9月11日にオリーブハマチが解禁になりました!
オリーブ飼料を食べて育ったオリーブハマチは旨みがありさっぱりとした風味で知られ、秋から冬にかけて食べられるオリーブハマチの漬け丼はとても人気があります。

The Seto Inland Sea is a treasure trove of seafood. Olive Hamachi or yellowtail is cultivated on olive feed. It is known for its refreshing and delicious umami flavor. Hamachi-Zuke-Don, a rice bowl topped with sliced marinated Olive Hamachi, is very popular from fall to winter.

道の駅 源平の里むれ
時間:9:00〜17:00
住所:香川県高松市牟礼町原631-7 [Google Map]
定休:第1・3火曜日(祝日の場合は翌日)
電話:087-845-6080

Roadside station
“Genpei Mure”

Time : 9:00-17:00
Address : 631-7 Hara, Mure town, Takamatsu city, Kagawa pref., Japan [Google Map]
Closed : 1st , 3rd Tuesday
Tel : 087-845-6080


ハマチ


世界で初めて、1928年(昭和3年)に香川県東かがわ市引田の安戸池(あどいけ)でハマチ養殖に成功した野網和三郎さん。

1908(明治41年)~1969(昭和44年)年。引田村で網元の3男として生まれる。三重県志摩、島根県の両水産学校を卒業。卒業後、安戸池を借りてかん水(海水)による養殖実験を開始。試行錯誤の末、1928年(昭和3年)ハマチの餌付けに成功、本格的なハマチ養殖事業を開始する。そのノウハウを公開し、日本かん水養魚協会長を勤めるなど、全国のかん水養殖業の発展に尽くした。この間、引田漁業会長、同漁業協同組合長、香川県資材協会長、日本かん水養魚協会長、香川県かん水養魚協会長、香川海区漁業調整委員、瀬戸内海連合海区漁業調整委員などの要職を勤めた。県知事文化賞、高知新聞四国文化賞を受ける。


安戸池

道の駅 源平の里むれ
時間:9:00〜17:00
住所:香川県高松市牟礼町原631-7 [Google Map]
定休:第1・3火曜日(祝日の場合は翌日)
電話:087-845-6080

Roadside station
“Genpei Mure”

Time : 9:00-17:00
Address : 631-7 Hara, Mure town, Takamatsu city, Kagawa pref., Japan [Google Map]
Closed : 1st , 3rd Tuesday
Tel : 087-845-6080

Olive Hamachi | LOVE Sanuki-san

“Olive Hamachi” is a collaboration between prefectural fish and hamachi and prefectural trees and olives. I grew up in a fluffy body with a mixture of olive leaves. Olive hamachi is a special hamachi that has a refreshing and healthy taste.

Hamachi aquaculture that spread throughout the country from Kagawa Prefecture. In 20, the 100th anniversary of the birth of Kazaburo Noami, the world’s first successful commercialization of hamachi aquaculture, and the 80th anniversary of hamachi aquaculture. In that year, a commemorative project was held by prefectures and related organizations, a product improvement study group was established for the purpose of creating brand hamachi, etc., and research on olive hamachi was promoted. Olive Hamachi is a brand hamachi that has been created through repeated research and testing. Cultivated yellowtail fed for a certain period with olive leaf powder added from Kagawa Prefecture is called olive yellowtail.

Olive leaves are rich in oleuropein, a kind of polyphenol with strong antioxidant activity. It was found that raising hamachi on a diet supplemented with olive leaf powder improves meat quality, which is resistant to oxidation and discoloration. The olive hamachi shipped in this way is a healthy hamachi with a refreshing taste, moderate chewyness and flavor.

It was revealed that taking 300g of olives by sashimi once a week has the effect of improving daily life fatigue, reducing stress and relaxing.

The eldest son “ Hiketa yellowtail, ” which grew up in a large fish cage, the second son “ Naoshima hamachi, ” who grew up well in the sea with fast flowing tides, and a collaboration of prefectural fish and hamachi with prefectural trees and olives. The third son “Olive Hamachi”. Kagawa, the birthplace of hamachi cultivation, is a Kagawa brand with a long history and uniqueness. That is the “Three Hamachi Brothers”.

Essential amino acids contained in abundant proteins in a well-balanced manner. Eicosapentaenoic acid, which works to reduce bad cholesterol and fats that block blood flow. Calcium is often lacking in Japanese. In addition, it contains plenty of taurine, various vitamins, DHA, etc. It is a treasure trove of nutrients. These well-balanced nutrients are the appeal of Kagawa Prefecture’s yellowtail (buri), which was raised with stress and good health.

