豊島に開かれた窓「てしまのまど」 Teshima no Mado, Teshima island


豊島にオープンしたカフェ&オルタナティブ・スペース「てしまのまど」
小豆島出身のアーティストの安岐理加さんが、
お祖父様・お祖母様がされていた海苔養殖のための小屋を改装して
美味しい珈琲が飲めるスペースをオープン。
島の古い写真の上映会やトークイベントなどさまざまな企画が催されています。

てしまのまどの
場所:香川県小豆郡土庄町豊島家浦2458-2 [Google Maps]
電話:080-4037-0410
定休:水曜 / 隔週木曜 (臨時休業あり、詳しくはサイトにてご確認ください
時間:月・金・土・日10:00~17:30 / 火・木 10:30~15:00

Teshima no Mado
Place : 2458-2 Ieura, Teshima island, Tonosho town, Shouzu-gun, kagawa pref., Japan [Google Maps]
TEL : 080-4037-0410
Close:Wednesday / Some Thursday (irregular holidays)
Time:Mon・Fri・Sat・Sun10:00-17:30 / Tue・Thu 10:30-15:00

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個人的にツボだったのは、お祖母様が編んだというカゴや、羊毛をカットしていたハサミ等の道具の数々。
どれも見れば見るほど機能的によくできていて、背伸びしていない美しいデザインなのです。


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こうした、「デザイン」なんて言葉がなかった時代に、
かつて当たり前に生活に寄り添うように存在していた機能美が
瀬戸内の島々にはまだたくさん残されています。
こうしたものを次の世代に受け継ぎ、
新しいものにつくりかえていくことも大切なことだと気が付かされました。

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2013年10月11日(金) イベントレポート

「てしまのまど」のトークイベント終了しました。参加してくださったみなさま、ありがとうございました!
島の皆さんとみた豊島の戦前・戦後を写した古い写真、
岡山県・宇野北海道・飛生でおきているワクワクするような動き、
小豆島・うらら~新聞の本気で楽しみながらつくっている裏側のお話、
加藤種男さんの温かい言葉。ご一緒できてとても嬉しかったです。

「地域が受け継いできた生きる知恵を活かして、次の世代に新しいカタチに受け継いでいく」
そんなヒントが見えました。
この秋、瀬戸内国際芸術祭にあわせて豊島にこられる予定の方は
ぜひ足を運んでみてください。

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てしまのまどのアートプロジェクト2013 「観光 暮らしの光を観る」

 『地域を変えるソフトパワー』刊行記念全国縦断トークツアー 

日程:2013年10月11日(金)
場所:てしまのまど (〒761-4661香川県小豆郡土庄町豊島家浦)
時間:
 17:00- 豊島上映会 昔の写真の上映会
 豊島の昔の写真を集めてスライドショーにまとめた映像の上映です。
 18:30- 『地域を変えるソフトパワー』刊行記念全国縦断トークツアー 
 「暮らすことと地域」 加藤種男 × オクムラユッコ ×坂口祐 × 森美樹
料金:無料/要申し込み
お申し込み・お問い合わせ:teshimanomado@gmail.com

主催:てしまのまど
共催:AAFネットワーク実行委員会
助成:公益財団法人 福武財団/ 公益財団法人 中條文化振興財団/ アサヒグループ芸術文化財団
特別協賛:アサヒビール株式会社

Teshima no Mado Art Project 2013 “Sightseeing”

Date : 11th October 2013
Place : Teshima no Mado (Ieura Teshima, Tonosho town, Shouzugun, kagawa pref., Japan)
Time :
 17:00- Teshima movie
 18:30- Talk tour “community-dwelling”
 Guest : Taneo Kato × Yucco Okumura × you sakana × Miki Mori *Free
Contact : teshimanomado@gmail.com

ゲストプロフィール

加藤種男|Taneo KATO  
元アサヒグループ芸術文化財団顧問、企業メセナ協議会専務理事
1990年以来、アサヒ・アートフェスティバル(AAF)の立ち上げをはじめ、近年のアサヒビールの文化活動のすべてにかかわってきた。また、わが国の企業メセナ(芸術文化を通した社会創造)活動をリードし、現在企業メセナ協議会専務理事。NPO活動の推進にも取り組み、アートNPOフォーラムの創設に参加。文化芸術創造都市横浜などの「創造都市」の旗振り役として、横浜市芸術文化振興財団専務理事などを歴任し、現在は沖縄県、八戸市、洲本市、東京都などのアドバイザーも務める。2008年度芸術選奨文部科学大臣賞受賞。

オクムラユッコ|Yucco OKUMURA  
1972年、小豆島生まれ 。
文化服装学院を卒業後(株)サンエー・インターナショナル、(株)サザビーにて勤務。2002年、服飾雑貨企画製造販売のThingsを起業。2010年より小豆島に暮らす仲間達と共に 部活動として「うららー新聞」を制作、4ヶ月に一度のペースで 発行している。

