香川県伝統工芸に「打出し銅器」という工芸品があります。伝統工芸士の大山柳太さんの工房を訪ねました。「打出し」というのは、銅板を加熱しながら槌でたたいて仕上げていく技法です。
金属の殺菌効果を活かした大山さんオリジナルの打出し靴べら。


裏面には大山柳太さんオリジナルマークの「大柳」が刻印されています。


1つ1つ伝統工芸士の大山さんの手でつくられています。


こちらは、大山さん愛用のヤカン。使い込むほどに色合いに深い味わいがでてくる打ち出し銅器。
ちゃんとメンテナンスしながら使う事で親子孫の3世代が使うことができるそうです。

香川県伝統工芸の打出し銅器。アーキペラゴ・ストア
そもそも銅は人類が初めて使った金属であると言われており、香川県で打出しの技術が始まったとされる江戸時代には、日本の銅の生産高は世界一の約6,000tを誇っていました。瀬戸内の犬島製錬所、直島三菱マテリアル製錬所も銅を大正時代から精錬していた場所の一つです。江戸時代には銅の固まりを打ち出していましたが、現在は銅板を型に切出し、熱を加え柔らかくした所を打出して作ります。

打ち出しとは型取りした銅板を加熱しながら木槌や金槌でたたいて仕上げていく方法です。金属の殺菌効果を活かした大山さんオリジナルの打出し靴べら。1つ1つが伝統工芸士の大山さんの手作り。ちゃんとメンテして使う事で親子孫の3世代が使えます。裏面には大山柳太さんオリジナルマークの「大柳」が刻印されています。
手作りのため色や形などに微妙な違いがありますがご容赦ください。

銅・真鍮の打出し くつべら(小)
原材料名 (本体)鋼・真鍮
サイズ 長さ85 mm×幅40mm
製造場所(生産地) 高松
真鍮 1,680円(税込)
鋼 1,680円(税込)
購入はこちらから

真鍮の打出し くつべら(大)
原材料名 (本体)鋼・真鍮
サイズ 長さ85 mm×幅40mm
製造場所(生産地) 高松
真鍮 1,680円(税込)
鋼 1,680円(税込)
購入はこちらから

参考:
大山銅工所 | 瀬戸内の島・海・アートを応援するアーキペラゴ・ストア
打出し銅器:高松市
yoshida re:public : 香川の職人さん 打ち出し銅器の大山さん