお、堂ヶ森から二ノ森経由で石鎚山に至る石鎚山脈主線縦走ルートもある。
さらに、「石鎚山旧跡 三十六王子社」という行場を巡りながらの登拝もあるが経験者の案内のもとに行かないと行き着けない。なお、年に一度秋に石鎚神社が登拝会を催行している。

Mount Ishizuchi – Wikipedia
Mount Ishizuchi is the highest mountain on the island of Shikoku and also the highest mountain west of Mount Haku. It is known as ‘the roof of Shikoku’ and the sharp, rocky summit resembles a huge stone hammer.

Mount Ishizuchi is an important object of worship in this region and one of the major centers of Shugendō, a sect of mixture of Shintoism and Buddhism. At the top of the mountain there is a small shrine called the Ishizuchi Shrine. This mountain is also known as one of Seven Holy Mountains. There are several sets of heavy iron chains leading up to the summit and this is the route many pilgrims opt to take, the longest set being 68m. However, it is possible to hike all the way to the peak along a trail which includes stairs and ramps with handrails.

The climbing season opens every year on July 1, and women are forbidden from climbing the mountain on this day. Between mid-October and mid-November, people come from far and wide to view the autumn colours.

The area around Mount Ishizuchi is a major part of Ishizuchi Quasi-National Park.

宇和島の郷土料理「ふくめん」 “Fukumen” local cuisine of Uwajima island

タグ: ,

愛媛県宇和島に伝わる郷土料理「ふくめん」。千切りこんにゃくに魚そぼろと薬味を和える料理。名前の由来としては、こんにゃくが見えなくなるまで「覆面」するからとか、こんにゃくを切ることを「ふくめ」ということからなどという説があります。

This is a colorful dish for celebrations which delights the eye. Various healthful materials such as fish and orange peel are placed nicely on “Konnyaku” (a paste made from devil’s-tongue). (宇和島市観光協会)

宇和島藩 (シリーズ藩物語)
宇神 幸男
現代書館
売り上げランキング: 161,112

牛鬼 The ushi-oni (cow demon)

タグ: ,

海外の人が紹介している怖い妖怪トップ10に
愛媛宇和島などに伝わる「牛鬼」が選ばれていたので紹介します。

The Ushi-Oni is a creature which appears in the folklore of Japan. There are various kinds of ushi-oni, all of them some sort of monster with a horned, bovine head. Perhaps the most famous ushi-oni appears as a protective symbol in the Uwajima Ushi-oni Festival, which is held in late July in Uwajima of Ehime Prefecture. (Ushi-oni – Wikipedia)

海岸に現れ、浜辺を歩く人間を襲い
非常に残忍・獰猛な性格で、毒を吐き、人を食い殺すことを好むとされています。
頭が牛で首から下は鬼の胴体を持つという伝承があります。

牛鬼の頭(かしら)
宇和島地方では、玄関先に牛鬼の頭を飾り、厄除けの守り神とする風習があります。恐ろしい鬼の面をもって魔を遠ざけます。

牛尾には、宇和島を中心とする愛媛県南予地方に古くから伝わる郷土芸能であり、「ウショウニン」とも呼ばれ、大人から子どもに至るまで多くの人々に親しまれている。牛をかたどった竹組の胴体に丸木でつくられた長い首と恐ろしげな鬼面の顔、剣の形をした尻尾がついており、全身は棕櫚(しゅろ)の毛または赤色の布で覆われています。

起源については、喜多郡領主の家臣であった大渕太郎が赤布を用い、牛鬼の形を作って猛獣の襲来を防いだのが始まりとする説や戦国武将の加藤清正が朝鮮出兵の際に、敵を威圧して攻め戦った亀甲車が元になったとする説などがあるものの定説をみません。

Uwajima Ushi-Oni Matsuri Festival
Uwajima Ushi-Oni Matsuri Festival

祭礼の日には、神輿の先導役を努め、露払いとして行く先々をお清めする牛鬼は、その恐ろしい形相や荒々しい性格から、悪魔祓いの意味を持つようになったとも言われ、長い首を打ち振り勇ましく練り歩く姿は、まさに祭りの花型です。

