写真:名水でつくられた棚田のお米がうまい。日本棚田百選のひとつ小豆島中山地区千枚田
島外から移住する若者たちの知恵とパワー、情熱で新しい地域おこしの風を吹きこむ「地域おこし協力隊員」をこれまでに募集し、採用してきました。
初代の隊員は、新しい学びや地域の特産品などで小豆島を元気にする真鍋邦大さんです。
二代目の隊員は、瀬戸内国際芸術祭などアートの力によって島を元気にする柚木恵介さんです。
今回、日本の原風景といわれる中山の棚田や農村歌舞伎など地域の大切な宝物を後世に残していくため、地域の人たちと一緒になって活動していただく、新しい隊員を募集します。
移住者のこれまでに培ってきた経験や知識、ネットワーク等を活用して、将来的な棚田の保全に向けた計画づくり、棚田での農作業、地域の魅力をパソコンで情報発信できるなど、全てを兼ね備えた人材を確保しようとするものです。
また、町では、農村工学研究所の協力を得ながら、棚田の保全策の検討をはじめています。役場の中に棚田係を新しく設置し、地元に棚田保全の協議会を設けて、近く棚田保全のビジョンを取りまとめることにしています。
世界の至宝ともいうべき中山の棚田や農村歌舞伎を後世に伝える取り組みが本格化しています。
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