今回の旅の期間がちょうどスペイン全土におよぶセマナ・サンタ
という聖週間のお祭りと重なっておりました。
訪れたマラガ・グラナダ・コルドバ・セビーリャ・バルセロナ、
どの都市でも、三角帽をかぶった人たち、鼓笛隊、
マリア像やキリスト像の神輿が昼夜、街を練り歩いておりました。
特にセビーリャのセマナ・サンタは
世界最大規模のキリスト生誕の祭典といわれるほどの規模。
ちなみにRPGゲーム等に登場する魔導師を思わせる三角帽子の人たちは、
ナザレーノと呼ばれる熱心な信徒たちで、三角帽はカビノーテと呼ばれます。
> セマナ・サンタ(聖週間)とは、3月下旬~4月上旬、
> イエスの復活を祝う復活祭前の1週間の事。
> スペインにある多くの祭事の中でも、この1週間は最も重要なものと言えます。
> この時期、街中には、キリストの受難や慈悲、聖母マリアの悲しみを
> 表現した彫像を乗せたパソ(paso)と呼ばれる山車が出ます。
> 悲しげなメロディにのって進む信心会(コフラディーア)ごとの山車は、
> なかなか厳かな気持ちにさせてくれるものです。
NHK 地球に好奇心 「マリアに祈る ~スペイン・120万人が祝う聖週間」
> 世界で一番篤いマリア信仰の伝統を持つといわれるスペイン・セビリア。
> 4月8日からの聖週間には金銀を散りばめた
> 豪華絢爛たる衣装を纏った1.5トンもある
> マリア像やキリスト像の山車が昼夜街を練り歩く。
> 人々はこの山車を囲んで熱狂に包まれる。
> 古くからセビリアの男たちにとって、
> このマリア像をかつぐコスタレロに選ばれることが最大の信仰の証であり、
> 名誉とされてきた。また職人にとっては
> マリア像を飾る精緻な細工を作ることが最高の仕事とされてきた。
> 街では砂袋をかついで筋力トレーニングをする若者の姿が目につく季節になった。
> 今年のコスタレロ選抜やマリア像の補修作業を経て、祭りに至る1か月を記録し、
> セビリア人の深いマリア信仰と圧倒的なエネルギーを紹介する。
> NHK放送の番組案内文から
参考:
スペイン アンダルシア滞在 倉持隆夫 セビージャのパティオにて [Link]
セマナ・サンタ(聖週間-復活祭) [Link]
復活祭 – Wikipedia [Link]
スペイン・セビリアの聖週間 [Link]
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