竜串海岸は、高知県南西部にある不思議な景観です。
1970年、日本で初めての海中公園に指定されており、
3000年~8000年前の砂岩大地が、
風や波によって侵食されてできた奇岩をみることができます。

波の化石とも表現される漣痕や、巨大な竹のような「大竹小竹」など、
太平洋をバックに自然の造りあげたオブジェが、
まるでよその惑星にでもやってきたのかとおもうような不思議な景観をつくっています。
ここで惑星ソラリスの映画のリメイクとって欲しい。

Tatsukushi Coast was designated as the first underwater park in Japan in 1970. Eroded sandstone tablelands dating back 3000 – 8000 years now provide a fantastic view of numerous rocks of unusual shapes along the coast. Various ripple marks and famous rocks such as “Big Bamboo small Bamboo” form natural art works with the Pacific in the background and create wonderful views asa if you entered into another world.

竜串海中公園
場所:高知県土佐清水市竜串19-10 [GoogleMAP]

Tatsukyshi Marine Park
Place:19-10 Tatsukushi, Tosa shimizu city, Kochi pref., Japan [GoogleMAP]


海岸に着くとすぐに不思議な石が目に飛び込んできます。
小さな穴が無数に空いているのです。


観光地としても開けていて、家族づれでも楽しめます。


まるで、ガウディの建築のようです。
というより、「ガウディの建築が、竜串海岸のよう」と表現した方が正しいかもしれません。


ところどころ、こうした潮溜まりができていて、
カニや小魚といった生き物が暮らしています。


人工的な階段が埋め込まれている様子も見所です。これは階段。


こちらは、橋。
小さな石で構造を作っておいてモルタルを流し込んでつくるのかな。


「どこの惑星ですか、ここは」と問いかけたくなります。


思わぬところに人が潜んでいたりするので、
海に向かって大声で告白などする時は要注意です。


大竹小竹。竹が横たわっているような、節のある奇岩が並んでいます。


こうしてみると。動物の骨のようにも見えます。


たまに岩の間から小さな草が生えているのですが、
何をエネルギーにして育つのでしょうか。


木星のような縞柄の岩。


ちょっと車で行ける異世界が、四国にはあります。
ぜひ一度足を運んでみてください。