宇和島市役所牛鬼保存会

佐脇嵩之『百怪図巻』の「うし鬼」
佐脇嵩之『百怪図巻』の「うし鬼」

10 Japanese Monsters That Will Kill You – Listverse

You always have to keep an eye out when walking along the beach. There might be glass or perhaps a beached jellyfish. However, there’s one more thing you may want to watch out for—the infamous “cow demon” that loves to terrorize fishermen.The ushi-oni (“cow demon” or “ox demon”) was a legendary monster that haunted Japan. Working with the local nure-onna monsters, which were beasts with a woman’s head and a snake’s body, the ushi-oni ‘s favorite pastime was attacking fishermen. So you have an ox demon and a snake woman trying to kill you. Doesn’t make for a good day.Now that you know what an ushi-oni is, you need to know what one looks like in order to avoid them. But that’s where the real trouble comes in: Nobody can quite agree on what an ushi-oni looks like. Depending on where you are in Japan, you’ll be given a different description of this evil creature.Sometimes, it will have the body of a crab and the head of an ox, as found in the Shimane Prefecture. Sometimes, the body will be more spiderlike. Others believe that an ushi-oni is a very unfriendly cow. The Negoro-ji Temple in Kagawa depicts the creature with tusks and wings like a flying squirrel, while people in the Ehime Prefecture believe that it looks more like a Chinese dragon.If you want to see the Chinese dragon version of the ushi-oni, look no further than the Uwajima Ushi-Oni Matsuri Festival. During this festival, ushi-oni floats that are 6 meters (20 ft) high are carted through the town. There are also fireworks, dance displays, and bullfighting at the festival.

牛鬼 – Wikipedia

愛媛県
宇和島地方の牛鬼伝説は、牛鬼の伝承の中でも特に知られている。かつて牛鬼が人や家畜を襲っており、喜多郡河辺村(現・大洲市)の山伏が退治を依頼された。村で牛鬼と対決した山伏は、ホラガイを吹いて真言を唱えたところ、牛鬼がひるんだので、山伏が眉間を剣で貫き、体をバラバラに斬り裂いた。牛鬼の血は7日7晩流れ続け、淵となった。これは高知県土佐山、徳島県白木山、香川県根来寺にそれぞれ牛鬼淵の名で、後に伝えられている。
別説では、愛媛県に出没した牛鬼は顔が龍で体が鯨だったという。同じ「牛鬼」の名の伝承でも地域によって著しく姿形が異なることから、妖怪研究家・山口敏太郎は、水から上がってくる大型怪獣はすべて「牛鬼」の名で呼ばれていたのではないかと述べている。

高知県
明和3年(1776年)の大旱魃の年に岡内村(現・香美市)の次郎吉という男が、峯ノ川で牛鬼を目撃したという。また同県の民話では、ある村で家畜の牛が牛鬼に食い殺され、退治しようとした村人もまた食い殺されていたところへ、話を耳にした近森左近という武士が弓矢の一撃で退治した。村人たちは大喜びで、弓を引く真似をしながら左近の牛鬼退治の様子を話したといい、これが同県に伝わる百手祭の由来とされる。
物部村市宇字程野(現・香美市)に伝わる話では、2-3間の深さのすり鉢状の穴に落ち抜け出せずに泣いている牛鬼を、屋地に住んでいる老婆が助け、それ以来牛鬼はその土地の者には祟りをしなかったという。

鳥山石燕 画図百鬼夜行全画集 (角川文庫ソフィア)
鳥山 石燕
角川書店
売り上げランキング: 14,036
決定版 日本妖怪大全 妖怪・あの世・神様 (講談社文庫)
水木 しげる
講談社 (2014-02-14)
売り上げランキング: 9,699
Pandemonium and Parade: Japanese Monsters and the Culture of Yokai
Michael Dylan Foster
University of California Press
売り上げランキング: 74,115

【10月24日(土)より、全国ロードショー】愛媛県今治市 栄福寺 映画「ボクは坊さん。」

タグ: ,

愛媛県今治市にある四国八十八カ所霊場の第57番礼所 栄福寺
住職・白川密成さんの物語が映画になります!
「ほぼ日刊イトイ新聞」で連載された実話エピソードが映画化されます。

参考:クリエイティブなお坊さんが考える「情報発信」 白川密成 (しらかわ・みっせい) さん 栄福寺住職 – 四国びと

bosan

ボクは坊さん。
公開:2015年10月
スタッフ:監督 真壁幸紀、原作 白川密成、脚本 平田研也、製作統括 加太孝明 志賀司
キャスト:伊藤淳史、白川光円、山本美月、溝端淳平、渡辺大知、遠藤雄弥

四国第57番札所 栄福寺
愛媛県今治市玉川町八幡甲200 [Google Maps]

