徳島県神山町の鮎食川(あくいがわ)を上流に深山幽谷を進むと現れる美しい滝です。夏には涼を得ることができ、冬季には、落差約30mの氷爆を拝むことができます。『阿波の伝説』(1977年 / 武田明・守川慎一郎 著)によると、江戸時代、幕府に阿波の国の神通の名瀑の場所を聞かれ、阿波藩主の蜂須賀(はちすか)公は急遽探索させてこの滝を発見し幕府にお伝えしたそうです。

I went to see the Frozen waterfall “Jintsu no taki” at Kamiyama town, Tokushima pref., Japan. It was very beautiful landscape.

神通滝(じんつうだき)
住所:徳島県名西郡神山町上分江田 [Google Map]

“Jintsu no taki” waterfall
Address : Eda, Kamibun, Kamiyama town, Tokushima pref., Japan [Google Map]

2018年2月6日撮影

滝に向かう途中の道。雪で覆われていたので車を停めて歩きました。


道の脇は鮎喰川(あくいがわ)。


道の脇にはすでに氷爆。


氷柱(つらら)が落ちてました。


道の下にみえる滝。


神通滝 登山口


登山口から滝までの距離は約600m、普段であれば徒歩約15分。足元が滑りやすいのでこの日は30分ほどかかりました。


美しい氷爆。淡い水色


真上。

神通滝(じんつうだき)
住所:徳島県名西郡神山町上分江田 [Google Map]

“Jintsu no taki” waterfall
Address : Eda, Kamibun, Kamiyama town, Tokushima pref., Japan [Google Map]

神通の滝 – 徳島県

落差25mもある垂直の滝、それはまさに降天の御神体と呼ぶに相応しい。俗なるものの立入を阻む深山幽谷の境、巨大な岸壁に包まれ、圧倒する水音の持続の中で、人はいつしか夏の酷暑も世俗の憂いも忘れて、降り注ぐ清水のしぶきと陽光の中で次第に心が洗われて行く。「阿波の伝説」(角川書店)によれば、江戸幕府より阿波の国の神通の名瀑の所在を聞かれ、阿波藩主蜂須賀公は急遽藩内を探索させ、この滝を言上したとのこと。