2018年6月14日、徳島県唯一の村、佐那河内村(さなごうちそん)の大川原高原からの景色が、国土交通省・四国地方整備局などがすすめる「四国八十八景」に認定されました。
徳島県唯一の村、佐那河内村(さなごうちそん)に標高1,013mの大川原高原で、3万本の紫陽花(あじさい)が植えられており、6月末頃~7月中旬に見頃を迎えます。徳島市内からも近く、高原で涼しいので、避暑地として多くの観光客に楽しまれています。
There are 30,000 Japanese hydrangeas (紫陽花/Ajisai) at Sanagochi village which is the last village of Tokushima pref., Japan. The Okawara plateau of Sanagochi village is located 1,013 meters above sea level. It is famous for its hydrangeas, and many people come there from Tokushima city. The hydrangea garden in which over 30,000 of the flowers can be seen is open from end of June to July.
2017年7月16日撮影
2017年7月3日撮影
佐那河内村役場のある中心部からおよそ1,000mの大川原高原の見上げると風車がみえます。雨上がりの湯気。佐那河内村にたったひとつのコンビニのある中心部から山道を走って大川原高原に向かいます。山の上に風力発電があることもあり、山上に向かう道路幅は広く車が走りやすいです。
山上の駐車場に到着。一軒茶屋があります。ソフトクリームが人気。
六角屋根の休憩所
この日は濃霧。風力発電機の羽が見えます。
旭ヶ丸展望台にむかう道。三葉躑躅(ミツバツツジ)のトンネル。四国のみち(四国自然歩道)は、歩いて景色の優れている自然公園や文化財、名勝等を訪ね、自然と文化に接し併せて健康増進に役立つためにつくられたものです。四国を1周する全長は約1,600kmで、徳島県の延長は約300kmあります。
山の尾根線は、佐那河内村と上勝町の境界線。山の向こうに下ると葉っぱビジネスやゼロ・ウェイスト、ブルワリーなどで有名な徳島県上勝町です。
尾根線に沿って風力発電がならんでいます。
山の上に佐那河内村の肉牛「大川原高原牛」が夏の間、避暑のために放牧されていて気持ちよさそうです。
大川原高原の3万本の紫陽花
2017年6月27日撮影
2018年4月19日撮影
馬酔木(あせび)
木五倍子(キブシ)
三葉躑躅(ミツバツツジ)
佐那河内村の嵯峨川の渓谷と斜面の棚田。大川原高原の風車がみえます。以前取材したみかん農家さんはこの風車の回転する向きによって天気を占うそうです。
2016年4月19日撮影
おまけで、春頃の大川原高原の風景写真を貼っておきます。ぜひ、四季を通じて佐那河内村にお越しいただき、お楽しみください。
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