深泥丘奇談(みどろがおかきだん) 綾辻行人 [Link]
ブックデザイナー 祖父江慎
以前、情熱大陸・ようこそ先輩の出演をメモした祖父江慎さん。
彼が装丁した本の中に、綾辻行人さんの深泥丘奇談という傑作があります。
「日常の中に潜む不可思議な世界」という本の中身にあわせて
本の装丁が、見返しとカバーが反転しているという装丁になっています。
通常の本ではありえない装丁を実現するために
工場の人たちが冷や冷やしている様子を情熱大陸でご覧いただけます。
この装丁を空間でやったらどうなるだろうかと想像を膨らませています。
> 作家が住まう”奇妙な古都(まち)・京都”――
> 深泥丘(みどろがおか)に佇(たたず)む古びた病院――
> どうもこのところ――、
> 私と私の周囲にはおかしな出来事が続いている。
> ――ような気がするのである。
> おかしな……奇妙な、奇怪な、不思議な、
> それこそこの世の科学や理論では説明のつかない、
> そんな出来事が。(「悪霊憑き」より)
> せめぎあう日常と超常、くりかえす怪異と忘却……。
> 読む者にも奇妙な眩暈感をもたらさずにはおかない、たぐい稀なる怪談絵巻。
参考:
祖父江慎 情熱大陸 (sakana no makimono) [Link]
ブックデザイナー 祖父江慎 課外授業ようこそ先輩 (sakana no makimono) [Link]
祖父江慎 – Wikipedia [Link]
ほぼ日刊イトイ新聞 – 本の装丁のことなんかを祖父江さんに訊く。 [Link]
ほぼ日刊イトイ新聞 -あのへんな本をつくった人たち。 [Link]
GA info.:creator’s file :祖父江慎 [Link]
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