楽天トラベルの外国語サイトの宿泊予約人数から割り出した2016年の外国人観光客の訪日旅行(インバウンド)の人気上昇ランキングで、香川県の高松・さぬき・東かがわエリアが、前年同期比+241.6%(約3.5倍)で1位に選ばれました!瀬戸内国際芸術祭2016が開催されたことと、四国八十八ヶ所のお遍路目的の旅行が多かったと推測されます。
Takamatsu city, Sanuki city and Higashi-Kagawa city became popular as tour destinations for foreign tourists. The Setouchi Art Festival leads to the attraction of foreign tourists.
2016年 訪日旅行(インバウンド)の人気上昇エリアランキング
楽天トラベル、2016年 訪日旅行(インバウンド)の人気上昇エリアランキングを発表|楽天株式会社プレスリリース
旅行予約サービス「楽天トラベル」は、2016年1月1日(金)~2016年12月31日(土)間の楽天トラベル外国語サイトによる予約人泊数をもとに、2016年 訪日旅行(インバウンド)の人気上昇エリアランキングを発表しました。
前年同期比の伸び率が最高となり1位を獲得したのは、2015年版の同ランキングではトップ10圏外だった、香川県の高松・さぬき・東かがわエリアでした。1位の香川県 高松・さぬき・東かがわエリアが前年同期比+241.6%(約3.5倍)と大きな伸びを見せたのには、3年に一度の「瀬戸内国際芸術祭」の開催が貢献したとみられます。香川県・直島など瀬戸内の島々に点在する会場を周遊するため、フェリーの発着地である高松を拠点に観光をする人が多かったことも要因の一つとなりました。また、うるう年である2016年は、通常とは逆周りのコースでお遍路をする「逆打ち」を行うとより御利益が高いと言われていることから、お遍路を目的とした旅行も人気でした。
訪日客の人気急上昇、高松エリアが全国1位 – 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
国内旅行でも、同様のランキングで香川は5位と健闘。今年開かれた現代アートの祭典「瀬戸内国際芸術祭2016」の影響が大きかったとみられ、人気の高さを改めて示した。
同社が、楽天トラベルの外国語サイトを経由した今年1年の宿泊予約数と人数から伸び率を計算し、順位を付けた。
1位となった「高松・さぬき・東かがわ」は、前年比約3・4倍の伸び。ランキング圏外から急上昇した。3年に1度開かれる芸術祭は12の離島が主な舞台となった。その影響で島々への交通拠点となった高松市に多くの観光客が訪れたようだ。
また、今年は四国霊場八十八か所を逆のルートで回ると、より功徳があるという「逆打ち」の年にも当たり、お遍路も人気だった。
2位は「岡山市内」で、7月に格安航空会社(LCC)が、中四国で初めて台北便を就航させたことが影響した。
県が芸術祭の期間中に行ったアンケートによると、来場者に占める外国人の割合は13・4%と前回(2・6%)の約5倍になった。国や地域別では、台湾(37・2%)が最多で、香港(13・8%)、中国(11・4%)と続いた。会場となった島へは、岡山側からフェリーで訪れた人が約2割を占め、岡山の宿泊者数にもプラスになったとみられる。
楽天の担当者は「東京や京都などのポピュラーな観光地だけでなく、多様な地域にも足が向き始めている」と指摘した。
国内旅行でも、香川は健闘している。今年1年の国内旅行の宿泊予約数から算出した同様のランキングで、前年比約1・18倍となった。芸術祭が客を引き寄せ、小豆島・直島エリアでは37%増えた。複数で訪れる女性グループは、約1・5倍となり、「『女子旅』での人気スポットになっている」(担当者)という。(漣博司)
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