古里・百島 ソーラー島に : 広島 – YOMIURI ONLINE(読売新聞)
尾道市の離島・百島に来春、大規模太陽光発電所(メガソーラー)が開設されることが決まり、事業者と市が8日、発表した。小さな離島での建設は珍しいという。事業者の男性は百島育ちで、「島の活性化に貢献したい」と意欲を示した。(布施勇如)
◇東京の藤田さん建設、来春稼動へ
発電会社を設立するのは、東京都墨田区の金属加工会社会長、藤田守興さん(73)。9月に着工し、来年4月の稼働を予定している。最大出力は1・5メガ・ワットで、年間発電量は約170万キロ・ワット時と、一般家庭の約450世帯分。島内全336世帯(4月末現在)の電力を賄える。
建設予定地は、百島北岸の約3万1800平方メートルの塩田跡地で、このうち、西側部分の約9700平方メートルは藤田さんが所有。残る東側部分は1976年、藤田さんの父が市に寄贈した。
(2012年6月9日 読売新聞)
百島(ももしま)は瀬戸内海中部に浮かぶ芸予諸島の島。
室町時代になるまで百島の歴史資料は殆ど皆無だが、菅原道真が大宰府に流される途中、百島に立ち寄り一袖残したという伝説もあり、現在百島町福田地区に天満宮がある。
また1441年(嘉吉元年)、嘉吉の乱で敗れた赤松満祐の一族が百島に逃れて住み着いて、以来追っ手の襲来に備えた弓の稽古が由来の「お弓神事」が今尚毎年1月11日に催しされている。これは、百島村上水軍との関連が強いと言われている。
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参考:
百島 (広島県) – Wikipedia
百島の現状と取り組み
尾道・百島 – YouTube
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