150年以上も生きる桶をつくる大阪の会社「藤井製桶所」を中田英寿さんが訪れた際の映像です。

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昨日の「木桶職人復活プロジェクト」の記事つながりで、
あわせてこちらもメモしておきます。
日本で木桶をつくることができる数少ない製桶所のひとつ大阪の「藤井製桶所」を
中田英寿さんが訪れた際の映像です。


150年以上も生きる桶「藤井製桶所」 nakata.net Revalue Nippon

Journey | 旅行記No.5887 150年以上も生きる桶「藤井製桶所」nakata.net

意外なことに、日本で木製の大桶を作ることのできるところは数少ない。

そもそも日本で木製の桶が使われるようになったのは、平安時代だといわれている。
その汎用性から、広く一般に浸透し、江戸時代、明治時代ごろまでは各家庭に必ず1つはあるものだった。

しかし時代とともに、家庭でも酒蔵でもしょうゆ屋でも、その姿を見ることは少なくなっていった。
桶を作る職人も数が減り、いまでは数えるほどしかいない。
「藤井製桶所」は、その数少ない製桶所のひとつだ。

そんなふうに姿を消しつつあった製桶所だが、藤井製桶所の三代目を務める上芝雄史さんによれば、15年ぐらい前からじわじわと木桶の見直しが始まったという。
酒屋の杜氏が、どうしても木の桶で仕込みたいと言ってきたり、昔のように味噌やしょうゆ、漬物なども木桶を使いたいという人が増えてきたのだそうだ。
木桶は、微生物たちが暮らしやすいため、どんな材質の桶よりも発酵に適している。
先人の知恵を見直そうと考えれば、木桶に行き着くわけである。

そのうえ桶は寿命が長い。
まず、酒蔵で使うような大桶を作る。
それがだいたい30年ぐらいの寿命。
しかし、そこで終わらない。
傷んだ大桶は、板を変えたり、削りなおしたりして、今度はしょうゆ屋や味噌屋が使う。

大きな桶はだんだんと小さくなりながら、150年も生きる。
リサイクルを繰り返しながら、人間よりも長く生きていくのである。

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参考:
Journey | 旅行記No.5887 150年以上も生きる桶「藤井製桶所」
小豆島 ヤマロク醤油ホームページ
桶職人:ウッドワーク
藤井製桶所 | watari design
木桶職人復活プロジェクト | ヤマロク醤油 |

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