香川県丸亀市にある川崎重工の子会社、株式会社坂出エースにて
半世紀にわたって300隻もの巨船を作った現代の名工、葛原幸一さんが、
NHK仕事の流儀に登場。

鉄曲げひとすじ、巨船を造る
撓鉄(ぎょうてつ)職人・葛原幸一(くずはらこういち)

番組:NHK総合 プロフェッショナル仕事の流儀
日程:2015年4月20日(月) 放送予定
時間:22:00〜22:48

スピード、燃費、耐久性・・・そのすべてで世界を圧倒する造船大国・日本が誇る「巨船」。鍵を握るのは、極限まで絞り込まれた流線型のフォルム。鋼鉄を炎で熱し、水で冷却して曲げる「撓鉄(ぎょうてつ)」という緻密な職人の手仕事によるものだ。
「撓鉄」において、当代一と言われる匠(たくみ)が香川にいる。葛原幸一(くずはら・こういち)69歳。いま劇的に需要が伸びている液化天然ガスLNG運搬船を日本で初めて手がけ、半世紀にわたって300隻もの巨船を造ってきた「現代の名工」だ。世界各地の造船所からも技術指導に招かれ、本場イギリスでは「キング」と呼ばれる。
葛原は、経験で培った超人的な「感覚」を武器に、厚さ3センチもの鋼鉄を自在にねじ曲げ、ミリ単位の精度で仕上げていく。度重なる不況と戦い続けてきた日本の造船業。いまようやく迎えつつある好景気の中で、その下支えになるのが葛原たち職人の技だ。
職人となって49年目の今年。人生最大の試練にぶつかった。誇りをかけた140時間の真剣勝負に密着。

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