科学つながりでマサチューセッツ工科大学Walter Lewin教授をメモ。
MITの熱血的な授業を展開する物理学の教授。
MITがいくつか実験や講義の動画を公開しております。
何度かここでもお話していますが、
僕は高校生までずっと自分は科学者になるものだと思っていました。
正直、ひょんなことからSFCに入るまで、
デザインが自分のフィールドだなんて思ったことはなかったんです。
夏休みの自由研究で、
身近にある食べ物などをつかった染色実験や、
紙の形による強度実験などをしているので、
小学生の頃から科学の子だったように思います。
さらに、神奈川大学付属の中学生の頃、
僕の担任であった科学の先生の授業が、
毎回めちゃめちゃ面白くて、科学にのめりこみ、
それから、自分で図書館や本屋で科学の本をみつけては、
片道1時間30分の通学時間をつかって読んでいたのです。
デザインのフィールドに潜っている今も、
現象をどう解釈するかという、科学の心は僕の根底にありますし、
なによりも、それらを一般の人たちが興味をもつような、
エキサイティングな話につくりかえ、それを彼らに届けるのが自分の使命だと感じております。
そして、僕が、RCAやAA Schoolではなくて、
UCL(ロンドン大学)の建築学科大学院を選んだ理由のひとつは、
UCLが総合大学であり、他の科学や考古学の授業を聞けるということです。
ちなみに、先日もぐった物理の授業は、物質が絶対零度になった時の振る舞いについてでした。
うちの大学にもこんな熱血教授いないかなあ。

参考:
MIT Physics Faculty: Walter H. G. Lewin [Link]
At 71, Physics Professor Is a Web Star – New York Times [Link]
Walter Lewin Lectures on Physics – Wikipedia, the free encyclopedia [Link]
MIT「熱血物理学教授」の講義ビデオが大人気 | WIRED VISION [Link]
PAXALLES: Professor Walter H.G. Lewin: iTunes U And [Link]