ボクは坊さん。
ボクは坊さん。

posted with amazlet at 15.07.02
白川密成
ミシマ社
売り上げランキング: 8,815

地域おこし協力隊ポスター

タグ: , ,

2014年度(平成26年度)の総務省・地域おこし協力隊のポスター。
左上の瀬戸内海の写真を撮影・提供させていただきました。

参考:
総務省|地域力の創造・地方の再生|地域おこし協力隊
総務省|地域おこし協力隊ポスター(平成26年度)

四国は柑橘王国!!愛媛県八幡浜の梶谷農園さん

タグ: ,

愛媛県八幡浜の梶谷農園さんに行ってきました。
柑橘の種類の豊富さとその美味しさに編集部一同、大感激!
せとか、はるみ、甘平、紅まどんな、グレープフルーツ、ブラッドオレンジ。
これに、高知の仏手柑、小夏、土佐文旦、徳島のすだち、瀬戸内のレモンなどなど加えたら
世界シトラスサミットを四国で開催できますね。
この感動を食べる通信の読者の皆さんにもお届けしたいです。

愛媛県砥部町の窯業技術センター (産業技術研究所) Ceramic Research Center of Ehime

タグ:

愛媛の建築家さんやデザイナーさんと砥部(とべ)焼の産地、
愛媛県砥部町の窯業技術センター (産業技術研究所)へ行ってきました。
瓦や焼き物の強度や耐水性・耐寒性、いぶし銀や釉薬の風合い、
新技術や新素材の開発などをしている研究所です。

Kikuma town of Ehime pref. is production area of Kikuma tile. And, Tobe town of Ehime pref. is production area of Tobe pottery. The Ceramic Research Center of Ehime which is located at Tobe town research these materials. Their mission is the research of fundamental materials and the development of advanced materials.

伝統産業とはいえ、古いものをそのまま残すのではなく、
常にこうして新しいものづくりを目指している方たちに支えられているのだと、
興奮しっぱなしでした。現場は、宝にあふれていましたよ。今後が楽しみです。

愛媛県庁/窯業技術センター – 愛媛県産業技術研究所


実験小屋。断熱効果などを計測するのだそうです。


釉薬の色見本


耐震強度を測定する装置


時計も砥部焼

普段使いの器を探して やきものの里めぐり (楽学ブックス)

日々、うつわ。: 民藝のうつわのある、おいしい日常。

スイスからやってきた新居浜・大島 「ジャックのパン屋」 Jack’s bakery at Oshima island

タグ: ,

ジャックのパン屋は、スイスから大島(愛媛県新居浜市)に移住してきたジャックさんのパン屋さん。人気のお店なので、予約はお忘れなく。

Jack’s bakery , which has been moved to Oshima island (Niihama City, Ehime Prefecture) from Switzerland. Because it is a popular shop , please do not forget the reservation.

ジャックのパン屋
電話:0897-45-0016
場所:愛媛県新居浜市大島142 [Google Maps]

Jack’s bakery
TEL : 0897-45-0016
Place : 142 Oshima island, Nihama city, Ehime pref., Japan
[Google Maps]


新居浜の黒島港から片道60円で、大島に渡ることができます。


大島に渡るフェリー。車も乗せられます。


スイスから大島に移住したジャックさん。


港でレンタサイクルを借りました。猫がお出迎え。


自転車に乗って、坂をのぼります。


ミカンやサツマイモや白いもを育てています。


山の中腹にジャックさんが育てているヤギに会いました。


メェ~


こちらがジャックのパン屋さん


朝11時頃焼き上がり。電話予約が確実です。(45-0016)


アップルパイや洋なしのパイ、トムのタトル。


焼きあがったパンがずらり。前日に予約してもらっていたのでいただきます。


カンパーニュ(全粒粉)やパンデジョウワ(ライ麦)のパン
Campagne : farine blanche et épautre 500円
Pain du jour : seigle farine blanche 500円


トスカーナ イタリアン オリーブオイル入りのパン
Toscana : farine blanche huile d’olive (italie) 500円


こちらがパン焼き窯。


西条のほうから高校生が自転車にのってやってきていました。
冒険したり釣りをして遊ぶにはぴったりかもしれません。
ズッコケ三人組を思い出しました。


玄関に大漁旗。よくみると、


「ジャック・マニャン」さんの名前が隠されています。


楽しい、美味しい島旅でした。


また、来たいと思います。新居浜・大島。

お供馬の走り込み(菊間祭) Kikuma Otomouma festival

タグ: ,

500年前から行われていた祭事「お供馬の走り込み(菊間祭)」。愛媛県今治市菊間町のお祭りです。「お供馬の走り込み」は、馬を使った祭事として全国的に見ても珍しいお祭りで、この地域から選ばれた少年たちが乗子(のりこ)となり、着飾った姿で「ホイヤー、ホイヤー!」と馬場を疾走するお祭りです。男の子たち学校でモテるだろうなぁ!格好良かった!

