瀬戸内にかつてあった石風呂文化。最近のサウナブームにのって復活しないかな。瀬戸芸作品としてとか。
小豆島、肥土山(ひとやま)の石風呂跡。石風呂内で松葉や雑木を炊き、焼けたおき火に塩水をかけ、海藻と濡れ筵(むしろ)を敷き、5〜6人ずつ裸か浴衣で入る。江戸時代後期〜昭和初期まで使用。土庄町指定有形民俗文化財。
集塊岩(しゅうかいがん)の大きな自然石を利用し露出部分は、縦5m、横3m、厚さ2mもある大岩で全面には経30cmほどの自然石の石垣を築き、その間を粘土で固めている。出入り口は、人がようやく出入りできる程度である。内部は縦2.6m、横1.8m、高さ1.5mのドーム型になっている。


肥土山の石風呂


肥土山地域の棚田風景

肥土山(ひとやま)の石風呂
土庄町指定有形民俗文化財
1969年(昭和44年)3月26日指定

この石風呂は、通称平助屋敷の北西隅の石垣の下に上部と後部の大部分が集塊岩の大きな自然石を利用し露出部分は、縦5m、横3m、厚さ2mもある大岩で全面には経30cmほどの自然石の石垣を築き、その間を粘土で固めている。出入り口は、人がようやく出入りできる程度である。内部は縦2.6m、横1.8m、高さ1.5mのドーム型になっている。この石風呂は江戸時代後期に造られ、それ以降昭和の初めごろまで使用していた。

石風呂の中で、松葉か雑木を炊き、そのあと、真っ赤に焼けた「おき火」に塩水をかけ、その上に海藻と濡れ筵(むしろ)を敷き、その中へ5〜6人ずつ裸か浴衣がけではいる。湯気と焼けた石の熱気で、からだ中が、芯からあたたまる。これが冷え性の婦人病・腹痛・神経痛・リュウマチ・痔疾などによく効くといわれている。

また土庄町内にはこの他に、いくつかの石風呂があるが現在は使われておらず、崩れているものが多い。

平成21年度 大鐸地区村里づくりを進める会