愛媛県大洲城の城下町に分散型ホテル『NIPPONIA』がオープンしたので泊まってきました。

NIPPONIA HOTEL 大洲 城下町
住所:愛媛県大洲市大洲888 [Google Map]

NIPPONIA HOTEL, Castle town Ōzu
Address : 888 Ozu city, Ehime pref., Japan [Google Map]

2020年9月撮影

浦岡邸群 SADA棟。大洲のアイコンである大洲城の目の前に位置する歴史的な邸宅「浦岡邸」。大洲の長い歴史を見守ってきた邸宅がレストランを備えた客室棟へと生まれ変わりました。関ヶ原の戦、そして大坂の陣にて出陣し巧をたてたのち、大洲藩の初代藩主となった”加藤 貞泰”から名付けました。


梅小窓


風呂


トイレ


和室



階段


廊下


欄間


大洲城


寝室


市庁舎


大洲城


肱川(ひじかわ)


近江聖人 中江藤樹先生(1608〜1648年)。


たばこ。谷山商店


城下町の古い建物が残っています。


植田食品本舗


「大」。十字架にもみえる


新聞屋


日本経済新聞、朝日新聞


高月優商店


レトロな郵便ポスト。1991年の東京ラブストーリーに登場したポスト。完治が買ってきたジュースをリカが受け取った場所。リカが完治宛に別れの手紙を投函したポスト。


村上邸。かつて、ロウの一種「木蝋(もくろう)」で財を成した豪商・村上氏の邸宅。主屋は明治期もしくはそれ以前の建物とされ、1000坪を越える広大な敷地を有しています。豪放な性格の持ち主で藩権力の充実のため、大洲藩領、分家の確立、そして家臣団の充実を行い、大洲藩の体制確立に大きく寄与した二代目”加藤 泰興”から名付けました。


NIPPONIA HOTEL いずみや別館 TUNE棟。元は割烹料理を提供する老舗の料亭で、創業の元禄元年から地元の方々に愛され営んでいました。昔の名残をとどめる客室では趣ある雰囲気をお楽しみいただけます。大洲藩の家臣との年貢のやり取りを通し家臣の権力削減と、大洲藩権力の拡充を確立させた三代目”加藤 泰恒”から名付けました。



大洲城周辺を散歩してみました。


食事は夜も朝もとても美味しかったです。

NIPPONIA HOTEL 大洲 城下町
住所:愛媛県大洲市大洲888 [Google Map]

NIPPONIA HOTEL, Castle town Ōzu
Address : 888 Ozu city, Ehime pref., Japan [Google Map]

時の堆積をそのままに
建物の魅力を蘇らせるリノベーション

私たちは建物が最も輝いていた時代の趣や風情を取り戻し、古民家の良さを「そのまま生かす」ことを大切にしています。すすけた壁や天井。変色した土壁や天井板。傷のある柱。例えばこういった、経年劣化や汚れと見られがちなところも、全て新しくきれいにはしてしまわず、建物の持つ時間をできるだけ残しています。古民家に身を置くと「懐かしい」「なぜか落ち着く」そんな風に感じるのは、その時間の堆積を無意識に感じ取っているからかもしれません。窓やたたみ、土間、縁側、建具には、日本人が大切にしてきた暮らしが息づいており、地域の歴史や風土、生活文化を今に伝えてくれています。断熱性や遮音性が現代建築に比べると十分ではない部分がございますが、建物に積み重なった時を感じることで、ここ大洲ならではのひとときをお過ごしいただけるよう願っています。

【公式】NIPPONIA HOTEL 大洲 城下町|2020.7 OPEN 伊予の小京都、大洲の城下町に点在する全11室のブティックホテル

愛媛県南部に位置する大洲盆地。瀬戸内海に雲海がそそぐ、肱川あらしの幻想的な絶景で知られる清流肱川によって長い時を経てかたちづくられてきた自然豊かな地、いまも残る古き良き町並み、その土地の歴史と文化にひたり、思いを馳せる旅へ。

清流肱川を挟んで南北に広がる大洲の城下町。木造で完全復元された大洲城、明治時代の豪商、河内寅次郎の別邸である臥龍山荘など、江戸から明治・大正・昭和とそれぞれの時代を感じさせてくれる建造物が多く、伊予の小京都とも呼ばれています。そんなまち全体をテーマパークのように、色濃く残る自然と文化を味わいつくす、おとなの城下町遊び。

