ダシで島がつながるトークイベント。
ダシをテーマに、全国の離島がつながるイベントに登壇してきました。主催は離島経済新聞さん、日本財団『海と日本プロジェクト』の一環です。長崎・五島列島の江濱真一郎さん(有川町漁業協同組合//中通島)からトビウオからとる『あごダシ』、北海道・利尻島の八木橋舞子さん(リトケイ利尻島スタッフ)からは昆布だしの紹介がありました。私は、瀬戸内海、香川県観音寺沖の伊吹島の『いりこ』について紹介させていただきました。料理人のうすいはなこさんのキッチンから、縄文時代から続くダシ文化の歴史から、イノシン酸やグルタミン酸などの成分のお話、そして実際の調理ライブ。あっという間の1時間半でした!
ダシの昆布や魚がいた環境を想像して。ダシは、グツグツ煮沸させず、優しい温度で十分。日本食のダシは古代から続くもの、加工に手間暇がかかっているぶん、中華やフランス料理などにくらべて日本食は調理でダシを採るのはとても簡単。「人生の豊かさのために、ダシをとりましょう」という、料理人のうすいさんのお言葉が胸に響きました。ご参加くださったみなさま、ありがとうございました!
2022年07月08日撮影
伊吹いりこセンター
アオハタ鮮魚店
伊吹島、やなぶんのヨウショク
おまけ:たらいうどん。ジンゾクという川魚のダシを使います。
伊吹島のいりこで、ロゴをつくってみました。
—
海の旨味をたのしもう 〜 離島の極上ダシを味わう旨味体験会 〜
日時:2022年7月8日(金)20:00~21:30
会場:オンライン(ZOOM / 配信URLはお申し込みの方にお送りします)
費用:2,000円
定員:15名
締切:6月24日(金)
主催:NPO法人離島経済新聞社
ゲスト:江濱真一郎さん(有川町漁業協同組合/五島列島/中通島)、八木橋舞子さん(リトケイ利尻島スタッフ)、うすいはなこさん(料理人)、ゆう さかな(物語を届けるしごと)
司会:鯨本あつこさん(リトケイ統括編集長)
海の旨味をたのしもう 〜 離島の極上ダシを味わう旨味体験会 〜 | Peatix
<詳細>
特定非営利活動法人離島経済新聞社は、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として、日本の島々の「魚食」や水産漁業にフォーカスした企画を2022年、多数展開予定です。その第1弾として、島のダシ(出汁)を味わう体験型オンラインイベント「海の旨味をたのしもう〜離島の極上ダシを味わう旨味体験会〜」を開催します。今回は、全国約400島から「利尻昆布」で知られる利尻島(北海道)、全国有数の「いりこ」生産地である伊吹島(香川県)、飛び魚からつくる「あごダシ」の文化が根付く五島列島(長崎県)のダシにクローズアップ。各島の郷土食を知る人や漁業従事者、日本のダシ文化に詳しい料理の専門家をゲストにお招きしそれぞれのダシ文化や、おいしいダシのとり方を紹介します。参加者の皆さんには各島から集めた選りすぐりの出汁(2500円相当)を事前にご自宅にお届けしますのでオンラインでダシの楽しみ方を学んだ後は、届いたダシの旨味をリアルにご堪能いただけます。
<こんな人におすすめ!>
・島が大好きな人
・美味しいものが大好きな人
・島の食文化に興味がある人<島のダシがご自宅に届きます!>
利尻昆布(北海道・利尻島)、いりこ(香川県・伊吹島)、焼きあご(長崎県・五島列島) 総額2,500円相等
※ 商品の内容は変更になる場合がございます<当日ご参加いただいた方にはレシピをプレゼント!>
当日ご参加いただいた方限定で料理家うすいはなこさんによる「出汁をおいしく味わうレシピ」のデータをプレゼントいたします。
※Peatixからお申し込みいただいても、当日不参加の場合にはお渡しできません。ご了承ください。<イベント概要>
日時:7/8(金)20:00~21:30
会場:ZOOM
配信URL: お申し込みの方にお送りします
参加費:2,000円
定員:15名
申し込み締め切り:6/24(金)
主催:NPO法人離島経済新聞社
※当日ご参加できる方のみお申し込みください<ゲスト>
編集者・デザイナー
ゆう さかな
1980年東京生まれ。慶應義塾大学SFC、ロンドン大学で都市河川の研究、建築設計を学ぶ。 2010年に四国・瀬戸内に移住、経済産業省 四国経済産業局のウェブマガジン『四国びと』『四国食べる通信』『せとうち暮らし』などに関わる。四国や瀬戸内海の島々の農山漁村を訪ね歩き、生産者を取材。自信が運営するウェブサイト『物語を届けるしごと』は世界160カ国以上からアクセスがあり、四国や瀬戸内の魅力を四国外や海外に発信している。日本人間力大賞2015農林水産大臣奨励賞。
https://yousakana.jp/有川町漁業協同組合(五島列島/中通島)
江濱真一郎
1969年中通島生まれ。高校卒業後に福岡の大学へ進学。千葉県や福岡県での生活を経て、有川町漁業協同組合に就職。元々魚介類は苦手だったが、千葉の就職先の仲間と寿司を食べに行った際にウニの美味しさに目覚め、先輩から五島においしいウニがあると聞き、食べるようになった。本所勤務から支所勤務を経て、現加工場に就き約23年。加工課長として海産物加工に携わる。
https://www.arikawa-fish.net/リトケイ利尻島スタッフ
八木橋舞子
北海道・札幌出身。2016年北海道利尻島(利尻町)の地域おこし協力隊となり、島の魅力に引き込まれる。2019年に任期満了で退任後、離島経済新聞社に入社。「利尻町定住移住支援センターツギノバ」の運営をはじめ、地域づくり事業を担当。
https://tsuginoba.com/料理人
うすいはなこ
食育、家庭料理全般、日本料理、食文化講師、干物および江戸料理研究家。『H-table料理教室』主宰。魚食文化や発酵食品など体に良い食文化を発信、生産者支援も行う。2020グルマン世界料理本大賞Fish&Seafod部門 グランプリ。著書に『干物料理帖』(日東書院)。ウェブや雑誌などのメディアへのレシピ提供は1,000点を超える。
https://www.kurashijouzu.jp/cooks/usui-hanako/<司会>
リトケイ統括編集長
鯨本あつこ
NPO法人離島経済新聞社代表理事・統括編集長。地方誌編集者、経済誌の広告ディレクター、イラストレーター等を経て2010年に離島経済新聞社を設立。2015年より九州で子育てをしながら全国や離島地域をめぐる。美ら島沖縄大使。一般社団法人石垣島クリエイティブフラッグ理事。趣味は人とお酒と考えごと。
コメントを残す