リズムを巡る考察本 – 奥窪宏太

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リズムを巡る考察本 [Link]
奥窪宏太


もうひとつ面白いのがあるなと思っていたら
担当教員が原さんでした。リズムに関する考察。
基礎デザイン学科 奥窪宏太さんの論文。
 作者コメント:
 > 本制作は〈リズムとは何ものか〉という問いによって想起された
 > 〈時間と空間の境界〉〈外在化した主体とされた表象〉〈身体の原記憶〉
 > に対する考察をもとに、〈リズム体験の示唆するもの〉を導き出そうという試みです。
 > 安易な直結は望みませんが、デザインあるいは創造行為に対する
 > 何かしらのアプローチをここに垣間みて頂けると幸いです。
 担当教員コメント:
 > 奥窪宏太はひとつの宇宙論に触れようとして「リズム」というテーマを選択した。
 > 生命が律動すること、すなわち生命現象とは何か。
 > 人が生きて命を謳歌する力の根源は何か。
 > そういう、答えの定かではない大きな問いを発してみることが、
 > 人が生きる結果として生み出されるデザインの営みを大きく俯瞰する上では必要になる。
 > この論考は、そういうスケールの問いかけである。
 > 具体的には、向井周太郎の「身振り論」やルートヴィヒ・クラーゲスの
 > 「リズム論」などを下敷きにしながら、
 > 機械的な反復ではなく創造的な更新の連続としてリズムをとらえようとしている。
 > リズムを巡る思想の様相を丁寧に学習する姿勢が、結果として優れた論考となった。  
 基礎デザイン学科 原研哉
参考:
平成19年度 武蔵野美術大学 造形学部卒業制作・大学院修了制作 優秀作品展 [Link]
MAU-基礎デザイン学科 [Link]
ムサビ日記 -室長の手羽-: オープンキャンパス企画紹介 [Link]
青山ブックセンター:『SENSEWARE』・『なぜデザインなのか。』 [Link]
原研哉 – Wikipedia [Link]

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1 Comment

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