四国から青森まで、りんごの木村秋則さんに会いに行って来ました。 – "The miracle apple" Akinori Kimura


不可能とされてきた無農薬りんごを世界で初めて実現させた青森県弘前市の農家、木村秋則さん。
NHKのプロフェッショナル仕事の流儀で紹介され大反響となり、
インターネットで販売開始するとものの10分で完売してしまうほどの人気のりんごです。
この木村さんの実話が映画化されるそうなので、
以前、四国から木村さんのお話を聞きに行った時の写真を紹介します。

Mr. Akinori Kimura is famous apple farmer at Aomori pref., Japan. It had been told that apple farming without agricultural chemicals was impossible. He made the impossible possible. It was first case in the world. The movie “The miracle apple” tells his life story.

映画『奇跡のリンゴ』公式サイト

監督:中村義洋
キャスト:阿部サダヲ(木村秋則)、菅野美穂(木村美栄子)
池内博之(もっちゃん)、笹野高史(深津)、伊武雅刀(三上幸造)

Director : Yoshihiro Nakamura
Cast : Sadao Abe / Miho Kanno / Hiroyuki Ikeuchi / Takafumi Sasano / Masato Ibu

阿部サダヲ、菅野美穂が夫婦役を演じ、不可能と言われたりんごの無農薬栽培に取り組み続けた木村秋則さんの実話を映画化したドラマ。日本最大のりんご畑が広がる青森県中津軽郡で生まれ育った秋則は、りんご農家の娘・美栄子とお見合い結婚して婿入りし、りんご作りに携わるようになる。しかし、りんごの生産に不可欠な農薬が美栄子の体を蝕んでいることがわかり、秋則は、絶対不可能と言われていた「りんごの無農薬栽培」に挑む。私財を投げ打ち、10年にわたり挑戦を続けるが、無農薬のりんごが実ることはなかった。周囲からは白い目で見られ、家族は貧困に打ちひしがれるが、そんなある時、荒れ果てた山の中で果実を実らせた1本の樹を見つける。原作は、NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」制作班が監修した「奇跡のリンゴ 『絶対不可能』を覆した農家・木村秋則の記録」(石川拓治著/幻冬舎文庫刊)。監督は「ゴールデンスランバー」「チーム・バチスタの栄光」の中村義洋。


高速バスを、高松(香川)~東京~弘前(青森)と2回連続乗って行くハードな旅。


そして弘前(ひろさき)へ到着。いやあ遠かった。


日本百名山のひとつ岩木山(いわきさん)。とても美しい山です。
その麓に、木村さんのりんご農園があります。


とてもデリケートな果物のりんご栽培には、農薬が必須といわれてきました。
木村さんが婿入りした青森県弘前市のりんご農家でも、
当時、年に数十回の農薬散布をしており、その度に奥さんの皮膚がかぶれ寝込んでいたそう。
それが、木村さんが無農薬のりんごをつくろうと決意した理由でした。


なにやら温度の書かれたホワイトボードをもって現れた木村さん。
この日の外気は35.1℃。草が生えている土の中の温度は24.7℃ほどですが、
草の無い土の中の温度は31.3℃になります。
「人間は、暑ければ日陰へ行けばいいけど、りんごの木は動けないものな」
と木村さん。自分がりんごの木だったらと考えるのだそうです。
木村さんの農園の土は草に覆われているため夏でも温度が安定しています。


木村さんは秋になると、
りんごの木に秋が来たことを教えるために草を刈ります。
「外気があたって土の温度がさがると根っこのセンサーが働いて、秋がきたなとわかってくれる。」
なぜ山では、農薬も肥料もなしに立派に木が育つのか、
そんな疑問から、自分の畑の土を山の土に近づけようとしたそうです。


「テントウムシはアブラムシを食べる益虫と言われていますが、
テントウムシはどのくらいアブラムシを食べてくれると思いますか?
私な、りんごがないから暇でしょう。だから、一日中てんとう虫を観察してたのな。そしたらたった、7匹とか8匹だけ。」
聞けば、りんごが実らず「かまど消し」と困っていた時期に、
他にすることがないからと、一日中畑にいる生き物をじっと観察していたのだそうです。


「ハエっていうのは、嫌われ者だけど、ありがたい仕事をしてくれているのな」
木村さんの畑で、てんとう虫の代わりにアブラムシを食べてくれているのは、ハエです。


無農薬栽培を始めた頃は、一匹一匹手でとっていた
ハマキムシやシャクトリムシが木村さんの畑からいなくなったのは、
全部、ハエの働きなんだそうです。


1975年から義父の力を借り、私財を投げうって試行錯誤の日々
およそ10年間もりんごは実ることなく、家族は貧しい暮らしに耐えながら、
ついに無農薬のりんごを実現させるのです。


家族や自然に対する愛が溢れる木村さん。
とっても素敵な笑顔でした。お会いできて嬉しかったです。
ありがとうございました。

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