<小豆島>
2024年10月11日 葺田八幡神社(福田地区)
2024年10月13日 伊喜末八幡神社(四海地区)
2024年10月14日 土庄八幡神社(土庄地区)
2024年10月15日 富丘八幡神社(渕崎地区)
2024年10月15日 内海八幡神社(内海地区)
2024年10月16日 池田亀山八幡宮(池田地区)
<豊島(てしま)>
2024年10月18日 家浦八幡神社(家浦地区)
2024年10月21日 唐櫃八幡神社(唐櫃地区)
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小豆島には「池田の桟敷(いけだのさじき)」と呼ばれる、長さ80m高さ18mの石垣づくりの野天桟敷があります。これは、国の重要有形民俗文化財になっていて、いまでも秋の亀山八幡宮の秋の例祭で、神輿や太鼓台の練りを観覧するために使われています。石垣の構築は、亀山八幡宮古図面から江戸時代後期の1855年か1812年以前と推定されています。
There is stonewall open-air balcony called “Ikeda no Sajiki” at Shodo island. The length is about 80m and height is about 18m. It was designated as a nationally important cultural property. The stonewall was constructed before 1855 or 1812, end of Edo period. You can see autumn festival there.
秋祭り 小豆島 亀山八幡宮の祭礼
日程:毎年10月16日
場所:池田亀山八幡宮(小豆島町池田)
Autumn festival at Kameyama Shrine, Shodo island
Date : every 16th October
Place : Kameyama Shrine (Ikeda town, Shodo island, Seto Inand Sea, Japan)
午前中に亀山八幡宮へ奉納された太鼓台は、
午後になると坂をくだり瀬戸内海に面した馬場に集結します。
何度か車で前を通るたびに気になっていたこの景観。
池田の桟敷は、国の重要有形民俗文化財に指定されていて、
200年ほど前の1812 年以前に構築されたと推定されています。
ブルーシートで覆われている小屋が桟敷席になっていて
昔は地域の権力者しか座ることが出来なかったそうですが、いまは購入することができるそうです。
個人的にはこのブルーシートのデザインをどうにかしたいと思う今日この頃です。
桟敷は、高さが約18m、長さが約88mもあります。土手の自然地形に這うように石垣が6~7段重ねられています。
隙間を縫うようにして急な桟敷を登ります。子どもを抱えて登るのは大変そう。
亀山八幡宮ののぼり旗。よく見ると年号が書いてあります。年々増えていくのでしょうか。
ちなみにこの時期、小豆島の各地で秋祭りが開催されているのですが、
内海八幡では約8mあるのぼりを片手で持ち上げ、額や肩で受ける「幟さし」が見所になっています。
葦田八幡では清めの獅子舞、池田亀山八幡では海から太鼓台を宮入りさせる「オシコミ」など、
同じ小豆島でも地域によって様々な違いがあるのがとても面白いところです。
祭りに集まる人達。手作り乳母車。小豆島でも「おんば」と呼ぶのでしょうか。
祭りの日、池田の人々は、ござを敷いて家族や友人と一緒に、
わりご弁当とお酒を楽しみながら、祭りを見物します。
池田 亀山八幡宮の太鼓台競演では、太鼓台を左右へ横倒しにする「かえし」が行われます。
太鼓台を横にひっくり返すのと同時に横棒役の若者が軽業師のようにひょいっと乗り移ります。
太鼓台なので中に太鼓をたたく子どもたちが乗っているわけですが、
横に倒れている間、子どもたちはいったいどうなってるのでしょう。
桟敷のそばにある社付近も見物客で賑わっています。
子ども、若者、おじいちゃんおばあちゃん、様々な人達が楽しそうに太鼓台の競演する姿に見入っています。
桟敷の最も高いところ。ここからの眺めは最高です。
向こうに見えているのは、小豆島八十八ヶ所第42番札所の西の滝のある大麻山。
西の滝には、龍にまつわる伝説が残っています。
およそ200年前、1811年に三木算柳によって描かれた亀山八幡宮祭礼の様子。
当時も賑やかに祭礼が行われ、地域の人達が楽しんでいる様子がわかります。
桟敷の構築が1812以前とあるので、この絵馬が描かれた翌年には確実に桟敷ができあがっていたようです。
奉懸富社御祭禮之圖(亀山八幡奉納絵馬)。
太鼓台を手こぎの和舟で宮入させる神事のことを「オシコミ」と言います。
写真は太鼓台を和舟にのせて帰るところ。
このオシコミ、約200年前から行われている神事だそうで、
木造六丁艪(ろ)の和舟「皇子丸」に太鼓台を乗せて亀山八幡宮の馬場先の浜辺まで運び、宮入します。
小豆島町の無形民俗文化財に指定。
祭りの会場、亀山八幡宮に向かう人達。
お祭りのはじまる前と、終わった後の路地の風景が結構好きです。
神社付近の路地裏にはいると、亀山八幡宮に向かう太鼓台でいっぱい。
太鼓台には龍神が掘られています。この地域でも雨乞いの神具としての意味があるようです。
亀山八幡宮までの道、各地から集まった太鼓台が列をなしています。
坂の上からみるとこんな感じ。1トン以上ある太鼓台をひっぱりあげるのは大変そう。
もうすぐ坂の頂上。よく見ると担ぎ手以外にも指示をだしたり塩をまいたりいろんな役割があるようです。
亀山八幡宮入り口。太鼓台はこの右側脇を通って本殿へ向かいます。
派手な首輪をした狛犬がお出迎え。
本殿前にも見物客がいっぱい。太鼓台奉納の儀式を見守っています。
真砂喜之助製麺所(まさごあつし)
@tadaihircoto @yoikonoeureka ちなみに去年の様子はこちらです。 桟敷から見る太鼓台の競演 – 小豆島・池田 亀山八幡宮 秋祭り http://t.co/KQ71X7GJ #setoch
樂車道樂(DanjiriDouraku)
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