瀬戸芸で安藤忠雄氏の新施設 – NHK香川県のニュース

香川県と岡山県の島などを会場に来年、開かれる第2回の瀬戸内国際芸術祭で、世界的な建築家、安藤忠雄氏の資料を展示する施設が設けられるほか、新たな作品も展示されることになりました。
第2回目となる現代アートの祭典、瀬戸内国際芸術祭は、香川県西部の本島や粟島など、新たに5つの島を加えた香川県と岡山県の島など、14か所を会場に来年、春、夏、秋の3つの季節に分けて開かれます。
このうち直島では、「地中美術館」を設計した世界的な建築家、安藤忠雄氏の建築模型や図面などを展示する「安藤忠雄建築館」が空き家を活用して新たに設置される予定です。
また犬島では、空き家を改修して家全体を作品とする「家プロジェクト」がこれまでの展示内容を変えるとともに新たに2軒増やして5軒で展開されます。
このほか、高松港周辺では、高松市民プールの改修工事にあわせてプールの空間全体を海に見立てたアート作品とします。
芸術祭の実行委員会では、公募している作品の審査結果など具体的な施設や展示の内容について、ことし10月に発表する予定です。

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参考:
安藤忠雄 Tadao Ando
地中美術館 | 直島 | ベネッセアートサイト直島
ベネッセアートサイト直島