香川県丸亀市の塩飽諸島にある広島(ひろしま)。文字通り、塩飽諸島のなかで一番面積が広く、丸亀港から旅客船で広島の江の浦港まで約20分(片道290円)でいくことができます。そんな広島の茂浦という島の北側にある集落にうまれたゲストハウス「ひるねこ」。とても素敵な場所でした。

Hiroshima island is the largest island of Shiwaku islands at Marugame city, Kagawa pref., Japan. It takes 20 min (290yen) from Marugame port of Shikoku by ship. There is guest house “Hiruneko” at Moura which is north area of Hiroshima island.

ゲストハウス ひるねこ
住所:香川県丸亀市広島町茂浦56 [Google Map]
電話:0877292734 / Facebook

Guesthouse HIRUNEKO
Address : 56 Moura, Horoshima island, Marugame city, Kagawa pref., Japan [Google Map]
Tel : 0877292734 / Facebook


瀬戸内日和 OH!マイ瀬戸内(OHK岡山放送) – Youtube


船に乗って塩飽諸島を巡る旅


港に到着。


いろは石。青木石という石が採れる島です。島にはいろは石と呼ばれる石碑が島内に45基あり、それを巡ると島を一周することができます。


さぬき広島、茂浦集落の港


「広島のフロリダ」と呼ばれる美しいビーチ。


青木石の産地としても知られています。


集落の石垣


葉たばこの乾燥小屋、ベーハ小屋


まんまるのかわいいネコ


ひるねこに到着


手島でつくられてきたトウガラシ、香川本鷹


ひるねこプロジェクトのメンバーでもある山本さんが、島の竹でつくられた竹細工。


ゲストハウスひるねこに集まっていた皆さん。賑やかです。


この日、茨城県から来られていたのは、元美術大学生さん。香川県丸亀市が行っている「HOTサンダルプロジェクト」は、2012年度から毎年、全国の美大生が夏の一ヶ月間、島で滞在制作するというものです。その時に島を気に入ってこうして全国からまた遊びに来てくれたり、島に移住する若者も増えています。


室内。親戚のおばあちゃんの家に泊まりに来たかのような落ち着いた雰囲気。

ゲストハウス ひるねこ
住所:香川県丸亀市広島町茂浦56 [Google Map]
電話:0877292734 / Facebook
料金:
 一泊素泊まり 大人3000円、小人1000円(小学生以上)、乳幼児無料
 日帰り利用 大人1000円、小人・乳幼児無料

Guesthouse HIRUNEKO
Address : 56 Moura, Horoshima island, Marugame city, Kagawa pref., Japan [Google Map]
Tel : 0877292734 / Facebook
Fee :
 Adult 3000yen, Child 1000yen, Baby free / One night
 Adult 1000yen, Child and Baby Free / One day trip


小林希が出会った瀬戸内海の小さな秘島へ! – Youtube

空家再生/ゲストハウスひるねこ | Officeひるねこ

2014年6月に、瀬戸内海の広島で「古民家再生」をして宿をつくろうと、島の方たちに提案しました。もともと“古民家再生”に興味があったわけではなくて、出会った島の方たちが「島に人が来てほしい」「このままだと、島は無人島化してしまう」というお話をしてくださって、なにかしらお手伝いができないかなと思ったのがはじまりです。それで、田舎のない子供達が島で自然体験できるような場所、大人が忙殺された日々の癒しになるような場所になればと古民家を再生して、宿の無い島に宿をつくることにしました。(立ち上げまでのブログはこちら)小さなきっかけで始めた島プロジェクトが、こんなふうに記事にしていただけるようになるとは思ってもいませんでした。ぜひ読んでくださったら嬉しいです。

島に生きる 香川 – 朝日新聞

日本の原風景@広島
 塩飽諸島最大の島、広島(丸亀市)に今年6月、「ゲストハウスひるねこ」がオープンした。猫が昼寝するようなくつろげる宿にと、東京に住む旅行作家で「旅女(たび・じょ)」を名乗る小林希(のぞみ)さん(33)が名付けた。
    *
 静かに朽ちていく日本家屋、人の気配がわずかに感じられる段々畑……。昨年5月、小林さんが初めて広島を訪れた時の印象は「美しい日本の原風景」だった。
 瀬戸内の猫とアートをテーマにした取材旅行の途中だった。広島を訪れ、知人の紹介で茂浦地区の自治会長・平井明さん(67)と妻の光子さん(67)と会った。
 青木石の産地として知られる広島だが、近年は石切り場の従業員も島外から通う。約200人いる住民は高齢化が進み、子どもはいない。
 「あと10年したら、ここは無人島になる。自分たちが動けるうちにどうにかせんといかん」。運送会社を定年退職後、島に戻った明さんは島では「若手」だ。茂浦の伝統を消すまいと、獅子舞を復活させたこともある。食堂や宿泊施設がなく、観光客が来ない現状を憂えていた。
 「気が向いたら、また来てな」。小林さんは平井夫妻に袋いっぱいの甘夏を渡された。別れを惜しみ、港で手を振って見送ってくれた。
 出版社を辞めて世界放浪に出かけたのをきっかけに作家になり、海外にばかり目を向けていた。「何もない」という広島にどうやって人を呼ぶか。帰路、考えを巡らせた。
 小林さんは翌月、「島プロジェクト」と題した企画書を手に平井夫妻を訪ねた。古民家を宿に再生し、子どもたちに島体験をさせる計画が記されていた。
 明さんは、予想外に早い再訪に驚きながら、「島の人たちができる範囲で」という提案に可能性を感じた。島外の家主に管理を託されていた古民家に小林さんを案内した。
 平井さん夫妻や幼なじみの住人が集まり、改修が始まった。古民家の隣に宿泊者用の畑を作り、取り放題、食べ放題にすることにした。夫妻は宿の営業許可だけでなく、食堂開設に向けて食品衛生責任者の資格も取った。
 小林さんも友人や家族を連れて毎月訪れ、作業や作戦会議に参加した。地域おこしに携わるのは初めて。時には意見がすれ違い、涙を流すこともあった。今年6月に素泊まり3千円、島で暮らすように過ごせるゲストハウスとしてスタートした。「行動力のある小林に刺激を受けた」と明さんは振り返る。
    *
 瀬戸内海に沈む夕日、「広島のフロリダ」と呼ぶビーチ、伝統の神事・百々手(も・も・て)まつり。茂浦の自慢はたくさんある。中でも「一番の魅力は茂浦の人」と小林さんは思う。小林さんがブログで紹介したこともあってか、県外からの利用者もいる。
 いま、別の空き家を「ひるねこ2号」に改修中だ。塩飽諸島の空き家活用を対象にした市の助成金を活用する。島の魅力を知ってもらうため、長期滞在し移住を体験してもらう施設にする計画だ。
(細川治子)

「すごいお母さん」の挑戦、第2弾。- ほぼ日刊イトイ新聞

【広島編】
青木石で有名な島へ。2016年9月。この日、尾崎さんに丸亀市沖の塩飽諸島(しわくしょとう)を案内していただくことになりました。

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