レクサスに採用された世界初の竹が使われたステアリングホイールは、日本に唯一残る高知の猟銃メーカーミロクの技術によるものです。
Lexus’ new bamboo steering wheel is not only an eco-sensitive innovation, but it is a precision technology. Automotive wood specialists Miroku Techno Wood are based in Nankoku, in the Kochi prefecture of southern Japan.
地球に優しいステアリング | Design & Innovation | Lexus International
注目度が高く、大胆で、世界で初めての竹を使ったステアリングホイールです。事実、この素材を選択したことは、まさに科学と感覚の完璧で論理的な融合を意味します。竹は密度が高く、素材としても安定しています。その上、地球に優しく、1日当たり100センチメートル成長する場合もあります。レクサスで使われる竹は、3年から4年で成長し、40年から50年かかっていたこれまでの木材より10倍も早いのです。
このステアリングホイールの製造はひとつの挑戦であり、まさに人間の技の集結でした。自動車関連の木材を取り扱うスペシャリストであるミロクテクノウッド社は、高知県の南国市に拠点を構えています。そこでは、竹を自ら選定し、高速回転するカッターで縦に割ります。割られた竹は薄い板状に削られていきます。
応力処理や、竹に適切な含水率を保たせる乾燥工程を経て、板状の竹の山は治具にセットされ、高周波接着機で積層された後、浮き輪を半円状にした形に曲げられます。これら4つの半円状の竹の積層材が、ステアリングホイールの骨格の上下それぞれにセットされます。そして、手で削られ、処理がなされ、滑らかなチューブ状に磨かれるのです。
理想とする形状を作り上げるため、仕上げの研磨は手作業で行われます。それは熟練の技術を必要とする作業で、特定の技と経験を身につけた熟練工だけに成せるものです。最終の光沢を出す段階では、柔らかな手触り、ドライバーにとってパーフェクトな触感、そして「手」に対する感謝の気持ちとも言えるような何かが、添えられるのです。

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