徳島県、サテライト・オフィスなどで有名な神山町の山奥、鍋岩の集落に廃校になった左右内(そううち)小学校が大人も子どもも、楽しく美味しく阿波文化を学ぶことができる学校「あわ文化学校」が開催されていたので行ってきました。以下、2014年のレポートです。
「お嫁さんのお菓子」の砂糖付け体験や、和田乃屋さんの焼き餅 菊紋押し型体験、阿波藍や半田漆器、農家や台所で使われてきた道具を作ってきた大久保鍛冶屋さんの道具のことを知ることができます。徳島のコーヒーやお茶で温まり、半田素麺やそば米雑炊などが日替わりで登場する美味しい給食もあります。
I went the event “Awa(Tokushima) cultural school” which took place at Souuchi school, Kamiyama town, Tokushima pref. Japan. You could learn culture of Tokushima pref. like Handa japan(lacquer) craft, indigo dyeing, coffee, green tea, Handa thin wheat noodles and so on.
あわ文化学校
日時:2016年11月25日(金)~27日(日)
場所:徳島県名西郡神山町下分字鍋岩250旧左右内小学校 [Google Maps]
主催:徳島県・文化立県とくしま推進会議
1987年神山町立神領小学校へ統合された左右内(そううち)小学校
この日の給食は、北室白扇さんによる「温かい半田そうめん」や「そば米雑炊」。
浅井製菓所さんによる砂糖付けのワークショップ。
向かい合った刷毛の間を、
こちらは、藍染めのワークショップ。
徳島県藍染研究会さん。
数日前までホコリまみれだった廃校舎ないが、見事に蘇っています。
金ざし、金づち、きり、やすり、かんな。などの道具が入っていたタンス
購買では阿波番茶など「徳島の6種類のお茶」が用意されています。
徳島には不思議と素敵な老舗の喫茶店が多く、
コーヒー文化が根付いています。
「COFFEE WORKS」小原さんによる「コーヒー」の話。
「せとうち暮らし」も発見!!
半田漆器。
半田そうめんで有名な、徳島県の北西に位置するつるぎ町(2005年に半田町・貞光町・一宇村が合併)
に2003年まで職人さんがおられた伝統工芸「半田漆器」。
最盛期は明治時代中期で、江戸時代の享保年間(1716~1736)から
約280年の歴史があるそうです。
2013年11月、半田漆器最後の塗師・竹内久雄氏が亡くなりました。
勝浦町の「大久保鍛冶屋」から生まれた道具。
こうして立体模型で改めてみると
徳島県を横断する吉野川沿いに町が点在し、
そこに文化が生まれているのがわかります。
このイベントかなりよかったです。
全国の廃校舎の利用を考えている自治体の皆さんは必見のクオリティです。
スタッフも徳島県庁の皆さんなのだそうです。気合がはいっています。
有料でもぜひ参加したい企画、ぜひともまたやってほしいです。
これ自体をパッケージ化して各地でも展開できそう。やるなあ、徳島県。
あわ文化学校
日程:2015年10月9日(金)〜12日(祝・月)
時間:10:00~16:00
場所:徳島県名西郡神山町下分字鍋岩(旧 左右内小学校) あわ文化学校
料金:参加費無料
主催:徳島県・文化立県とくしま推進会議AWA Cultural School
Date : 9th – 11th October 2015
Time : 10:00-16:00
Place : Souuchi School, Nabeiwa, Kamiyama town, Tokushima pref., Japan
Fee : Free
コメントを残す