季節を過ぎてしまいましたが、意外と知られていないようなので改めてメモしておきます。
九州新幹線など数々の斬新な鉄道デザインを手掛けたことでも有名な
インダストリアルデザイナーの水戸岡鋭治さんがデザインした列車が四国にもあります。

国鉄初のトロッコ列車として愛媛県南部の宇和島と高知県の窪川を結ぶ
「清流しまんと号」が 「しまんトロッコ」としてリニューアルされました。
春になったら乗りに行きたいと思います。

Industrial designer Mr. Eiji Mitooka works as a design consultant for Kyushu Railway Company (JR Kyushu). He redesigned tram running between Uwajima, Ehime pref. and Kubokawa Kochi pref. (South east side of Shikoku). I would like to ride on it!!, when next spring come.
After graduating from high school, Mitooka worked at Studio Silvo Coppola in Italy before founding Don Design Associates in 1972. The company oversees design projects for buildings, interiors, railway vehicles, graphics, and products. In October 2011, Mitooka was awarded the 59th Kikuchi Kan Prize, presented annually by Bungei Shunju literary magazine and the Society for the Advancement of Japanese Culture.

「しまんトロッコ」の運行開始について – JR四国

「しまんトロッコ」
定員:40名(現行と同じ)
料金:大人 510円、小児 250円
※トロッコ車両のみ指定席となります。

 国鉄初のトロッコ列車として昭和59年のデビュー以来、予土線で多くのお客様にご利用いただきました「清流しまんと号」は、8月31日まで現行デザインで運行を行い、水戸岡鋭治氏のデザインによりリニューアルをした「しまんトロッコ」として、平成25年10月5日(土)より運行いたします。

リニューアル車両の概要
 牽引車両のキハ54形式車両とあわせて、鮮やかな山吹色をまとった外装とします。トロッコ車両のインテリアも、山吹色をアクセントカラーに、木のぬくもりを演出する空間とします。また、防雨・防寒のための着脱式シートを設置するなど、より快適にご利用していただけるトロッコ列車にリニューアルします。

デザインコンセプト  
貨車を改造したトロッコ車両の素朴さや楽しさを、山吹色のボディーで表現しました。このカラーリングは元気を感じられる色であり、鬼北地域の田園風景・四万十川流域の川や山々の緑に映える色でもあります。木漏れ日と、山吹色のテントからのやさしい光につつまれる車内を、四万十川の雄大な自然を楽しんでいただける特等席としてしつらえました。

秋シーズンの運転日:10月、11月の土曜、日曜、祝日

運転時間・トロッコ乗車区間

下り しまんトロッコ1号
15:01 窪川
15:32 土佐大正
16:25 江川崎
17:44 宇和島

上り しまんトロッコ2号
11:32 宇和島
12:54 十川
13:20 土佐大正
13:51 窪川

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