パリオリンピックでフェンシングが盛り上がっていますね。実は、世界で活躍する多くの選手に愛用されている香川県東かがわ市産のフェンシンググローブ。数ミリの違いで勝敗が決するフェンシングにおいては、グローブを立体縫製できる職人の技術がとても大切になります。

日本の手袋の9割を生産している東かがわ市では、冬の手を温めるための手袋以外にも、スポーツ用のグローブや消防用のグローブ、農業用のグローブなど様々な用途に対応した多様な手袋を生産しています。

Fencing is getting excited at the Paris Olympics. In fact, fencing gloves made in Higashikagawa City, Kagawa Prefecture, are used by many athletes who are active in the world. In fencing, where a few millimetres make the difference between victory and defeat, the skill of the craftsman who can sew the gloves in three dimensions is very important.

Higashikagawa City, which produces 90% of Japan’s gloves, produces a diverse range of gloves for various uses, including sports gloves, firefighting gloves and agricultural gloves, in addition to gloves for keeping hands warm in winter.

パリオリンピック フェンシング 女子サーブル団体 日本は銅メダル フェンシングで日本の獲得メダルは4つに | NHK | #フェンシング

パリオリンピック、フェンシング女子サーブル団体の3位決定戦で日本は世界ランキング1位の地元フランスを破り、銅メダルを獲得しました。日本がサーブルでメダルを獲得するのは初めてです。

フェンシングの団体は1チーム3人ずつが総当たりで戦い、9回の対戦で合計のポイントが多かったチームか、先に45ポイントを取ったチームが勝ちとなります。世界ランキング8位の女子サーブル団体の日本は、個人で世界選手権2連覇を果たし、開会式で旗手を務めた江村美咲選手に、高嶋理紗選手、福島史帆実選手、それにリザーブの尾崎世梨選手のメンバーで今大会に臨み、初戦の準々決勝で世界2位のハンガリーを45対37で破りました。準決勝では世界3位のウクライナに32対45で敗れ、決勝進出はなりませんでしたが、3位決定戦で世界1位で地元のフランスと対戦しました。

日本は7対10で迎えた第3試合、リザーブでチーム最年少の21歳、尾崎選手が積極的な攻撃でポイントを重ねて15対13と逆転しました。その後、29対30で迎えた第7試合は、高嶋選手が6連続ポイントを奪って35対30として再び逆転しました。そして、3ポイントリードで迎えた最後の第9試合は、試合途中に観客がフランス国歌を歌うアウェーの空気感の中、エースの江村選手が巧みなフットワークから強烈な突きを見せるなどポイントを重ね、45対40で勝って銅メダルを獲得しました。

手袋の産地、香川県東かがわ市へ。なんと日本の手袋の9割が、ここ東かがわでつくられています。今回は、東かがわで生まれた手袋ブランド『tet.(テト)』のご紹介で、フェンシング・グローブを手がける Scherma(スケルマ)の職人、細川勝弘さん・かずゑさんご夫妻の工房を訪ねました。

「手袋が営業マン」という細川さんの言葉通り、手にフィットする立体的で細やかな手仕事は口コミで広がり、2008年北京オリンピックで日本フェンシング史上初の銀メダルを獲得した太田雄貴選手をはじめ、世界中の選手から愛用されています。その作りや工夫を聞いて驚いたのは、フェンシングの競技種目(フルーレ・エペ・サーブル)によって作りが変わってくるというもの。日本の職人魂ここにあり!コンマ何mmを競い、世界の舞台で活躍する選手を支える道具を四国にいるたった二人の職人が支えていると思うと、2020年の東京オリンピックの見方も変わってきそうです。凄い!

スケルマフェンシンググローブ
住所:香川県東かがわ市松原1275-3 [Google Map]
電話:0879-24-0922

Scherma Fencing Glove
Address : 1275-3 Matsubara, Higashikagawa city, Kagawa pref., Japan [Google Map]
Tel : +81-(0)879-24-0922
Order form (English)

スケルマフェンシンググローブ
住所:香川県東かがわ市松原1275-3 [Google Map]
電話:0879-24-0922

Scherma Fencing Glove
Address : 1275-3 Matsubara, Higashikagawa city, Kagawa pref., Japan [Google Map]
Tel : +81-(0)879-24-0922

企業方針 | スケルマフェンシンググローブ

香川県東かがわ市の地場産業として50年間、アパレル用革製品から各スポーツ用グローブの生産に携わり、そのノウハウを生かして新たな産業を生み出します。 海外からの輸入製品が多いフェンシングにおいて、日本人の手に合った、より良いグローブを提供します。 ”made in JAPAN” にこだわり、1双1双丁寧に生産し、各選手のより高いパフォーマンスを応援します。

企業沿革
2005年 フェンシンググローブ試作開始
2006年 元オリンピック選手と共に試行錯誤のうえ製品化を実現
2007年 チームグローブ・個人オリジナルグローブ受注生産開始
日本代表監督から選手用・コーチ用グローブ製作の依頼
2012年 試合用グローブ生産開始
2015年 facebook開始
2017年 ホームページ開始
2017年6月 新商品発売 Extra/Competition