森美樹|Miki MORI  ガラス作家/うのずくり実行委員長広島県出身。
倉敷芸術科学大学でガラス工芸を学んだ後、2007年、共同アトリエ「駅東創庫」に出会い宇野へ移住。2011年から、若手クリエイターを呼び込もうとする移住プロジェクト「うのずくり」にて「職住遊」のサポートを行う。これまでに13組26名の移住をお手伝いする。

坂口 祐 You SAKAGUCHI  
香川県高松市/物語を届けるしごと/せとうち暮らし神奈川県出身
大学でランドスケープデザインを学び英国留学。帰国後2010年より四国・瀬戸内へ移住し、デザインの仕事を通じて地域の物語を届けている。島の雑誌「せとうち暮らし」の写真、地域の郷土誌やポータルサイトの仕事をする傍ら、自信のWebサイト(yousakana.jp)やSNSを通じて四国・瀬戸内の情報発信を都市圏や海外に向けて行なっている。

観光 暮らしの光を観る

人は土地に住まうとき、何らかの造形活動をおこなうのだと思います。 それは大げさな事ではなくとも、例えば、始めは荷物を降ろして、配置するだけのことかもしれない。 それが、ずっと同じ場所に居つづけると、やがては自分の外側の、つまり周囲の環境を整え、他者との関係性を築き始め、困難な事がおきれば力を合わせてそれに対応し、喜びを共に分かち合い、様々なことを共有し始める。 そういった事の、幾度もの繰り返しの過程で遺されてきた造形に他者が触れるとき、異郷に辿り着いた者は出会う事もなかった人の暮らしを知り、意志をうけとり、そのとき造形活動は此方と彼方を媒介する事物になる。此方と彼方は一方通行ではなく、互いに共鳴し、ゆるやかな道筋が走り始める。人の移動に伴って、造形活動も移動し、また何処かで此方と彼方の媒介が起こる。 やがて造形活動が人と土地と時間を介して文脈を孕み始めたとき、我々の日々の低層を奏でる。
私たちの日々の暮らしのなかにひっそり在る物語や神話。われわれはそれらの事物をどれだけ読み取り、感じて暮らしているのだろう。

てしまのまどのアートプロジェクト2013では「観光」に着目したプロジェクトを展開します。

近年、豊島はアートの島として観光を目的とする様々な人が訪れ、親しまれるようになりました。 観光の語源は「国の光を観る。用て王に賓たるに利し」の一文にあると言われています。 「国の光を観る」という一文を自分の足元を見つめ直すという意味に捉えた場合、私たちは島の生活からそのような光を見出していくことができるでしょう。
てしまのまどでは、島の自然や人の暮らしを、様々な手法によって訪ねることで再認識し、現代社会をいきる私たちの生活の現場から観光について、各専門家らを迎え、作品の展示、トークショー、ワークショップなどから考える試みをおこないます。 「アート」? 文化、芸術という大きなうねりを、豊島の暮らしを通して、多様な表現と対話を手がかりにし、人が土地に住まうときに自ずとおこなう造形的な行為から見つめてみたいと思います。

10月17日(木)    
18:30~ げこや食堂さんの島食材を使ったご飯とゲストを囲み食事会           1000円/要申し込み/定員15人

20:00~ 暮らしの光を観るトークショー 「住まうことと仕事」 岡昇平 ×蛇谷りえ × 宮城未来   参加無料/要申し込み

ゲストプロフィール

岡昇平|Syohei OKA  1973年香川県高松市生まれ。設計事務所岡昇平代表、仏生山温泉番台。
建築の設計を本業としながら、家業の温泉を運営。まち全体を旅館に見立てる「仏生山まちぐるみ旅館」を10年かがりで進めつつ、「仏生山まちいち」「ことでんおんせん」「50m書店」「おんせんマーケット」などをしたりしています。

蛇谷りえ|Rie JYATANI  1984年大阪生まれ。
自身を取り巻く社会環境の中で、表現やメディア媒体を用いた企画・マネジメント・制作を仕事とする。2012年に「うかぶLLC」を三宅航太郎と共同で設立し、鳥取県東伯郡湯梨浜町にて複合型の滞在スペース「たみ」を開業。その他、県内外でのアートプロジェクトの企画やマネジメントを務める。

宮城未来|Miki MIYAGI  1976年生まれ、香川県高松市出身、現在沖縄県那覇市在住。
2001年から5年間NPO法人前島アートセンターの事務局を担当。その後マングローブ植林活動を行うNGOでアルバイトをしたり沖縄県立美術館の開館前に学芸員補助の仕事を行う。2007年に美術工芸書の古書店『言事堂(ことことどう)』を開店。

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10月20日(日)