Kikuma Otomouma festival is horse running at Kamo Shrine, Kikuma town, Imabari city, Ehime pref., Japan. Only in the autumn festival of Kamo-jinja Shrine at Kikuma-cho, Imabari City, appears Ushioni in the Toyo region.


鳥居から神社までの参道が馬場になっています。


馬も美しい。


乗り子の男の子の衣装


凛々しい。


走りこみがはじまりました。


「ホイヤー、ホイヤー!」


驚くほど速い!!


太鼓台や牛鬼


獅子舞もあります。


収穫の秋。


とても気持ちのいい風が吹いていました。

愛媛県佐多岬半島 Sadamisaki Peninsula, westernmost part of the island of Shikoku

タグ: ,

四国食べる通信の取材で四国の西端、
日本一細長い半島でもある佐多岬半島の柑橘農家
溜池さんを訪れました。
松山から車で2時間、高松からは3時間半。
決してアクセスの良くない場所でありながら、
過疎や高齢といった悲壮感漂う農業の現場とは程遠く、
素敵な笑顔の溜池さん。

参考:完熟屋

I went to Sadamisaki Peninsula for research of “Shikoku Taberu Magazine”. The Sadamisaki Peninsula is the westernmost part of the island of Shikoku, and is the narrowest peninsula in Japan. The peninsula is bounded to the north by the Inland Sea, to the south by the Uwa Sea (Pacific Ocean), and to the west by the Hōyo Strait, which separates Shikoku from Kyūshū.This combination of mountains and ocean make the Sadamisaki Peninsula a popular sightseeing destination. – Wikipedia

その笑顔の背景には、除草剤を使わず木のもっている
本来の生命力を引き出しつくる
本当に美味しい柑橘にたいする力強い自信が感じられました。

東京のマルシェやネット販売でもとてもファンが多いそうです。
まだ柑橘の季節ではないので、今回の取材では溜池さんのつくる柑橘をいただけませんでした。
この冬、溜池さんのつくる柑橘を食べるのが楽しみです。

佐多岬レポート、月末にポン真鍋編集長とまた来ます。
11月号は、佐多岬のはちみつの物語をお届けします。


佐多岬は冬の季節風がかなり強く台風並み。
そのままだと、みかんの木の葉が全部飛んでいってしまうほどの風なので、
防風垣として、槇や杉の木を植えています。


佐多岬の石積み

愛媛県宇和島周辺の秋祭り Autumn festival at Uwajima city, Ehime pref.

タグ: , ,

牛鬼など特有の文化の残る愛媛県宇和島周辺の秋祭り情報をまとめておきます。

【10月14日】
三島神社(宇和島市長堀)
大山祗神社の末社として崇敬を集めた三島神社。勧請(かんじょう)以来、歴代国主の崇敬を得た古社で、秋祭りには走り込みが催されます。

【10月16日】
伊吹八幡神社(宇和島市伊吹町)
イブキの巨木で親しまれる伊吹八幡神社。源義経が家臣に植えさせたという伝説があるイブキの木は、国の天然記念物。秋祭りには山車(だし)にのせた太鼓を4人の子供が打ち鳴らす風景や牛鬼の勇壮な練りなども見られます。

【10月29日】
宇和津彦神社(宇和島市野川)
八ツ鹿・牛鬼でにぎわいを見せる宇和津彦神社。宇和島城下の総鎮守で祭神は宇和津彦神。初代秀宗の時、ここに再建しました。秋の祭礼日には、伝統的な八ツ鹿踊りと牛鬼の練り、稚児行列などが催されます。

参考 : 宇和島市観光協会

Autumn Festivals
Each community of the city has a respective shrine to deify its own god and holds its own festivals in spring, summer and autumn. The big festivals among them are those held at Ibuki Hachiman Shrine, Mishima Shrine and Uwatsuhiko Shrine. Various events such as “Yatsushika” Dance and “Ushi-oni” parade take place on those occasions.