コクヨデザインアワード2006受賞作品
テーマは「素」
写真新世紀につながりでメモ。
プロダクトデザインのコクヨデザインアワード。
今年の受賞作品が発表されました。今年もなかなか面白い。
グランプリ
作品名:slice(スライス)
受賞者:大鋸 幸絵(オオガ サチエ)
特 長:野菜をスライスするように、使う度に形が変化する付箋の束
審査員コメント:
出品されたダミーが、圧倒的に美しかった。実際にこのようなものを量産するのは、
今のテクノロジーでは無理かもしれないが、もしかすると近い将来には可能になるかもしれない。
美しいものが人の気持ちを牽引していくことは今もっとも求められていることかもしれない。
すばらしい提案だと思う。
優秀賞
作品名:Leafusen(リーフセン)
受賞者:design office A4
婦木佑太(フキ ユウタ)、菅野大門(カンノ ダイモン)、
福井守(フクイ マモル)、岩田俊太郎(イワタ シュンタロウ)
特 長:時間が経過するにつれて紅葉する、葉っぱ型の付箋
審査員コメント:
量産されて実際に扱う時に、どのように包装し流通させ保管すればいいかまで検討すると、
リアリティーがより出たかもしれない。しかし、大変面白い視点である。
1日で変化するものや1年で変化するものなど、
時間軸を変えてラインナップしても使用の仕方に工夫ができそうである。
グランプリの “Slice (大鋸幸絵)” と 優秀賞の “Leafusen (design office A4)”
は共に自然物の中にある美しさをデザインに取り込んだ例。
自然の中にモチーフを見出す発想は、アプローチとしてはありきたりですが、
特にグランプリ作品のスライスされた野菜を付箋紙に用いるというアイデアと
その模型の完成度は、「おいしそう」とさえ思えてくる美しさがあります。
参考:
プレスリリース 「コクヨデザインアワード2006」の受賞作品が決定 [Link]
「コクヨデザインアワード2006」受賞作品決定 (IBTimes) [Link]
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