湿度の語感



北鎌倉円覚寺での牛さんとの話をメモ。
フランス語で、擬音語・擬声語・擬態語のことを包括的にオノマトペ(onomatope)と言います。
この時は、湿度と擬態語の関係性について。
僕の京都のお寺のおじいちゃんが生前、
よく日本の文化の根源には四季があるからなんだっていう話をしていた
というのを父親に聞きました。
その時は、「イギリスにも四季はあるっていうしなあ」と思ってたのですが、
実際、ロンドンでの生活を思い起こしてみると
夏でも冬でも気温の変化はあるけど、湿度はカラっとしていてほとんど変わらない。
日本においては、年間の気温の変化に加え、
湿度の変化が年間の風景の多様性をつくっている。
二十四節気があるくらいだから、四つどころかそれ以上の季節があるといっても過言ではない。
このとき牛さんが言っていて、面白いなと思ったのは
この季節の多様性は、日本の風景だけではなく、
触感、或いはそれを表現する言葉にも影響しているということだった。
 からから:bone-dry
 かさかさ:chapped and dry
 さらさら:silky and manageable
 しとしと(降る):drizzle
 びしょびしょ:soaked
 ぶよぶよ:spongy/gelatinous
みてもらうとわかるように、
英語においては日本語の擬態語は状態を直接説明しているだけだ。
同様にして、色の表現の多様性もこれらと密接に関連していることは言うまでもない。
エスキモーの言葉に雪の状態によっていろんな単語が存在するのにも似てる。
ロンドンだったら、もっとたくさん「曇り」という単語があってもいいのにな。
参考:二十四節気(wikipedia) [Link] / 英語擬音語・擬態語集 [Link]


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