秋になると鮮やかな黄葉に染まる二本の大銀杏(イチョウ)。香川県高松市塩江(しおのえ)の岩部八幡神社の鳥居の両脇に守り神のように立っています。東側を雄木、西側を雌木と呼びますが、どちらも雌株でギンナンがなります。香川県指定の天然記念物。
If you visit Takamatsu city in early November, must-see spot is the large ginkgo trees at Iwabu Hachiman Shrine, located in 1.4 kilometers north of Gyoki-no-Yu.
Two trees standing on both sides of the entrance to the shrine are similar to guardian angels. They are 600 and 400 years old, respectively, and the massive trunks show their distinctive character.
岩部八幡神社の大銀杏
住所:高松市塩江町安原上692-1 [Google Map]
紅葉:11月中旬
指定:香川県指定 天然記念物 / 1971年(昭和46年)4月30日
Ginkgo trees of Iwabu Hachiman Shrine
Address : 692-1 Yasuhara, Shionoe town, Takamatsu city, Kagawa pref., Japan[Google Map]
Autumn leaves : Middle of Nov.
Designated : Natural monument of Kagawa Pref. / 1971.04.30
顔
みなさん、写真を撮影されていました。
ギンナン。夫婦の銀杏ですが、どちらも雌株。
狛犬
岩部八幡神社の大銀杏
住所:高松市塩江町安原上692-1 [Google Map]
紅葉:11月中旬
指定:香川県指定 天然記念物 / 1971年(昭和46年)4月30日
Ginkgo trees of Iwabu Hachiman Shrine
Address : 692-1 Yasuhara, Shionoe town, Takamatsu city, Kagawa pref., Japan[Google Map]
Autumn leaves : Middle of Nov.
Designated : Natural monument of Kagawa Pref. / 1971.04.30
香川県指定 天然記念物
指定日:昭和46年4月30日岩部八幡神社の創始は養老年間(西暦717~724年)あるいは天平年間(西暦729~749年)と言われている。古くは現社地の北方に鎮座していたが、後に現社地の北西山麓に遷座したと伝わり、その旧跡と考えられる礎石が素婆倶羅社前に見られる。その後、山上に遷座し明徳3年(西暦1392年)には細川頼之によって社殿の修築がなされた。イチョウはその頃に植えられたと伝えられている。
イチョウは東側を雄木、西側を雌木と呼ぶが、いずれも雌株で、実(ギンナン)をつける。樹高は33メートルで、幹周は東側が9メートル、西側が6メートルである。秋には美しく黄葉し、遠くからもその雄大な姿を見ることができる。
なお、幹から多数の気根が垂れ下がっており、乳房に似ていることから産婦の信仰が厚く、乳を授かるよう祈願する者も多い。
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