レコンキスタ後にキリスト教徒の王たちが改築した城。
キリスト教徒の王なのに、宮廷内ではイスラムの服装を着て、
アラビア語を使うほどイスラム文化に心酔していたそうです。
スペインの各地からイスラム職人を呼び寄せ、
漆喰細工の「乙女のパティオ」やヒマラヤ杉の円形天井「大使の間」をつくる。
いずれも、ムデハル様式の傑作ということができるでしょう。
敵であるはずのイスラム文化に心酔し
それを生活のなかに積極的に取り込もうとする
当時の人々の心情はどんな様相だったのだろうかとやはり疑問が残る。
なんで、キリスト教の王にあたる人間がそんなことできたのだろか。
日本における神道と仏教の関係とはまた違った歴史的な文脈がありそうですが、
いまの僕には勉強不足でわかりません。世界ふしぎ発見。
ムデハル様式 (estilo mudejar)
> スペインの建築様式で、
> レコンキスタの後、残留イスラム教徒(mudajjan)の
> 建築様式とキリスト教建築様式が融合したスタイル。
アルカサル (Alcázar of Seville)
> スペインのセビリアにあるスペイン王室の宮殿である。
> 14世紀、ペドロ1世の命により、
> イスラム時代の宮殿の跡地にムデハル様式で建設が始められた。
> グラナダのアルハンブラ宮殿を意識した構造になっている。
> 15世紀から16世紀にも増築されため、
> ゴシックやルネサンスなどの様式も混じっている。
参考:
アルカサル (セビリア) – Wikipedia
ムデハル様式 – Wikipedia
アラゴンのムデハル様式の建築物 – Wikipedia
ビッグツアー:スペイン アンダルシアの旅: ムデハル様式建築
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