クロックマップの躯体は、テーブルの地図と壁面のディスプレイをつかった
マルチタッチ・インタラクティブディスプレイです。
ディスプレイには、三菱電機開発のダイヤモンドタッチという
タッチパネルを使用しており、複数人数が参加可能です。
座面から流れる微弱電流を感知することで触れている場所を把握します。
以前ここでもメモした、Jeff Hanのマルチタッチディスプレイなど、
いろいろ世の中には複数のポイントを感知できるディスプレイがあります。
複数のカメラ式やタッチパネル式とは違い、
座面からの微弱電流を感知しているので、
どの席に座っている人物が画面にふれているのかが判別可能な点と、
“指で触れている場合”と”手のひらで触れている場合”など、
画面に触れている面積や形状を判別可能な点が大きな特徴といえます。
現在は、通常のパソコンなどと同様、
一点入力ディスプレイとしてリリースしていますが、
今後は、ダイアモンドタッチの機能を最大限い生かし、
入力アクションによって操作可能なものにしていくことがひとつの課題です。
参考:
Multi-Touch Interaction Research 2006, Jeff Han [Link]
SEE – Melbourne Central ShotTower Muesum (Youtube) [Link]
SEE – Interactive MINI (Youtube) [Link]
FORD MODEL U interactive (Youtube) [Link]
Phycon on tangent (Youtube) [Link]
Interactive multi-touch table (Youtube) [Link]
TouchTable – ESRI User Conference 2005 (Youtube) [Link]
iBar – largest multitouch touchscreen (Youtube) [Link]
Interactive shopwindow (Youtube) [Link]
SIGGRAPH 2004 – EMERGING TECHNOLOGIES展示セクション(2) [Link]
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