舐めるように飲めるコーヒーと居場所のある店。香川県高松市の夜、コーヒーと本にと音楽に出会いたいならぜひ、半空(なかぞら)に足を運んでもらいたいです。東京から来た友人が「こういう素敵なお店がある町っていいな。」と言っていました。そう感じさせてくれるお店。

You can meet delicious coffee, book and music at night in this coffee shop & bar “nakazora”, takamatsu city, Kagawa pref., Japan.

Nakazora — A place to enjoy coffee, books and music
The building is located on a bustling restaurant street in the center of Takamatsu.
Climb the narrow, steep stairs, open the heavy door and find bookshelves covering the entire walls.This café bar, which only has seats at the bar, has the atmosphere of a hideaway that is completely separated from the bustle outside.
Nakazora has a library of more than 2,000 books, including ones on literature, art and thought that were collected by the owner, Mr. Yosuke Okada. Feel free to choose any books you feel like reading.Nakazora also offers its own literary award program because, as Mr. Okada says, “Works created by lay authors, who are not professionals, are interesting in their own ways.” Read not only award-winning works, but also ones that were submitted as entries.(Experience Takamatsu)

半空(なかぞら)
住所:香川県高松市瓦町1-10-18 北原ビル2F [Google Maps]
電話:087-861-3070
時間:13:00〜翌3:00
定休:日曜

nakazora
Address : Kitahara building 1-10-18 Kawaramachi, Takamatsu city, Kagawa pref., Japan [Google Maps]
Tel : 087-861-3070
Time : 13:00-03:00
Closed : Sunday

2019年4月撮影


コーヒーも美味しい


いろいろな可愛らしいカップがならんでいます。


村上春樹の愛したシベリア・エキスプレス
Siberian Express which Haruki Murakami love



香川県高松市の伝統工芸、保多織(ぼたおり)のコーヒーフィルター


半空。この看板をみつけたら細い階段をあがり扉を開けるとお店があります。


扉を開けると、壁一面にならぶ本


最近は、ローカル鉄道ことでんと企画した「「ことでんストーリープロジェクト」と題された「半空文学賞」話題になっています。


コーヒー


フルーツサンド


紅茶


一輪挿し

カフェメニュー(一例)
半空ブレンド
ブレンドポットサービス
ストレートコーヒー
各種ストレートポットサービス
アイスコーヒー
カフェオレ
ウインナーコーヒー
ダージリンポットサービス
アッサムポットサービス
アールグレイポットサービス
ロイヤルミルクティー
バタートースト
ハチミツトースト
チーズトースト

バーメニュー(一例)
プレミアムモルツ 小瓶
マッカラン12年
グレンフィディック12年
オーヘントッシャン12年スプリングバンク 10年
ラフロイグ10年
ジャックダニエルワイルドターキー
白州 12年
イタリアンワイン 各種
カクテル 各種
ミックスナッツ
ドライフルーツ
カマンベールチーズ

・半空ブレンドコーヒー豆100g:550円
・午後8時以降チャージ料 :300円

『続・あれから十年、再び「半空」へと』

「いい店見つけたんだ、来ない?」と、友人から誘いの電話があって、早速その店で落ち合う事にした。目抜き通りと交差する路地を少し入ったビルの二階だった。薄暗くて細い急な階段を上がって扉を開けた時に、僕はもう決心していたように思う。ここで「半空」を再開させたい、と。思えば疎遠になっていた件の友人と偶然の再会を果たしたのは、在りし 日の「半空」での事だった。それから顔を合わせる度に、互いに思い描く将来の自分たちの店についてあれやこれやと話し合ったものだった。そんな彼がピンときたイメージと、僕のイメージがぴったり合致していても、何ら不思議はなかった。バーを長らく一人で切り盛りしてきたというマスターは、引退するきかっけをっているということだった。時を同じくして「半空」再会を目論んでいた僕は、店を譲って頂けないかとマスターに申し出た。それから数ヶ月後、友人は一足先に自分の店を構えた。僕は「半空」再開に向けて、溜まっていたイメージと愛用の道具を一つ一つ確かめ磨いている。街は様変わりしていて、僕自身だって変わってしまったかもしれないけど「半空」に望むものは同じだった。「舐めるように飲めるコーヒーと居場所のある店」。再開の日は、最初の「半空」の開店日からちょうど十年経った同じ日になりそうだ。