オリーブハマチ | LOVEさぬきさん

香川県を発祥として全国に広がったハマチ養殖。平成20年、世界で初めてハマチ養殖の事業化に成功した野網和三郎氏の生誕100年と、ハマチ養殖80周年という節目の年を迎えました。その年に、県・関係団体による記念事業が実施され、ブランドハマチの創出等を目的とした製品向上研究会が設立され、オリーブハマチの研究が進められました。様々な研究・試験が繰り返され、遂に誕生した香川だけのブランドハマチが「オリーブハマチ」です。香川県産を主原料としたオリーブの葉の粉末を添加した餌を一定期間与えた養殖ハマチをオリーブハマチと呼ぶようになりました。

さぬき野 2005 夏

一言でいうとパイオニアやな。安戸池(あどいけ)の底にはヒラメやカレイ、中層部にはチヌやボラ、その上でタイやハマチがエサを食べて、一つの無駄もないような立体養魚をしたいと言うたり、鳴門海峡と来島海峡に水門を設け瀬戸内海を巨大な養殖場にしたいと、そんな大けな構想を持っとる人やった」と語る橋本正さん(東かがわ市)は、野網和三郎からハマチ養殖の手ほどきを受けた一人である。

 野網和三郎が、海水魚の養殖を始めたのは、1927年(昭和2年)。当時は、魚の養殖といえば、ウナギやコイといった淡水魚に限られていて、海の魚を飼うなどというのは人知を超えることと笑われた時代であった。その途方もない夢を現実の目標としたのは、志摩水産学校時代、御木本幸吉の真珠養殖の成功談に感化されたからだった。また、「稚魚を愛せよ大漁が続く浜に黄金の花が咲く」という校長の言葉を心に刻みつけていた。

 網元の3男として生まれた和三郎は、漁師の暮らしの厳しさや行く先の不安を身にしみて感じていた。明日に不安のない海の暮らしを目指したいと、水産学校に進学し、その答えを海水魚の養殖に見つけた。この構想の実現に、和三郎の父の存在は大きい。立派な家の4、5軒も建てられるほどの大金を払って安戸池を借り受け、和三郎のために夢の舞台を用意してくれたのだ。

 網元のお父さんがおらなんだら、何もできなんだやろうな。お父さんも立派な人で、野網さん親子はとにかく魚が好きやった。魚を売ることを考えとるというより、安戸池に魚がようけおると機嫌が良かった。和三郎さんは魚のことになると、偏屈というか厳しい人で、ハマチの身になって、魚の気持ちになって仕事をしろと、よう言われました。ハマチのエサを自分で食べて、味見をしとりましたわ」と、橋本さんは当時を振り返る。

 安戸池で、和三郎は次々と魚を飼ってみた。サバ、アジ、タイ、フグ、カキや真珠の養殖も手がけた。試行錯誤の繰り返しで、失敗も数多くあった。そうした中で、ハマチの試育に成功した喜びはひとしおで、船べりに群れるハマチにエサをやる父の姿を「魚への愛情をあらわにしている」と伝記に記し、その感慨をしみじみと描いている。心底、魚を愛した親子の夢が実現した幸福なひとときであった。

 和三郎は、養殖の犠牲になった魚の霊をまつり、朝な夕なに手を合わせていたという。和三郎の仕事には、一貫して魚への愛情があり、それは自然への畏敬(いけい)の念でもあった。「吾々(われわれ)人間の力はただその絶大なる自然の力の上に、知恵と努力を傾け尽くし、御(お)手伝いさせてもらって、その生産が約束されてゆくということである」と自著で述べている。その自然から学んだ研究成果は、個人の利得であってはならず、あまねく生かされてこそ意義があるとも語っている。その言葉通り、視察者に養殖の方法を詳しく説明し、精力的に講演を行い、研究者や大学関係者とも大いに意見を戦わせて、全国に海水魚の養殖を広めた。

 新しい養魚の道を開くということは容易ではないが、徹するということによって、その道を拓(ひら)くことも可能である…真心から魚に仕え尽くすのだという魚になりきるところの精神によって、はじめて成功の道がひらかれる…」と自伝を結ぶ。この言葉通りに養魚に人生をささげた和三郎であった。

 今、安戸池は誰でも楽しめる釣り公園となり、そのほとりには、和三郎の愛称「ワーサン」と名付けられた販売施設やハマチ養殖などを学ぶ体験学習施設「マーレリッコ」があり、子どもたちの姿も多く見られる。野網和三郎の「徹することで拓く」パイオニア精神は、この地に脈々と伝えられているに違いない。安戸池のほとりに立てば、「自然を尊び、魚を愛せ。夢を抱け」と、和三郎が今なお語りかけてくるようだ。