香川県屋島にある古民家博物館『四国村』 – Shikoku Mura, open aire museum of Japanese traditional architecture

香川県屋島にある古民家博物館「四国村」を学芸員の西谷さんにご案内いただきました。日本にある古民家博物館のなかでも唯一山の地形を活かした博物館で、四国にかつてあった様々な暮らしの建築を展示しています。

I went to Shikoku Mura to take photos. Shikoku Mura (Shikoku Village) is an open air museum situated at the base of Yashima. This pleasant hillside park preserves and exhibits traditional buildings and structures that have been relocated here from all over Shikoku Island.

数ある素晴らしい建築群のなかでも私の1番のお気に入りは、この砂糖のしめ小屋。

中心から伸びた腕木を牛の力で回転させてさとうきびを絞るため
このような形の建物になっています。用と美が一致した実に美しい建物です。
四国村、砂糖のしめ小屋にかんする記事はこちら


円形にカーブしている壁面


西谷さんが用意してくれた和三盆。優しい甘さです。


猪垣(ししがき)


イノシシを落とす穴


瀬戸内海の灯台


灯台の退息所


土佐和紙の楮(こうぞ)蒸し小屋


茅葺き建物の断熱の工夫。


囲炉裏の煙を逃がす天窓。


立派な柱や梁。これでもそれほど裕福な農家の家ではなかったそうです。


水の力で米をつく


この水辺も彫刻家 流政之さんの作品


古くから石文化が根付く香川県国分寺にあった石造りの橋


戦争で瀬戸内海に沈んだ船のものを使用した火の見櫓。
国立公園のため高さ規制があり実際のものを短くして建てているのだとか。


よく見ると銃痕があります。