18:30~ げこや食堂さんの島食材を使ったご飯とゲストを囲み食事会                  1000円/要申し込み/定員15人

20:00~ 暮らしの光を観るトークショー 豊島CAMP 「記憶と物語」藤井光 × 吉澤弥生× 杉田敦    参加無料/要申し込み

ゲストプロフィール

杉田敦|Atsushi Sugita  美術批評。オルタナティヴ・スペース art & river bankディレクタ。女子美術大学教授。
最近の著書に、『ナノ・ソート』(彩流社)、『アートで生きる』(美術出版社)、『アート・プラットフォーム』、 『inter-views』(共に美学出版)がある。作品に”critics coast”(越後妻有アートトリエンナーレ, 2009)など、キュレーションにポルトガルの現代美術展『極小航海時代』(JAM)などがある。また、アーティストの増本泰斗と、ディスカッション・プ ロジェクト、”Picnic”を行っている。

藤井光|Hikaru Fujii  1976年東京都生まれ。同地在住。パリ第8大学美学・芸術第三博士課程DEA卒。1995年渡仏。
2005年帰国以降、現代日本の社会政治 状況を直截的に扱う表現活動へと転換。  http://hikarufujii.com/

吉澤弥生|Yayoi Yoshizawa  大阪大学招聘研究員/法政大学ほか兼任講師/NPO法人recip代表理事・NPO法人アートNPOリンク理事。
労働、政策、運動、地域の視点から現代芸術を研究。近著に『芸術は社会を変えるか?』青弓社(2011)、『続・若い芸術家たちの労働』(2012)、『現代思想特集 大阪』青土社(共著、2012)等

CAMP|camp
CAMPは同時代のアートをさまざまな人たちと話し合い、考えることを目的としています。アーティストやキュレーター、ディレクター、批評家、研究者、学生と共に、トークイベントや展覧会、パーティーなどを主に東京で開催しています。http://ca-mp.blogspot.com/

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10月26日(土)
9:00~17:00
暮らしの光を観る ワークショップ「土地と方法」       参加費2000円(昼食代込み)/要申し込み(定員15人)
午前 しまあるき 「豊島堂々めぐり」              ファシリテーター:乗松真也 × 安岐理加
午後 ワークショップ びおんオーケストラプロジェクト      ファシリテーター:吉濱翔

※豊島堂々めぐり
堂々めぐりは美術家安岐理加が実践する歩く見る聞くの活動です。内容はみんなできになるみちを歩き島の暮らしや歴史を感じたり、見つけたり、ひらめいたり、教え合ったり。歩いた後はみんなで地図を作ります。
これまでに東京、水戸、青森、大阪、沖縄など、さまざまなところで開催してきました。今回は とても古い時代の生業に詳しい乗松さんをお迎えして歩きます。

※ワークショップ びおんオーケストラプロジェクト
びおんオーケストラは美術家の吉濱さんによる日常にある様々な物を使って集団演奏を行うプロジェクトです。
これまでに沖縄、東京、青森などでライブイベントへの出演やワークショップなど様々な形態でプロジェクトを行ってきました。 普段あまり聴かれていないであろう小さな音や遠い音たちを意識するためのコンセプトを持っています。 http://syo-yoshihama.tumblr.com/post/47291215133

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11月1日(金)

14:00~ 暮らしの光を観るトークショー「盆踊り~音楽と所作が紡ぐもの」大谷将 × 安岐理加

ゲストプロフィール

大谷将/中西レモン|Masalu Ohtani/Remon Nakanishi  ジムプリチウスもしくはぶらぶらしてる人。
近年は専ら盆踊りを足掛かりに人々が唄・踊りを楽しみ伝承した場を訪うている。展示『掛唄』(2002年秋田・県指定無形民俗文化財金澤八幡宮伝統掛唄行事での展示)、舞台企画『ちょっとした舞・踊の祭典 畳半畳』(2004年~東京他)など。

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11月  4日(月・祝)

18:30~ げこや食堂さんの島食材を使ったご飯とゲストを囲み食事会        1000円/要申し込み/定員15人

20:00~  暮らしの光を観るトークショートークショー 「地域と経済」渡邊太×乗松真也×白川昌生 無料/要申し込み

ゲストプロフィール

渡邊太|Futoshi WATANABE  大阪国際大学講師。専門は文化研究・宗教社会学。
末期資本主義に抗して人が集まる場所をつくる運動に関心を持つ。主な著書に『愛とユーモアの社会運動論』(北大路書房、2012年)、『聖地再訪生駒の神々』(共著、創元社、2012年)、『よくわかる宗教社会学』(共著、ミネルヴァ書房、2007年)等。
白川昌生|Akio SHIRAKAWA  1948年北九州生まれ。美術作家。
近代問題や地域のアートの問題などをあつかい、著書に「美術館、動物園、精神科施設」(水声社2011年)「西洋美術史を解体する」(水声社2011年)ほか。2013年新潟の「水と土の芸術祭」では沼垂ラジオ活動をおこなうなど。

乗松真也|Shinya NORIMATSU  香川県埋蔵文化財センター1974年愛媛県生まれ 
専門は考古学、特に弥生~古墳時代の漁撈など。瀬戸内海の生業にかかわるモノを通して、過去の経済や社会のあり方を考えている。


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