インタラクティブアートつながりでこの人。
2003年のベニス・ビエンナーレで話題になったイェッペ・ハインという
デンマーク生まれのアーティストの展示会。
これからもっともっと有名になるであろう人なので、
チェックしてみることをおすすめします。
迷路に関係する作品が多いのかな。近々、テートモダンで展示をするそうです。
昔、ロンドンのサーチギャラリーなどで何度かこの人の作品をみたことがあるのですが、
噴水でつくる迷路や、振動で行く手を阻む目には見えない迷路、
炎があがる噴水、座ると煙にまかれる椅子など
ユーモアあふれる予想外なセンサー&リアクティブの表現に驚かされます。
たしか新日曜美術館で、タイかどこかの街路樹で
作品を展示してのを特集していた気がします。木の下にだけ雨が降る。
日程:2007年01月19日~2007年03月03日
時間:12:00~19:00 *月曜・日曜・祝祭日休館
場所:スカイ・ザ・バスハウス (日暮里・根津)
> イェッペ・ハインは、1974年デンマーク生まれ。
> ベルリンとコペンハーゲンに制作の拠点をおき、
> ここ数年各国の美術館やギャラリーでの展覧会、
> 国際展に立て続けて数多く参加し、その活躍ぶりが
> アート界の注目と期待を今最も集めている若手アーティストの一人です。
> イェッペ・ハインの作品は、観客を取り込んでユーモアのある身体的、
> 心理的な体験を作り出すのが特徴です。
> 2003年のベニス・ビエンナーレでは噴水を迷路状に構成し、
> センサーで立ち入る人の動きを感知して水の壁を立ち上げ、
> 観客を中に閉じこめてしまうという大がかりな作品を発表し、
> 展覧会中最も大きな注目を集めました。
> また、何もない空間で観客に装着させたセンサーを感知して
> 特定の方向に進もうとするのを不快な振動で阻み、
> 目には見えない迷路を浮き上がらせる作品や、噴水の水しぶきから炎が立ち上がる作品、
> 座ると煙がもくもくと立ちのぼり、座る人を包み込んでしまうベンチの作品など、
> イェッペ・ハインの作品は知覚や認知の論理を裏切り、
> くすぐる仕掛けで意表をつく驚きを楽しませてくれます。
> また、作品によく用いられている人の動きを感知して予想不可能な展開を導くセンサーは、
> こちらの意志では制御しきれないものへの諦めや、不条理と共にあるおかしみも感じさせます。
> ある空間/もの/現象の”通常の”姿や機能、
> そして観る者との相互の関係性に豊かな遊び心をもってちょっと手を入れ、
> 見たことのない、体験したことのない新しい世界を開きながら、
> 日常を成り立たせているあらゆる秩序やルールの不確かさ、
> そしてその脆さを一見無邪気なウィットの表現で突く
> イェッペ・ハインの作品は奥行きのあるアートの愉しみ、悦びにあふれています。
> 今回の個展では、水を使った建築的なインスタレーション作品
> “Continuity Inbetween”をメインピースとして展示します。
> 向き合う2つの壁の間をジェットで吹き出される水のラインが繋ぎ、
> 不思議な感覚、体験をもたらしてくれる作品です。
> 併せてネオンを用いた新作作品も展示する予定です。
> Tate Modern(ロンドン)、Sculpture Center(ニューヨーク)などでの
> 多くの展示を控えてますますの飛躍を感じさせる
> 2007年のスタートとなる本展をぜひご覧ください。
参考:
Jeppe Hein公式サイト [Link]
Jeppe Hein: 洋書: Francesco Bonami,Ilina Koralova (Amazon.co.jp) [Link]
Jeppe Hein (The Saatchi Gallery) [Link]
イェッペ・ハイン個展/レッツエンジョイ東京
イェッペ・ハイン展 (Tokyo Art Beat) [Link]
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