現存する日本最古の石積式マルチプルアーチダム、国指定重要文化財 豊稔池ダム


豊稔池ダムは、日本で唯一存在する、5連のマルチプルアーチダムです。
アーチが5つ連なったとても変わった形式のダムで、
その形状のユニークさ、建築的価値の高さが評価され2006年に国の重要文化財に指定、
2010年には農林水産省によるため池百選に選定されました。
初夏には「ゆるぬき」といわれる放流が行われ夏の風物詩となっています。
建築好き、ダムマニアの皆さんは必見のスポットですよ。

Hōnen’ike Dam is a multiple-arch dam in the Sanuki Mountain range at Kan’onji, Kagawa Prefecture, Japan. The reservoir it creates is used for irrigation. Construction began in 1926 and was completed in 1930. The dam is 32 m high and has a crest length of 158 m. It is supported by six arched buttresses. Some renovation work has been needed to control leakage; special care has been taken due to its status as a cultural asset.The dam has been designated an Important Cultural Property by the Japanese Ministry of Culture. (Wikipedia)

豊稔池ダムWikipedia

豊稔池ダム(ほうねんいけダム)は、香川県観音寺市にある現存する日本最古の石積式マルチプルアーチダム。2006年(平成18年)、国の重要文化財(建造物)に指定されている(指定名称は「豊稔池堰堤」)。
命名は、香川県出身で大蔵大臣などを歴任した三土忠造による。
讃岐山脈から流れ出る柞田川を上流で堰き止め、柞田川の左岸に広がる水田を潤している豊稔池ダムは、度重なる大旱魃への対策として1926年(大正15年)に着工され、1930年(昭和5年)に完成した。このとき、地元住民による組合が部分請負が工事にあたり、延べ15万人による人海戦術により約4年の短期完成を実現するという地元一体となって成遂げられた公共事業であった。ダム補修工事により上流部はコンクリート補強されているが、下流部には当時の古い石積みが現存している。
多連式アーチダムとしては、宮城県仙台市の大倉ダム(二連式)を含め、全国に二つしかなく、当時米国で最新技術であったマルチプルアーチが適用されるなど土木史、ダム技術史を語る上においても貴重な建造物である。


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