毎年5月18日に行われる「春日の川市」。香川県高松市を流れる春日川沿いに、春日☞川添☞川島と、上流に向かって市が移動して開催されます。木太町郷土誌によれば、およそ170年前、1850年(江戸時代嘉永3年)に春日川であそぶ子どもたちが拾った牛の骨を供養したのがはじまり。清光寺の住職が流れ灌頂(かんじょう)の供養をしたところに人が集まり、市がでるようになりました。地元の人に聞くと、「ハンバーグくじ」や「タニシ」の出店が人気とのこと。

The Kasuga no Kawaichi takes place every year on 18 May. The market is held along the Kasuga River, which flows through Takamatsu City, Kagawa Prefecture, moving upstream from Kasuga ☞ Kawazoe ☞ Kawashima. According to the Kiota-cho local history, the festival began around 170 years ago, in 1850, when children playing on the Kasuga River made offerings of cow bones they had picked up. When the priest of Seiko-ji Temple held a flow memorial service, people began to gather and a market was held. According to local people, the ‘hamburger raffle’ and ‘tanishi’ stalls are popular.

春日川の川市
日程:毎年 5月18日(春日)・20日(川添)・25日(川島)
場所:
 春日:香川県高松市木太町 [Google Map]
 川添:香川県高松市本山町 [Google Map]
 川島:香川県高松市川島東町 [Google Map]

River market of Kasuga river
Date: 18(Kasuga) / 20(Kawazoe) / 25(Kawashima) May every year.
Address : Takamtsu city, Kagawa pref., Japan
 KASUGA:Kita-cho town [Google Map]
 KAWAZOE:Motoyama-cho town [Google Map]
 KAWASHIMA:Kawashima-Higashi-cho town [Google Map]

2022年5月20日撮影 川添

2022年5月18日撮影 春日


川面に映るリフレクションが美しい


パノラマ

春日川の川市
日程:毎年 5月18日(春日)・20日(川添)・25日(川島)
場所:
 春日:香川県高松市木太町 [Google Map]
 川添:香川県高松市本山町 [Google Map]
 川島:香川県高松市川島東町 [Google Map]

River market of Kasuga river
Date: 18(Kasuga) / 20(Kawazoe) / 25(Kawashima) May every year.
Address :
 KASUGA:Kita-cho town, Takamtsu city, Kagawa pref., Japan [Google Map]
 KAWAZOE:Motoyama-cho town, Takamatsu city, Kagawa pref., Japan [Google Map]
 KAWASHIMA:Kawashima-Higashi-cho town, Takamatsu city, Kagawa pref., Japan [Google Map]

春日川の川市(高松)-21世紀へ残したい香川 | 四国新聞社

牛の骨の供養が起源

「木太町郷土誌」に春日川の川市の縁起がある。『一八五〇年ごろ、春日川で遊ぶ子供たちが牛の骨を拾った。子供は縄で数珠をつくって骨を中心に輪となり、念仏を唱える百万遍遊びをした。その夜、親の夢に牛が現れ、「ありがたい供養のおかげで成仏できる」と礼を言った。驚いた親たちが清光寺の住職に相談し、流れ灌頂(かんじよう)の供養をした。それから毎年、旧暦四月十八日に流れ灌頂を続けた。地域の人が大勢集まるので、市も立つようになった。』

春日川 (高松市) – Wikipedia

高松市西植田町に源を発し、高松低地東部を新川と並行して北流し、屋島西町の河口近くで新川に合流する。指定延長15.1km、流域面積62.9km2。新川はかつて東山崎町付近で当河川に合流していたが、古墳時代に治水のため当河川から分離されたといわれている。六条町で合流する支流の古川は、浅野新池、三郎池の余水を水源としている。上流部には四箇池(神内池、神内上池、松尾池、城池、公渕池、坂瀬池の総称)があり、約1200haの水田を潤すだけでなく、高松市水道事業の水源に一部転用されている。典型的な香川県における河川の特徴として、平時は水量に乏しいものの、降雨時には急激に水かさが増す。そのため下流部周辺ではたびたび洪水に見舞われており、特に2004年(平成16年)10月に上陸した台風23号は、本流の新川も含めて浸水家屋6666戸、浸水面積693haと周辺に甚大な被害を与えた。下流木太町の河川敷では毎年5月に、流れ灌頂の供養や植木・農具の販売を起源にもつ川市が開かれ、初夏の風物詩となっている。