大東建託が2020年3月〜4月に全国18万7,800人にアンケート調査した『住み続けたい街』のランキングで香川県が全国トップになりました。

街の住みここち 「住み続けたい街・都道府県」ランキング 全国版・2020

街の住みここち 住み続けたい街ランキング(都道府県)|街の住みここち&住みたい街ランキング 2020|いい部屋ネット

総評
トップ3は「香川県」「兵庫県」「奈良県」。6位の神奈川県までが偏差値60以上となっています。
住みここちランキング(都道府県)TOP25では圏外だった9位富山県、10位福井県、11位和歌山県、14位宮崎県、16位鳥取県、18位徳島県、20位島根県、24位佐賀県がTOP25にランクインしています。そのため、自治体同様に住みここちの評価がそこまで高くなくても、住み続けたいと評価されています。

順位 都道府県 偏差値 ポイント 住みここち(全国順位)
1位 香川県 67.3 0.41 24位
2位 兵庫県 67.3 0.41 2位
3位 奈良県 66.0 0.40 8位
4位 愛媛県 65.3 0.40 20位
5位 東京都 63.6 0.39 1位

“住み続けたい街”香川県1位に|NHK 香川県のニュース

賃貸住宅大手の大東建託が全国の18万人余りに、今住んでいる都道府県に「住み続けたいかどうか」をアンケート調査した結果、香川県が「住み続けたい街」のランキングで全国トップになりました。

大東建託は去年3月から4月にかけて47都道府県に住む20歳以上の男女18万7800人余りを対象にインターネットを使ったアンケート調査を行い、10日、結果を公表しました。

調査結果によりますと、今住んでいる街に住み続けたいかどうかを尋ねた結果、香川県では「住み続けたい」と答えた人の割合が47都道府県の中で最も高かったということです。

香川県に住む人からは「生活に必要なものは15分圏内にすべてある」とか「台風や積雪に縁が無い」といったコンパクトな街で災害が少ないといった回答が複数あったということです。

市区町村別では丸亀市の94位が最高でしたが、香川県に住む人全体の評価が平均的に高いことが都道府県で1位になった要因だということです。

大東建託賃貸未来研究所の宗健所長は「香川県は山間部が少なく交通の利便性がよいことが、平均的な住みやすさにつながっている」と話しています。

【県民「納得だ」】
香川県が「住み続けたい街」の全国1位になったことについて、県民からは「納得だ」という声が上がりました。

祖父の代から香川県に住み続けているという70代の女性は「台風や大雨、雪などの災害も少なく、気候も温暖。街が支店経済なのでコンパクトにまとまっていて便利がいい。とても住みやすいのでこれからも住み続けます」と話していました。

県外から香川を訪れた人の評価も高く、4年前、福島県から移住したという80代の夫婦は「風光明美で食べ物も軟らかくておいしい。皆さん優しくて人柄もいいので、いろんなところに住んだけれど香川県が1番です」と話していました。

また、大学への進学を機に香川県に移り住んだという20代の会社員の男性は「適度に栄えていて、少し行けば自然もあって利便性もある。このまま住み続けたいと思っている」と話していました。

このほか、県外の大学に通っているという県内出身者からも、香川県内に戻って就職したいという声が聞かれました。

坂出市出身で愛知県の大学に通っているという大学3年生の女性は「近くにスーパーやカフェもあるし、都会にあるものとあまり変わらず田舎っぽさがない。香川県での就職を考えているし、香川県が大好きです」と話していました。

宇多津町出身で埼玉県の大学に通っているという大学3年生の女性は「瀬戸内海や島にも行けるし、心が落ち着く。今は県外にいるが、最終的には香川県に戻りたいし、1位なのはすごく分かります」と話していました。