村のさくらももいちご農家、栗坂政史さんご家族を撮影させていただいております。いちごの表面は柔らかく痛みやすいので、まるで赤ちゃんをやさしく抱っこするように、とても丁寧に慎重に収穫・発送されています。太陽の光で赤くなるので、南側にいちごの実がなるように配置されています。
このさくらももいちごの栽培は、「土耕栽培」といって地面から畝(うね)をつくって苗を植える方法が採用されています。「高設栽培」という溶液で栽培し腰の高さくらいの台にいちごがなる栽培方法は、収穫も楽にできるものの、味が濃く美味しいいちごをつくるためには、土でつくる土耕栽培のいちごがむいているそうです。