瀬戸内海に浮かぶ小さな島・沖之島(おきのしま)は、23世帯49人が暮らす島。沖之島へは、小豆島(しょうどしま)の小江(おえ)地区から、無料の渡し船でわずか2〜3分。約100メートルの海峡を行き来する小さな船は、島の人々にとって通勤・通学・買い物を支える80年以上続く「海の道」です。小豆島 と 沖之島 の間には、「乾(いぬい)の瀬戸」と呼ばれる潮流の速い海峡があり、その風景は名曲『瀬戸の花嫁』を思わせます。かつては花嫁が小舟で嫁いでいく光景も見られ、瀬戸内らしい暮らしと文化が今も残っています。

渡船は1時間に2往復ほど運航。船着場で待っていると船頭さんが迎えに来てくれることもあり、地元の日常にそっと混ざるような旅が楽しめます。沖之島には商店や自販機はなく、静かな路地や漁師町の風景、瀬戸内の自然そのものが魅力。堤防にはテングサや玉ねぎが干され、ゆったりとした島時間が流れています。近年は架橋工事も進み、この渡し船の風景も大きく変わろうとしています。小豆島からわずか90秒〜3分の“小さな船旅”。瀬戸内の日常に触れられる貴重な体験です。2027年3月末頃に橋が完成する予定で、現在運航されている渡し船は廃止されます。

Okino-shima, a small island in the Seto Inland Sea, is home to 49 people across 23 households. It takes just two to three minutes to reach Okino-shima by free ferry from the Oe district of Shodoshima. This small boat, which traverses the 100-metre-wide strait, has served as a ‘sea route’ for over 80 years, supporting the islanders’ commutes to work and school, as well as their shopping trips. Between Shodoshima and Okino-shima lies the ‘Inui Strait’, a channel with strong currents, whose scenery evokes the famous song ‘The Bride of the Seto Inland Sea’. In days gone by, one could witness brides setting off for their new homes in small boats, and the distinctive lifestyle and culture of the Seto Inland Sea region still endure today.

The ferry runs approximately twice an hour in each direction. If you wait at the landing stage, the boatman may come to collect you, allowing you to enjoy a journey that feels like you are gently blending into the local daily life. There are no shops or vending machines on Okinoshima; its charm lies in the quiet alleyways, the scenery of the fishing village, and the very nature of the Seto Inland Sea itself. Seaweed and onions are left to dry on the seawall, and the island’s time flows at a leisurely pace. In recent years, construction of a bridge has progressed, and the scenery of this ferry service is set to change significantly. A ‘short boat trip’ of just 90 seconds to three minutes from Shodoshima offers a precious opportunity to experience everyday life in the Seto Inland Sea. The bridge is scheduled for completion around the end of March 2027, at which point the current ferry service will be discontinued.

沖之島町営渡船乗り場
住所:香川県小豆郡土庄町小江 [Google Map]
料金:無料

Okinoshima Town-run Ferry Terminal
Address: Oe, Tonosho-cho, Shodo-gun, Kagawa Prefecture [Google Map]
Fare: Free

2026/05/13撮影
沖ノ島航路時刻表、小豆島〜沖ノ島
沖之島航路時刻表/土庄町


建設途中の橋

2013/05/11撮影


マイ船を持っている島民の移動手段は船。


漁師の島。底びき網漁業


赤い自転車


郵便ポスト


天草(てんぐさ)を干しています。ところてんの原料


水門


畑。マメ


ヒトデを干していました。肥料にするとスイカが美味しくなるそうです。



玉ねぎ


サヤエンドウ


わらび


サクランボ


枇杷(びわ)




蛸壺(たこつぼ)


造船所

瀬戸の花嫁 – Wikipedia

「瀬戸の花嫁」(せとのはなよめ)は、1972年4月10日に発表された小柳ルミ子の4枚目のシングルである。小柳ルミ子としては「わたしの城下町」に次ぐヒットとなり、2作目の週間オリコンチャート首位を獲得した。 

「わたしの城下町」同様、”ディスカバー・ジャパン路線”を踏襲する楽曲で”瀬戸内海”をテーマに製作された。瀬戸内海を代表するご当地ソングである。瀬戸内海の小島へ嫁が嫁ぐ様・心情と、新生活への決意が歌われている。曲の舞台が香川県小豆郡土庄町沖之島であるとする説もあるが、モデルとなった具体的な島は、実は存在しないことが判明している。作詞の山上は瀬戸内海の島は訪れたことはないが、瀬戸内海は仕事で四国へ行く途中、水中翼船で何度も通ったことがあり、広島県尾道から四国に向かう船内から見た段々畑と、美しい夕焼けの島々の景色が印象的で、それを思い浮かべ作詞をしたと話している。

小柳本人の話によると、本曲は詞にも曲にも合わせないまま山上路夫と平尾昌晃が作詞・作曲を別々に行い、二つを合わせてみたら「合っちゃって、鳥肌が立った」とのことである。

1970年代に子供たちの間で本楽曲のワンフレーズの区切りごとに「瀬戸ワンタン 日暮れ天丼」のように料理名を組み合わせる替え歌が大流行した。また、後述の小柳ルミ子の離婚騒動の際にも替え歌がつくられたこともある。

JR四国の主に予讃線管内の駅(高松駅・坂出駅・宇多津駅・丸亀駅・多度津駅・観音寺駅・今治駅)、及びJR西日本の宇野駅・児島駅および岡山駅の瀬戸大橋線ホームにおいて、駅の列車発着時のメロディーに使用されている。国道197号のうち、愛媛県八幡浜市では、音の出る舗装(メロディーロード)の一つとして使用されている。その発車メロディの経緯から、2003年発売のトミー(現:タカラトミー)発売のプラレール「全国アナウンス・ステーション」では、「四国エリア」でこの曲が収録されている。その他にせとうちバスでは、高速路線バスの車内メロディーとして使用されている。また、カマタマーレ讃岐の応援歌の1つであり、選手入場時にサポーターが、「瀬戸の花嫁」を歌っている。かつて、国際フェリーでは小豆島池田港入港以外の入出航時の案内放送前後に挿入されていたが2021年の新造船就航のタイミングで放送が新しくなり、現在では瀬戸の花嫁は流れなくなった。

1989年にNHKが放送した昭和の歌・心に残る歌200では7位にランクインしており、昭和を代表する歌の1つとして知られている。

瀬戸の花嫁(3分16秒)
作詞:山上路夫/作曲:平尾昌晃/編曲:森岡賢一郎