東京都のコロナ禍におけるアーティスト支援プロジェクト『アートにエールを!』。香川県高松市のアーティスト・イン・レジデンスに参加されていたイワミズアサコさんの映像プロジェクトに参加。瀬戸内を代表するの繊維卸企業のひとつ、『中商事』様にご協力頂き工場の様子を撮影させて頂きました。

さらに、手袋ブランド『tet.(テト)』様のご協力により、シェア90%を誇る香川県東かがわ市のいくつもの手袋工場からでるハギレ布の提供をしていただきました。ご協力いただいた皆様、ありがとうございました!

個人的には、中高の同級生である笠嶋大樹くん(映像編集)と川崎海くん(音楽)と、卒業から20年以上たってこうして一緒に何かをつくる経験をできたことが、とても嬉しかったです。

Fabrics are from Kagawa pref., Japan
生地をご提供いただいた香川県の企業様

Naka factory(中商事株式会社)
tet. Co., Ltd.(テト)
Daiko Product Co.,Ltd.(ダイコープロダクト)
Kuroda Co.,Ltd(株式会社クロダ)
Fukuda Glove Co.,Ltd.(福田手袋株式会社)
Sunglove Co.Ltd.(サングローブ株式会社)

Production Team

Artist : Asako Iwamizu
Director : Oki Kasajima
Script : Mario T
Videograph : Kotaro Tsujimoto
Sound : Kai Kawasaki

Special Thanks to
you sakana
Keisuke Naito

Active as an artist since 2008, Asako Iwamizu’s works often incorporate vibrant colors,eliciting a sense of joy to those who come across her paintings.

Her aesthetic is based on her experiences, accumulated since her youth, and includes elements of the Japanese “Kawaii” culture fused with pop sensibilities, creating work pieces that are appealing to visitors of various generations.

ASAKO IWAMIZU – ASAKO IWAMIZU HAPPY AND LOVE ART!!

キメコミアートのライブパフォーマンス、および、ワークショップによるキメコミアート体験を動画でできるように、芸術家、デザイナー、写真家、音楽家の5人で企画し、沢山の協力を得て制作しました。

世界中からイワミズ自身が集めた生地と、日本のメーカーから出た廃材をあわせた、生地と作品との一続きの物語で綴る地球儀での旅と、繰り返される曼陀羅のパターンにみえてくる循環と再生に、コロナ禍の今まさに体験し感じている、この世界に生きること、この世界に存在しているものとのつながりを表現しました。

映像作品とする上で関わった皆で持ち寄ったエールを、キメコミアートとその楽しさを通し、さらなるエールにして皆さんにおくります。

ASAKO IWAMIZU ALL STARS

イワミズアサコのキメコミアートとは、日本伝統の雛人形などで用いられる木目込みの手法を、現代の社会環境問題とREUSEの意識とを合わせた新しい美術です。

自身で描いたモチーフの輪郭を彫り、そこに様々な背景を持つ布を埋め込みながら、ひとつひとつのピースを彩っていきます。

かたどられたモチーフは、イワミズ特有の曲線をもち、どこか人を元気づけるようないいようのない愛らしさに満ちています。

イワミズ自身の姿と共に、カラフルでポジティブなパワーをエコでポップなメッセージとして日本から世界へ、また、一人一人へと発信し続けています。