小豆島 中山 虫送り
日程:2025年7月5日(土)荒天の場合は中止(少雨決行)
駐車:小豆島町農村環境改善センター(イマージュセンター)
火手の利用券購入はこちら
スケジュール
16:30~17:30 受付:殿川ダム下公園(香川県小豆郡小豆島町中山1791-1)[Google Maps]
18:15頃~ 湯船山にて祈祷
18:30頃~ 火手が出発
19:10頃~ 春日神社(中山農村歌舞伎舞台)にて解散
Shodoshima, Nakayama Insects send off.
Dates : 5 July 2025 (Sat), cancelled in case of inclement weather (light rain)
Parking : Shodoshima Rural Environment Improvement Centre (Image Centre)
Click here to purchase a ticket for use of the hite.
SCHEDULE
16:30-17:30 Registration: Tonogawa Dam Lower Park (1791-1 Nakayama, Shodoshima-cho, Shodoshima-gun, Kagawa)[Google Maps]
18:30 approx. – Hite departs
19:10 approx. – Dismissal at Kasuga Shrine (Nakayama Rural Kabuki Stage)
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小豆島、夏の風物詩『虫送り(むしおくり)』。火手(ほて)をもって歩き、農作物の害虫を駆逐し、その年の豊作を祈願する目的で行われる日本の伝統行事です。映画『八日目の蝉』『からかい上手の高木さん』にも登場する小豆島の虫送りは、肥土山(ひとやま)と中山という棚田が美しい山間部にいまも伝えられています。
Mushi-okuri is a summer tradition on Shodoshima Island. Mushi-okuri is a traditional Japanese event in which people walk around with hote to drive out pests from the crops and pray for a good harvest that year. Mushi-okuri on Shodoshima, which also features in the films The Cicada of the Eighth Day and The Karakajite no Takagi-san, is still practised in the mountainous area of Hitoyama and Nakayama, where the terraced rice paddies are beautiful.
小豆島 虫送り
7月2日(毎年同日)土庄町肥土山(ひとやま) 多聞寺(たもんじ)
7月上旬 小豆島町中山千枚田
中山地区の虫送りの様子です。
These photos are Mushiokuri in Nakayama regeon, Shodo island.
小豆島に約300年前から伝わる害虫退治の伝統行事。
Mushiokuri are the trasitional event to prevent damage from insects in Shodo island. This traditional usages have existed since the Edo period.
子供たちが「火手(ほて)」とよばれる松明を持って、田んぼのあぜ道にかざしながら、歩きます。
Children walk crossing a rice field on a narrow path, swinging large burning torches.
ちなみに、この虫送りの行事は日本各地に存在していて、
青森県五所川原市の「奥津軽 虫と火まつり」、
奈良県天理市の「てくてくてんり 夏 山田の虫送り」、
愛媛県西予市の「実盛送り」などが有名です。
虫送りとは、稲の虫害を防ぐために行われる行事です。小豆島、土庄町(とのしょうちょう)肥土山(ひとやま)では多聞寺(たもんじ)近くの虫塚で稲虫供養が行われ、そのあと太陽からとった火種を火手(ホテ)と呼ばれるたいまつに移しそれをかざしながら田んぼの畔を走ります。そして、蓬莱橋(ほうらいばし)に向かい、火手を伝法川(でんぽうがわ)の中に投げ込みます。虫送りのことを、小豆島の肥土山では「イナムシオクリ」、丸亀市の広島では「オガオクリ」、直島ではノマワリ、三豊郡山本町では「デンデコ」などと呼んでいます。早苗(さなえ)が植わった夕暮れの水田に、炎が映る光景は叙情あふれる風物詩です。
Mushi-shori is an event held to prevent insect damage to rice plants. In Hitoyama, Tonoshocho, Shodoshima, an offering of rice insects is made at a mound of insects near Tamonji Temple, after which firewood taken from the sun is transferred to a torch called a hote, which is held aloft while running along the banks of the rice paddies. The torch is then transferred to a torch called a hote, which is held over the torch as it runs along the banks of the rice paddies. Mushiwari is called Inamushiokuri in Hidozan, Shodoshima, Ogaokuri in Hiroshima, Marugame, Nomawari in Naoshima and Dendeko in Yamamoto-cho, Mitoyo County. The sight of flames reflected in the paddy fields at dusk, when the early seedlings have been planted, is a poetic and lyrical scene.
