【愛媛】お供馬の走り込み「菊間祭り」 – [Ehime 14-15 Oct.] Kikuma Otomouma festival

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500年前から行われていた祭事「お供馬の走り込み(菊間祭)」。愛媛県今治市菊間町のお祭りです。「お供馬の走り込み」は、馬を使った祭事として全国的に見ても珍しいお祭りで、この地域から選ばれた少年たちが乗子(のりこ)となり、着飾った姿で「ホイヤー、ホイヤー!」と馬場を疾走するお祭りです。男の子たち学校でモテるだろうなぁ!格好良かった!

Kikuma Otomouma festival is horse running at Kamo Shrine, Kikuma town, Imabari city, Ehime pref., Japan. Only in the autumn festival of Kamo-jinja Shrine at Kikuma-cho, Imabari City, appears Ushioni in the Toyo region.

菊間祭り(お供馬の走り込み)
日程:2023年10月14(土)15日(日) (10月第3日曜日)
時間:8:00~11:00
場所:加茂神社(愛媛県今治市菊間町浜1989) [Google Maps]

Kikuma festival, horses running
Date : 14-15 October 2023 (3rd Sunday of October)
Time : 8:00-11:00
Place : Kamo shrine (1989 Kikuma town, Ehime pref., Japan) [Google Maps]

Kikuma is located in northern Imabari City, Ehime Prefecture. The old town is known for its production of kawara roof tiles-an important industry with a history of more than 700 years. Many homes are decorated with ornate tiles at the end of roof ridges, called onigawara or “ogre tiles.” They guard homeowners and town residents.
Our traveler Cyril Coppini visits a kawara factory and learns about residents’ attachment to the traditional tiles.
He also discovers a colorful equine ritual with a history of over 600 years. The sacred rite, held on the grounds of the Kamo Shrine, involves horse racing and a pageant with both horse and rider in vibrant traditional costumes. Cyril meets a father and son who are devoted to the sacred race. This exhilarating, ancient festival marks the arrival of autumn in Kikuma. Boy riders and their steeds race along a 300-meter stretch to the Kamo shrine. (NHK)

2014年撮影

鳥居から神社までの参道が馬場になっています。


馬も美しい。


乗り子の男の子の衣装


凛々しい。


走りこみがはじまりました。


「ホイヤー、ホイヤー!」


驚くほど速い!!


太鼓台や牛鬼


獅子舞もあります。


収穫の秋。


とても気持ちのいい風が吹いていました。

菊間祭り(お供馬の走り込み)
日程:2023年10月14(土)15日(日) (10月第3日曜日)
時間:8:00~11:00
場所:加茂神社(愛媛県今治市菊間町浜1989) [Google Maps]

Kikuma festival, horses running
Date : 14-15 October 2023 (3rd Sunday of October)
Time : 8:00-11:00
Place : Kamo shrine (1989 Kikuma town, Ehime pref., Japan) [Google Maps]

お供馬で有名な菊間祭り開催地・加茂神社公式-愛媛県今治市菊間町)

加茂神社は、愛媛県今治市菊間町に鎮座し、菊間駅東1キロの地点で、菊間町の大部分が氏子区域である。

加茂神社の創立は確実な資料がなく不明であるが、(菊萬庄)の地名は奈良、平安時代にはすでに確認さ れているが、当地が上賀茂神社の社領地になったのは堀川天皇の御代(寛治四年 1090年)当時宮中 武徳殿での競馬を上賀茂神社に移管する三年前のことと考えられている。 上賀茂神社の菊萬庄社領地保護のため勧請奉斎したものと考えられる。 加茂のお供馬祭りといえば葵祭りを指すほど歴史のある葵祭りは上賀茂神社の大祭で、現代の京都三大祭のさきがけとして あまりにも有名である。其の前儀として行われる競馬は、欽明天皇朝(540~572)に始まり、堀川天皇朝寛治七年(1093年)に勅願 によって宮中武徳殿での儀式を上賀茂神社に移行して執り行われる事となる。 その際、十番(とつがい)二十頭の馬料として、諸国二十ヵ所の荘園が(社領地)上賀茂神社に奉納された。 其の二十箇所を競馬料と言い、葵祭り競馬の費用をまかなうために選定された荘園(社領地)である。

お供馬とは、加茂神社秋季大祭(菊間祭り)に神社境内にて午前8時より神輿の渡御開始の11時まで、子供の騎手が着飾った馬に乗り込み、境内参道馬場を駆け抜ける走りこみ行事である。 また、その神馬、騎手は神輿渡御に供奉し御旅所へお供し、神事の後解散するのでお供馬と言われている。

騎手の子供たちは、1歳から15歳までで、走りこみ参加は小学3年生頃より中学3年生までで、馬場約300メートルの参道を美しく飾った馬に乗って一気に疾走する景観は、馬を使用する祭事では国内ほかに例がなく、実に勇壮華麗な祭り行事である。祭礼一週間前、氏子より二十五名の奉仕で参道の柵作りが行われ、この日より騎手の子供たち、口引き(祭礼当日馬の轡を取る大人)は、参篭に入り、毎日海で禊をとり神社に参拝する。厩舎へは注連縄を張り禊の際に持ち帰った塩水で清める。これが祭礼当日まで続けられる。昭和四十年に県無形文化財の指定を受ける。

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2 Comments

  1. 仁水

    今年のお祭りはいつですか? 2023年

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