ちょっと前のプロジェクトですがメモ。
絵画を街路に開放しようという
ナショナルギャラリーのプロジェクト。
> 時代とともにアートの意義や楽しみ方も変遷する。
> かつて一部の貴族のために意図された中世の名画が、
> 閉じた空間を離れてストリートに出た。街という新たなコンテクストの中で、
> 見る人との距離感や関係性が変わったのはもとより、
> 芸術の価値や意味に関する様々な質問を投げかけられているような気がする。
> グラフィティを初めとするストリートアート、ファッショナブルなウィンドウディスプレイ、
> そして様々なロゴや標識と肩を並べている中世の名画の数々。
> 名画の方が「格」が高いとされているとしても、
> こうして街に出た名画をカジュアルに太陽のもとで楽しむ機会を得てみると、
> アートの垣根が取り外されて全てがフレッシュに共鳴しているように感じる。
> 名画に描かれた人物達も、
> 今の街並や行き交う人々の様子を楽しんでいるようだった。
> 建築家 長谷川貴子 JDN 海外リポートより一部抜粋
> Over the course of twelve weeks in summer the streets of Soho,
> Piccadilly and Covent Garden were lined
> with some of the world’s most famous paintings,
> turning the West End into a giant gallery.
> Walkers were able to use our interactive map
> to find out which paintings were hanging where,
> or they could pick one of the specially designed tours,
> print out a map and download an audio guide
> for inside information on the paintings.
> More adventurous enthusiasts could create their
> own tour by picking the paintings they wanted to see,
> and then calling the phone numbers listed
> at each painting site to get the who, the why, the what and the when.
> All the paintings on The Grand Tour™ were
> beautiful reproductions produced by our sponsors
> Hewlett Packard. But don’t worry –
> you can still visit the real thing every day free
> of charge in the National Gallery collection.
参考:
JDN /ロンドン 霧の向こう側 /23-5 今、「道」で起こっていること
http://www.japandesign.ne.jp/HTM/REPORT/london_smoke/23/index5.html
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