新しい公民連携の形。岩手県紫波町の持続可能な街「オガールプロジェクト」

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岩手県紫波(しわ)町「オガール・プロジェクト」を見学・撮影させていただきました。補助金に頼らず民間にできることは民間に委ねる、新しい公民連携(PPP/Public Private Partnership)のモデルとして全国的にも注目を集めているスポットです。

司書さんによる企画や子どものための書籍や農業の専門書が充実した「紫波町図書館」、日本初バレーボール専用体育館「オガールアリーナ」、紫波の自然エネルギーを使った熱供給システム、高気密・高断熱の「紫波型エコハウス」、朝採りの新鮮野菜や加工品が県内最大級の産直「紫波マルシェ」、宿泊施設「オガールイン」、科学的な知識に基づく専門のトレーナーがいるスポーツジム「Conditioning Center HOUSE」などなど。「オガール」という名前は、フランス語の「Gare(ガール)/駅」と、紫波の方言で成長を意味する「おがる」です。様々な機能が集約する駅としても素晴らしいのですが、個性豊かな人々が集うプラットフォームとしても今後の成長が楽しみです。紫波町役場の鎌田千市さんをはじめ、ご案内頂いた皆さま、ありがとうございました!


オガールプラザ。
産直・カフェ・クリニック・学習塾などの民間テナントと、紫波町が運営する交流館・図書館・子育て応援センターで構成される「官民複合施設」。町内の牛舎を模したマンサード屋根が特徴的。


紫波町役場。木造3階建ての国内最大級となる木造庁舎。木造部分の構造躯体に100%町産のカラマツ材を活用し、「木質資源循環のまちづくり」を体現し、防災拠点としての機能を備えています。


朝もやの中、職員のみなさんが雪かきをしている風景が幻想的でした。


オガール企画合同会社さんのはいっている住宅棟の中を見学させていただきました。この建物は鉄筋コンクリート造なのですが、断熱がしっかりしていて真冬でも暖かかったです。


エネルギーステーション。
木質バイオマスボイラーで作った熱水を循環させ地域内熱供給を行う施設です。紫波町産木質チップを燃料に、役場庁舎、オガールベース、オガールタウンなどへ冷暖房・給湯用の熱を供給しています。


スノーピーク * Snow Peak


ボルダリングもできます。


The パン屋さん、BAKER(ザ・ベイカー)


オガールプラザ内にある産直、「紫波マルシェ」。売場面積は県内最大級。朝採れ新鮮野菜、加工品や魚介類、惣菜やスイーツなど盛りだくさん。


紫波町図書館
 1)子どもたち(0歳から高校生まで)と、本をつなぐ。
 2)紫波町に関する地域資料を、収集・保存する。
 3)紫波町の産業支援をする。


児童書の割合は50%超。


紫波町の基盤である農業の支援など、司書のみなさんによる展示企画も充実しています。


「調べる学習コンクール」では、森田開君が文部科学大臣賞を受賞。


紫波町子育て応援センター「しわっせ」。「子育て支援事業」、「一時預かり保育」、「放課後児童クラブ」の3つで子育て支援をしている施設です。


紫波町情報交流館。ミーティングや研修、コンサートなど用途に応じたスタジオの他、音楽練習、キッチン、アトリエのスタジオは町内外どなたでも利用可能です。音楽スタジオは老若男女問わず、特に人気でいつも予約でうまっているそうです。


レーザーカッターやプリンターなど創作に必要な機材が揃っています。


紫波型エコハウス。循環型まちづくりをすすめる紫波町でうまれたエコハウス。町産木材を使い、地元職人の手によってつくられる断熱と機密性能に優れた家です。


エコハウスの可愛らしい壁紙。宿泊施設の57室も全て違う壁紙が使われています。


オガールベース。日本初のバレーボール専用体育館です。アリーナには世界大会で採用される床材を使用し、合宿やアカデミー事業を展開。


ホテル・コンビニなどが入居し、オガールに24時間明かりを灯す「民間複合施設」です。


居酒屋、炉端焼き、鮮魚料理、地元野菜料理「サ・カ・バ 真魚板 -MANAITA-」


おでん


日本酒も充実。「月の輪」の純米酒をいただきました。


お店一押しの炙りしめ鯖。からしを添えて。日本酒と合わせて最高にうまい。


城戸しょうゆ


お刺身の盛り合わせ


焼きおむすび


宿泊施設オガールイン。


産直直営バイキングの充実した手作り朝食。


神社


奥羽(おおう)山脈が美しい。東北の中央を縦断する日本最長の山脈です。

徳島県唯一の農村、佐那河内村(さなごうちそん)でも、加工場施設や道の駅、古民家や商店を改修をした宿泊施設や地域交流拠点の整備を進めているのでとても学びの多いフィールドワークでした。

参考:100万人が集まる町へ 岩手県紫波町のオガールプロジェクトが「永遠に未完成」の理由 – ハフポスト

ogal – オガール紫波
住所:岩手県紫波郡紫波町紫波中央駅前2-3-3

オガールエリア内宿泊施設 オガールイン
TEL:019-681-1256

オガールプロジェクト(岩手県紫波町)は、都市と農村の新しい結びつきを創造します。「暮らす、働く、学ぶ、集う、憩う、楽しむ」・・・・・・新しく豊かで魅力的な持続的に発展する街を目指します。

オガールの名前の由来。紫波中央駅前(紫波の未来を創造する出発駅とする決意)とフランス語で駅を意味する「Gare」(ガール)。紫波の方言で【成長】を意味する【おがる】。このエリアを出発点として、紫波が持続的に成長していく願いを込めました。

紫波町は、JR紫波中央駅前の町有地10.7haを中心とした都市整備を図るため、町民や民間企業の意見を伺い、平成21年3月に議会の議決を経て紫波町公民連携基本計画を策定しました。この基本計画に基づき、平成21年度から紫波中央駅前都市整備事業(オガールプロジェクト)が始まっています。

オガール紫波株式会社
TEL:019-681-1316 / FAX:019-681-1318

町の未来をこの手でつくる 紫波町オガールプロジェクト
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