広島、山口、岡山、香川、愛媛の中四国5県が中心となって
瀬戸内海のブランド化を推進していくための組織を発足したそうです。主な活動は、

・クルーズ船の新ルート開設
・統一のロゴマーク制作
・海外への売り込み方法

などだそうです。
瀬戸内海というと、実は福岡・大分・兵庫・大阪・徳島なども
厳密にははいっているのですが、他県への呼びかけは今後行なっていくそうです。
どこの地域の活動をみても単一の県内におさまってしまっている印象があったので、
こういう動きはとても注目していきたいです。楽しみ。

瀬戸内5県が広域観光組織 – 中国新聞

 瀬戸内海の新たな観光ルートなどを探ろうと、広島、山口、岡山、香川、愛媛の中四国5県は今月末、県境を越えて協力するための「瀬戸内ブランド推進協議会」を発足させる。「瀬戸内・海の道構想」を掲げる広島県が呼び掛けた。観光客船による新たな周遊ルートや政府の総合特区の活用などを検討。本年度中に活動計画をまとめる。

 初会合を31日に広島市中区で開いて発足させる。その後は各県の観光担当者が定期的に集まり、クルーズ船の新ルート開設▽統一のロゴマーク制作▽海外への売り込み方法―などを協議。運航海域に応じて基準が設けられている船の規模や必要な避難設備などについて規制緩和を目指す総合特区の導入も検討する。

 具体的な案をまとめた上で、夏から秋にかけて共同事業を試行。その結果も踏まえて来年3月までに中長期計画を作る。5県以外にも参加を呼び掛けていく。

 5県には宮島(廿日市市)や道後温泉(松山市)、小豆島(香川県小豆島町、土庄町)など有名な観光地がある。広島県商工労働局は「瀬戸内海は海外に通用する観光資源。県の枠組みを超えて売り込みたい」としている。