NASAの衛星が捉えた井島(石島)の大規模火災


NASAの地球観測衛星テラ(Terra)に搭載された工学センサーMODISが捉えた
瀬戸内海の離島火災の画像がJAXAのホームページにのっていたのでメモしておきます。
MODISは、雲分布、海面水温、積雪分布、雪氷面温度、陸上の植生、森林火災の検出など地球環境に関する観測が可能だそう。


写真:瀬戸内海周辺画像(左)と井島周辺画像(右)。黄色の枠は井島周辺画像の範囲を示す。JAXAウェブサイトより。


写真:MODISで可視化した地球と大気の映像。JAXAウェブサイトより。

瀬戸内海の石島で起きた山火事は、
発生から120時間後、島の87%(237ヘクタール)を焼いてようやく鎮火したそう。
島の住民100人ほどにけがはないとのこと。


写真:Old Man and The Seto Inland Sea 「老人と瀬戸内海」より


写真:Old Man and The Seto Inland Sea 「老人と瀬戸内海」より


写真:Old Man and The Seto Inland Sea 「老人と瀬戸内海」より

MODISが捉えた瀬戸内の火災JAXA|宇宙航空研究開発機構

2011年8月9日午後に香川県と岡山県の県境にある井島(石島)の山林から火災が発生し、岡山県玉野市では島の全38世帯に避難勧告が出されるなど、住民は不安な一夜を過ごしました。8月10日時点で延焼は継続しており、島の面積の約75%にあたる200ヘクタールが焼失したと報じられています。

画像は、2011年8月10日午前10時34分(日本時間)に、米国地球観測衛星TERRA(テラ)に搭載されたMODIS(モーディス)が撮影したデータを、JAXAで処理したものです。図1は、モーディスの3バンドを合成した、人の見た目に近い画像となっています。井島から立ち上り東へ流れる火災の煙は薄紫色で確認することができ、白く映る雲との区別が容易になっています。図2は、モーディスの2バンドを合成した疑似カラー画像で、植生が赤く示されて、より明確に火災による煙を見ることができます。図3は日本付近の観測幅を示しており、日本列島をすっぽりと覆う広い範囲を一度に観測できるセンサであることを示しています。

JAXAでは、2014年度の打ち上げを目標に、気候変動観測衛星GCOM-C1(ジーコム・シーワン)の研究開発を進めています。GCOM-C1に搭載されるSGLI(エス・ジーエルアイ)は、MODISをさらに高機能化し、広域・高頻度の観測性能(地球全体を250mの解像度で2日に1回観測)が可能な観測機器です。このSGLIは、地球の気候変動監視に加えて、今回のような森林火災検知を含む様々な暮らしに直接役立つ分野で利用される予定です。

宇宙から見た日本・東アジア―NASA衛星(Terra/Aqua)MODIS画像集
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参考:
岡山県ホームページ – 岡山県の離島 – 石島
JAXA|宇宙航空研究開発機構
MODIS – Wikipedia
瀬戸内海・石島の火災:消防や炊き出しの女性たち、力合わせ難局乗り切る /岡山 – 毎日jp(毎日新聞)
島の9割焼いてようやく鎮火 岡山・石島の山火事
玉野市沖・石島の山火事が鎮火 発生から6日目 島の87%焼失 – 山陽新聞地域ニュース
島の山火事 120時間で鎮火 NHKニュース
MODIS Website

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