今朝は3時に起きて高松中央卸売市場へ。瀬戸内に春を告げる「鰆(サワラ)」の初競りを撮影させていただきました。魚へんに春と書いて「鰆」と書くように、文字通り、春になると鰆が産卵しに瀬戸内海にやってきます。鰆は、先日のアスパラとあわせて、瀬戸内に移住してきて最も感動した食材のひとつです。特に鰆は身が柔らかいので、お刺身はあまり関東では食べられません。
なんとあのさかなクンも、マツコの知らない世界に出演時に、サワラのお刺身が大好きだけど人生でまだ3回しか食べたことないんですと興奮気味にはなしておりました。高松では食べられるんです!瀬戸内国際芸術祭などで高松にきたらぜひ鰆のお刺身を飲食店やスーパーで探してみてください。
Japanese spanish mackerel is heralding the start of spring. The auction started at the eastern Seto Inland Sea. Spanish mackerel is sawara in Japanese. The Chinese character of the fish name consists of the radical meaning fish and that meaning spring.Spanish mackerel is very familiar to the people in Kagawa as the fish signaling the coming of spring because the fish comes to the Seto Inland Sea from the Pacific Ocean to lay eggs from April to May.
The local people often send miso-marinated Spanish mackerels as a spring gift to reenforce good relationships with others.In farming villages, they have a custom called haruio. After finishing rice planting together with relatives, farmers treat them with oshinukizushi, that is, pressed sushi with Spanish mackerel. This indicates that Spanish mackerel has taken root in their life.
2019年4月22日撮影
初競りが午前5時半から行われました。2019年の鰆の初競りでは、過去最多の約4900匹。2018年の2145匹に比べ2.3倍の量です。最高値はご祝儀相場もあり例年の約4倍で、1kg 18,000円でした。
「平成最後の初競りで、大量に入ってくれてうれしい響きです」
香川県魚市場 近海課長 柴野将海さん
初競りの後、さっそくスーパーに並んでいる鰆のお刺身を買ってみました。なれると切り身を見ただけで鰆だとわかるようになります。
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サワラ(鰆) Japanese Spanish mackerel – Wikipedia
サワラ(鰆)、学名 Scomberomorus niphonius は、スズキ目・サバ科に属する海水魚の一種。細長い体の大型肉食魚で、食用に漁獲される。
成長するに従ってサゴシ(サゴチとも・40-50cm)、ナギ(50-60cm)、サワラ(60cm以上)と呼び名が変わる出世魚でもある。他の地方名にはサーラ(各地)、ヤナギ(若魚:近畿・四国)などがある。なお、石川県の方言では「サワラ」はカジキを指す。The Japanese Spanish mackerel, Scomberomorus niphonius, also known as the Japanese seerfish, is a species of true mackerel in the scombrid family (Scombridae). Their maximum reported length is 100 cm, and the maximum reported weight is 7.1 kg.
“平成最後”のサワラ初競り 過去最高値&最多水揚げ量に競り人もビックリ 高松市 | KSB瀬戸内海放送
瀬戸内に春を告げる魚、サワラの初競りが高松市で行われました。平成最後の初競りは「過去最高」かつ「過去最多」でした!「平成最後」のサワラの初競りは、午前5時半から行われました。最高値は競り人もビックリの1キロ・18000円。これは、例年の約4倍にあたる過去最高額です。また、22日は初競りとしては、過去最多の約4900匹が入荷しました。今年は、エサとなるイカナゴが多いことが要因とみられています。
(香川県魚市場 近海課/柴野将海 課長)
「平成最後の初競りで、大量に入ってくれてうれしい響きです」サワラ漁は、5月上旬にピークを迎えます。
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