虫送り(むしおくり)は、日本の伝統行事のひとつ。農村において、農作物につく害虫を駆除・駆逐し、その年の豊作を祈願する呪術的行事である。虫追い(むしおい)など、西日本では実盛送り(さねもりおくり)または実盛祭(さねもりまつり)など数多くの別名がある。
虫による害は、不幸な死をとげてしまった人の怨霊と考える御霊信仰に関係した、「害のあるものを外に追い出す」呪いの一つである。神社で行われる紙の形代に穢れを移す風習との共通性が見られる。
春から夏にかけての頃(おもに初夏)、夜間たいまつを焚いて行う。また、藁人形を作って悪霊にかたどり、害虫をくくりつけて、鉦や太鼓を叩きながら行列して村境に行き、川などに流すことが行われる地域もある。地域によっては七夕行事と関連をもって行われる。
かつては全国各地に数多く見られたが、農薬が普及するに連れて害虫の脅威が低減したことに加え、過疎化、少子高齢化、米価の下落などによる農業の衰退と、その結果としての担い手不足も大きく影響し、次第に行わない地域が多くなっていった[4]。火事の危険などを理由に取り止めた地域もある。現在行われているものも、原形を留めるものは少ないといわれている。農業と地域社会に深く関わる伝統行事であるため、その保存には農業および地域社会の活性化と維持が不可欠で、大きな課題となっている。
実盛について
『平家物語』でも知られる平安時代末期の平氏武将・斎藤実盛(斎藤別当実盛)は、篠原の戦いのさなか、乗っていた馬が田の稲株につまずいて倒れたところを源氏方の敵兵に付け込まれ、討ち取られてしまったため、その恨みゆえに稲虫(稲につく害虫)と化して稲を食い荒らすようになったという言い伝えが古くから存在した。そのため、稲虫(特にウンカ)は「実盛虫(さねもりむし)」(cf. wikt) とも呼ばれ、主として西日本では、実盛の霊を鎮めて稲虫を退散させるという由来を伝え、この種の「虫送り」を指して、実盛送り(さねもりおくり)または実盛祭(さねもりまつり)と呼んでいる。また、砕けた表現として実盛さん(さねもりさん)とも呼ばれる。この実盛という語は、田植えの行事「サノボリ」(早のぼり)が転訛という説もある。
虫送りは、約300年前から伝わる中山地区の伝統行事で、半夏生(夏至から11日目)の日に火手(ほて)と呼ばれる竹の松明を田にかざしながら、畦道を歩き、害虫を退治して豊作を願うものです。中山地区では一時期、途絶えていましたが、映画「八日目の蟬」で重要なシーンとして「虫送り」が行われたことをきっかけに復活しました。「とーもせ、灯せ。」の声をかけながら、火手を持ち、青々とした稲が育つ棚田の畦道を歩きます。真っ暗の中、列をなした火手の光がゆらゆらと揺らめきならが動いていく風景はとても幻想的です。(現在は中山地区では半夏生の後の土曜日に行われることが多くなっています。)
主催:中山千枚田虫送り実行委員会
※実行委員会の許可なくドローン撮影を行うことはできません。
虫送りとは、古くから伝わる田んぼの稲虫退治の行事のこと。夕暮れの畦道を、火手(ほて)をかざしながら列を組んで虫を追います。「稲虫来るな~」と、皆で声を合わせながら歩きます。肥土山では18時から、小豆島霊場第46番札所多聞寺にて祈祷・虫供養を行いその後、肥土山農村歌舞伎舞台まで移動して虫送りが始まります。
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しづやしづ
こういう伝統行事を大切にしたい。 RT @yousakana: 江戸時代から島に伝わる半夏生の伝統行事、小豆島の虫送り http://p.ost.im/p/TPsty
wakame3
こういう伝統行事を大切にしたい。 RT @yousakana: 江戸時代から島に伝わる半夏生の伝統行事、小豆島の虫送り http://p.ost.im/p/TPsty
伴 州堂
こういう伝統行事を大切にしたい。 RT @yousakana: 江戸時代から島に伝わる半夏生の伝統行事、小豆島の虫送り http://p.ost.im/p/TPsty
tadahero
【明日】 7/2(土)は半夏生。小豆島肥土山で虫送りが行われます http://t.co/Smid5oo #setoch
真砂喜之助製麺所(まさごあつし)
【明日】 7/2(土)は半夏生。小豆島肥土山で虫送りが行われます http://t.co/Smid5oo #setoch
tadahero
楽しんで♪ QT @yousakana: 今日は小豆島中山の虫送りです。ナウシカ気分で参加してきます。江戸時代から島に伝わる半夏生の伝統行事、小豆島の虫送り http://t.co/0dRTveX #setoch
ゆうき
今日は小豆島中山の虫送りです。ナウシカ気分で参加してきます。江戸時代から島に伝わる半夏生の伝統行事、小豆島の虫送り http://t.co/0dRTveX #setoch