日本各地に残された美しい風土や祭り、暮らしや人々の営みを描く
NHKの本格的な紀行ドキュメント「新日本風土記」で瀬戸内の島々が特集されます。
新日本風土記「瀬戸の島々」
番組:NHK BSプレミアム
日程:2017年7月13日(木)
時間:23:45~24:45
You can watch good documentaries which cover all sorts of subjects on NHK “Shin Nihon Fudoki”. The TV will show featured Shodoshima island at Seto Inland Sea, Japan..
放送:NHK BSプレミアム
日時:2013年12月6日(金) 21:00~21:59
再放送:12月11日(水)08:00~/21日(土)06:00~
語り・出演:松たか子、伊東敏恵、瀧川剛史日本人なら誰もが持っている懐かしい風景。長い歴史の中で培ってきた豊かな文化。来たる年の豊作や大漁を願って、神に祈りを捧げてきた日本人。それぞれの土地に根づく風習・自然・建築・工芸・食文化などを丹念にたどっていくと、日本人が長年かけていかに深い文化を築いてきたかを実感することができます。
「新日本風土記」は、日本各地に残された美しい風土や祭り、暮らしや人々の営みを描く本格的な紀行ドキュメント番組です。
番組の特徴のひとつは、短いけれどコクのある物語を集めたオムニバス形式。いわば、旅の短編小説集です。いくつもの旅の物語の中から、あなたの心をふるわす旅を見つけてみてください。日本の暮らしや風景は、すさまじい勢いで変貌を続けています。「新日本風土記」が目指すのは、未来への映像遺産です。日本人の原点や原風景をしっかりと見つめたい。そして、未来の世代が、自分たちの足下を確かめるための材料を映像として遺したい。そんな思いを込めています。
なつかしくかけがえのない日本の風景にひたり、あなたの日本を再発見してみませんか?
古くは古事記の時代から、瀬戸内海の要衝として知られる「小豆島」。西方から都へ人・金・モノを運ぶ物流の要、また、都から四国・九州へもたらされる文化・芸術伝播の中継地としての地の利から、独自の発展をたどってきた。島外から製法と素材を取り入れた「しょうゆ」は、いまも桶と人による二人三脚で育まれている。そして「そうめん」は産業としてだけでなく、人々の生活に深く根付き、お盆の伝統行事ではなくてはならないものになっている。さらに、困難とされたオリーブの栽培を日本で初めて成功させ、オンリーワンの産地になった。そんな島の人々の大きな楽しみが農村歌舞伎。これも昔ながらの上方の演芸を巧みに取り入れたものだ。人々は知恵と工夫を積み重ね、資源の少ない島で生き抜いてきたのだ。
寒霞渓に代表される雄大な山々、多くの恵みをもたらす瀬戸内海。日本の原風景に育まれた人々の力強い営みを、『瀬戸内の楽園』小豆島に探っていく。<オムニバス項目(予定)>
●もてなしの心~お遍路を庭に招き入れ、お茶でねぎらう。自分で育てた芋でもてなす
●しょうゆ~蔵つき酵母が作り出す島醤油。伝統を守り、新たに桶を作る職人の意気込み
●オリーブ~日本で最初に小豆島に根付いたオリーブ。その陰には農家の地道な努力が
●豊作への祈り~夏の夜、千枚田に灯されるたいまつの炎。秋は農村歌舞伎を奉納する
●平成のおなご先生~「二十四の瞳」に憧れた女性教師、分教場では唱歌が歌われる
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