復元された大洲城で体感する殿様ぐらし。その大洲城下の古民家で味わう城下町ぐらし。肱川のほとりで育まれてきた藩主や豪商、そして町人のくらしに宿ることで見えてくる、長い歴史と文化の交差が生み出すグラデーションが、唯一無二の旅へと誘います。大洲城の天守と8棟11室の古民家。歴史に磨かれてきた、それぞれのストーリーに思いを馳せて、どれ一つとして同じもののない、大洲のまちにとけこむように泊まる時を。

カジュアルルーム
ストーリーを持つユニークな空間で、気軽に非日常感が味わえるお部屋
NIPPONIA HOTEL 大洲 城下町の中ではコンパクトなお部屋ながら、45平米以上でゆったりとお過ごしいただける空間です。中庭のきれいな元料亭のいずみを改修したお部屋など、当時の造りを残したユニークお部屋で、歴史に触れる豊かな旅をお愉しみください。オリジナルの檜風呂も完備。

スタンダードルーム
歴史的価値の高い邸宅で、まちに溶け込むように泊まれるお部屋
色が変わり歴史の積み重ねを感じる柱や欄間など、当時の装飾が残り日本建築特有の美しさを感じていただけるツインルーム。どのお部屋も50㎡以上あり、広々とした空間でリラックスしながら、大洲のまち気軽に繰り出すのも一つの楽しみです。お風呂はオリジナルの檜風呂をご用意しております。

エグゼクティブルーム
建物の歴史を感じつつ、広々とした空間で快適に過ごせるラグジュアリールーム
最大4名様まで泊まれる100平米以上の広々とした空間には、1棟貸切で大洲城を眼前に望めるお部屋や、広いお庭と園側があるお部屋など、贅沢で非日常的なひと時をお過ごしいただける空間です。お風呂はオリジナルの檜風呂をご用意しておりますので、自然の香りに癒されながら、ゆったりとおくつろぎください。

キャッスルステイ
1日1組限定:通常年間30組予定・1泊100万円から
大洲城 キャッスルステイでは、日本初となる、木造復元天守へ宿泊いただく非日常体験と、公園内に新設したラウンジのご利用、城主気分を楽しんでいただくコンテンツをご用意し、ユニークな体験をお楽しみいただきます。

大洲、愛媛の美食を美しい砥部焼で
瀬戸内海の海の幸、自然豊かな山々の幸、そこから流れる清らかな肱川の川の幸。恵まれた自然地形から生み出される数々の愛媛、大洲の美食。そして元文五年に書写されたとされる大洲藩の地誌「大洲秘録」に記される大洲藩の江戸時代からの名産品。そんな数々の食の宝にアレンジを加え、和でも洋でもないイノベイティブフュージョン料理として、美しい砥部焼とともにご提供いたします。

Ōzu, Ehime – Wikipedia

History
Ōzu is a medieval castle-town located by the Hiji River. The city developed as the political centre of the Ōzu domain (Ōzu-han) during the Edo period. The keep of the castle, demolished in 1888, was rebuilt with original techniques and materials in 2004.

Heritage
Ōzu’s flourishing silk and wax industries brought great wealth and prosperity, particularly at the turn of 20th century. Refinement and cultural discernment followed suit. This resulted in a thriving urban environment of various historical layers, remnants of which are still standing:

-Ōzu castle (大洲城, Ōzu-jō) (four of its turrets were declared Important Cultural Property in 1957)

-Ōzu Akarenga-kan (おおず赤煉瓦館)or Red Brick Wall. Main branch of former Ōzu Commercial Bank (大洲産業銀行, Ōzu Sangyō Ginkō) built in 1901, evoking Western architecture. Municipal Important Asset.

-Garyū Sansō (臥龍山荘) Set of three tea pavilions within a lavish roji (路地) -tea ceremony garden- overhanging the Hiji River. Built by silk and tea trade champion Torajiro (河内 寅次郎, Kōuchi Torajiro) as a personal retreat. It doubled as a Noh Theatre stage and was berth of the local kaketsukuri (懸け造り) architecture style. Completed between 1901 and 1907. (Important Cultural Property from 2016)

-Nagahama Great Bridge (長浜大橋, Nagahama Ōhashi) completed in 1935, Inscribed as Important Cultural Property by the Agency for Cultural Affairs in 2014, it is the oldest bascule-bridge in Japan still in operation. Traces of US forces’ gunfire still punctuate parts of the structure.