イベントレポートを掲載しました。小豆島の醤油の香り漂う、『醤の郷(ひしおのさと)』と呼ばれている地域でお祭りがあります。豊臣秀吉にも献上されていた小豆島の醤油の歴史は400年以上。最盛期の明治時代には400軒もの醤油蔵が軒を連ねており、経済産業省の近代化産業遺産にも認定されています。
現在は20軒以下になってしまったものの、それでも黒い杉板に囲われた近代化産業遺産群の街並みや、杉樽仕込みの醤油蔵はとても見ごたえがあります。
ヤマロク醤油さんの醤油蔵
醤油ソムリエールの黒島さん曰く、
お醤油の味はつくっている職人さんの性格がでるのだとか。
いつもは気にせず何気なくお醤油を使っている人もこの機会に、
本物のお醤油に出会いにいってみませんか。
小豆島 醤の郷のお醤油やもろみを使っているひしお丼もオススメですよ
野の花さんのひしお丼
醤の郷 – Wikipedia
小豆島での醤油造りは文禄年間(1592年(文禄元年)~1595年(文禄4年))に始まり、豊臣秀吉にも献上された。最盛期の明治時代には約400軒の醤油屋があり、終戦後の食糧難の折りには醤油を使った佃煮が造られた。 現在では、ひしお丼など醤油を利用したご当地グルメの開発なども進められている。
イベントレポート
小豆島草壁港から醤の郷 (ひしおのさと) に到着すると、醤油や佃煮の香ばしい香りが漂ってきます。
「全国 お茶碗にごはんいれて歩きたい町選手権」1位に勝手に認定!したくなるそんな町、醤の郷。
小豆島ガールの皆さんもお祭りを巡るというのでご一緒させていただきました。小豆島ガールのレポートはこちら。
島の子どもたちの絵画が醤の郷の通り沿いに展示されていました。
家族と遊びに来た子どもが自分の絵を見つけて嬉しそうにしていたのが印象的。
佃煮専門店、京宝亭さんでは餅つきをしていました。
さっそく、小豆島ガールが餅つき。
ついたお餅を、こちらも島ガール、島のお母さんたちがこねてくれて…
きき醤油でいただくというなんとも粋な企画!なんと、15社のお醤油が勢ぞろい。
こちらは、タケサン記念館 一徳庵に飾ってあるさつまいも。
戦後の食糧難の際、芋の蔓(つる)を醤油で煮たのが小豆島の佃煮産業のはじまりだとか。
小豆島ガールのaiaiさんに作法の手ほどきを受けながら抹茶を頂きました。
マルキン醤油記念館もこの日は無料開放。
醤油造りに関わるさまざまな道具や醤の郷の歴史がわかります。
昔使われていたマルキン醤油さんの醤油さし。かぼちゃみたいな愛らしい形。
醤の郷から寒霞渓がみえる通り。この先に人気のお宿、島宿真里さんがあります。
醤の郷は文字通り、醤油や佃煮産業の町ですが、
醤油蔵など「登録有形文化財」とかかれた建物が立ち並ぶ近代化産業遺産群でもあります。
黒島伝治文学碑のある高台にのぼって醤の郷を眺めてみます。
近代化された工場から、昔ながらの杉樽をつかった醤油蔵まで、
様々な時代の地域産業の積み重ねがみえてくるそんな郷です。
寒霞渓の麓にある醤の郷。寒霞渓から吹く風が醤油のもとになった塩づくりには欠かせなかったのだそう。
おまけ。近くのコンビニでは「醤油サイダー」と「オリーブサイダー」が売っていました。
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参考:
醤(ひしお)の郷まつり: きれいなものを、みつけに ー小豆島ガールー
醤の郷まつり – 小豆島ふるさと村 ~島からの贈り物~
二十四の瞳映画村 – 小豆島モダンガール日記 | 醤の郷まつり
Go Maeda
@Go_Maeda これが、醤の郷のお祭りレポートです。 http://t.co/im6lgwg #setoch
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いい写真ですわー@yousakana you sakana @Go_Maeda これが、醤の郷のお祭りレポートです。 http://t.co/dva4a0Z #setoch